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【後編】景信山〜小仏城山〜高尾山

前編はこちらのリンクからご覧ください。


1.小仏城山

景信山から見える富士山に別れを告げ、小仏城山までは下りをメインに縦走する。

傾斜が急なところもあり、膝が笑ってしまうため気をつけて行きたい。

そして、小仏峠を過ぎれば、あと少し。
景信山から1時間程で小仏城山に到着する。

小仏城山の山頂にもお手洗いはあるが、手を洗う水道がないため、ペットボトルの水を持っていくことをオススメする。

小仏城山のシンボル天狗像

小仏城山といえば、山頂に立つ城山茶屋のなめこ汁は絶品である。

陣馬山、景信山、小仏城山、高尾山にはそれぞれお茶屋さんがあるが、

・陣馬山はけんちん汁
・景信山と高尾山は味噌ベースのなめこ汁
・小仏城山は醤油ベースのなめこ汁

というように各々の名物の味噌汁がある。

城山茶屋のなめこ汁


城山茶屋は醤油ベースのさっぱりとした味が特徴のなめこ汁である。

そして、なめこに加え、大きく切った木綿豆腐がゴロゴロ入っているので食べ応えがある。

味噌と醤油、縦走した時は味を比較してみるのも面白い。


2.高尾山

小仏城山から高尾山へ行くルートは比較的平坦な道も多いが、途中の分岐を間違えると階段が数百段続く道に繋がってしまうため、注意が必要である。
※左側の道を選んだほうが傾斜は緩いが、もみじ台を少し通り過ぎてしまうため、戻る必要がある。

こうして高尾山に向かっていくと、山頂の少し手前「もみじ台」に辿り着く。

もみじ台からの眺め
もみじ台にある「細田屋」

城山茶屋に対し、高尾山「細田屋」では、ネギと(おそらく)三つ葉が入った味噌仕立てのなめこ汁をいただくことができる。

さっぱり醤油の豆腐がたくさん入ったなめこ汁
コクのある味噌ベースの青物が入ったなめこ汁

何時間も歩いて疲れた身体に味噌汁の塩分が染み渡り、暖かいものを食べることで気持ちもとても安らぐ。

高尾山だけに登山をした場合、山頂にたどり着いて満足してしまうことも多いが、ぜひ少し足を伸ばして、裏高尾のもみじ台にも立ち寄っていただきたい。


3.アクセスについて

高尾山頂へは複数のルート、複数のアクセス手段があるため、その日の体調や服装などを考慮し、コースを選ぶことができる。

・リフト

二人乗りのリフトは高尾山の麓から中腹までを片道12分で結んでいる。
※安全バーがないため、小さいお子さんや高いところが苦手な人は注意。

リフト
ケーブルカー

・ケーブルカー

こちらも高尾山の麓から中腹を結んでいる。
傾斜がとてもきつく、足が竦んでしまうが、スピードはゆっくりで身体の不自由な方でも利用しやすい。
※15分に1本運行しているが営業時間帯は要確認。

アクセスとは離れるが、ケーブルカー乗り場の目の前にある「すみか」で販売されている「天狗焼き」は高尾山のお土産にぜひオススメしたい。

天狗焼き

天狗の顔の形が可愛らしく、中の黒豆の餡は程よい甘さでとても美味しい。

券売機でチケットを購入した後、「この場で1個、持ち帰り2個」というようにお店の方に伝えるとそれぞれ分けてくれるため、家族や友人へのお土産としても最適である。
※持ち帰った天狗焼きはオーブントースターで少し焼くと香ばしくて、別の味わいを楽しめる。


4.安全に山を楽しむために気をつけたいと思ったこと

・秋〜冬は日没が早いため、朝早くに出ることが鉄則。

・念のため、ヘッドライトを持っていく。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

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