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抗酸化・抗炎症で腎不全の進行を抑える:⑥アスタキサンチン

ねこさんのAIMをIgMから剥がす成分であるシスチンやグルタチオンのことを調べていたとき、既に臨床の現場で腎不全のねこさんにグルタチオンを使って治療し、その情報を詳しく公開してくださっている足立先生のサイトに辿り着きました。

足立先生とはメールで一度やり取りをさせていただいたことがあり、情報をご提供いただいたこともあって今でも大変感謝しています。近隣であれば往診を本当にお願いしたかったです。足立先生が推奨されている腎不全治療の組み合わせが、先にご紹介した、グルタチオン、NMNと今回ご紹介するアスタキサンチンの組み合わせです。

アスタキサンチンは非常に抗酸化力と抗炎症力が高いので、腎不全を進行させる体内の炎症対策に良いはずと、うちでも使い始めました。足立先生によるとDHCので良いですよとのこと。

アスタキサンチンを使用したわんこの臨床結果などこちらで報告されています。

興味深いのがアスタキサンチンに悪玉菌を減らして腸内環境改善の効果があるという点で、うちでも確かにコマさんのうんちの臭いが軽減されて無臭に近くなったので驚きました(うんちは赤くなります)。アッカーマンシアという糖尿病や肥満を抑える腸内細菌を増やしてくれるらしいです(ただアッカーマンシアという腸内細菌は若干扱いの難しさもあるようなので、コマさんの変化を注意深く見ています。)。腸内環境と腎不全は密接に関連しているので(腸腎連関)、その点でも期待が出来るサプリメントかもしれませんね。

アスタキサンチンは続けやすい価格ですし、腎不全でなくてもアンチエイジング目的で何か抗酸化サプリを取り入れようと思っているのであればオススメの候補の一つになるかと思います。


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