ニュースからの学び|ステマ規制は現実的なのか
ステマ自体は良くないと思ってますが、CtoC(PtoP)の時代に規制は現実的なのかどうかが問題ですね。
ステルスマーケティングの定義
ステルスマーケティングの何がいけないのか
ということで令和5年10月1日から景品表示法でステマを規制するそうです。
まあ言いたいことはわかります。
規制対象
SNS、レビューが対象なのが厳しいと思うポイントです。
ただ、SNS、レビューを発信した側は許されます。
広告とわかれば良い
広告とかPRとかプロモーションとかスポンサーとか、書いてあればOKなのかというとやはり微妙なようで、字が小さいなど、わかりづらかったらアウトです。
その線引きが以下です。
これだけでは、何も言っていないのと同じです。
一応具体例があります。
事業者の表示であることが記載されていないものについて
事業者の表示であることが不明瞭な方法で記載されているものについて
上記2点が想定されています。
結局どこからステマなの
完全に悪意のあるものは置いといて、悪意のないものの基準が曖昧です。
SNSやレビュー界隈で、最近は露骨に「ステマやな」感のあるものは無くなってきています。
なんとなく「PRなんだろうな」とわかるようなものばかりなのか、騙されているだけなのかわかりませんが、かなり浄化された印象を受けます。
まあバレた時の方が怖いからですね。
ただ、単純に報酬とかなしに、良かったものを良かったと言った場合にどこからステマなのかが曖昧です。
一応「個人の感想等の広告でないものは対象外」となっていますが、どのように判断するのかが疑問です。
さらに、自分のアカウントを伸ばすために「ChatGPTの上手な使い方5選」とか「足立区で美味しいお店5選」とかで再生継続時間や保存率を高める手法もありますが、感想でもなければ広告でもありません。
発信する側は規制対象ではないにしても、ステマ扱いされれば迷惑をかけてしまいます。
※ちなみに私はOpenAI社とも足立区とも一切関係ありません。
↑毎回こんな表示をしないといけないのでしょうか。
まとめ
色々と不明な点がありますが、最後にこのような文言があります。
これだけだと、前向きに捉えるか後ろ向きに捉えるかざっくりわかれそうな文言ですが、政治に対して不信感のある今だと「逃げ」の文言が多いことが予想されます。
タイミングが悪いですね。
ちなみに最近「ニュースからの学び」ばっかり書いてるのは、日経に載りたいからです。
自分が一番ステマしてました。
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基本的にふざけてます。たまに真面目になります。ギャップ萌えです。