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旧正月と新月とカーニバル

2024年2月10日(土)は旧暦では 旧正月、占星術では 水瓶座新月 でした。

ポルトガルは厳密に言うと新月は2月9日の夜だったのですが、どちらにしても2月10日は新しい良い運気が満ちるスタートの日でした。

今年の2月は 節分と立春 もあったし、旧正月もあって1月よりも新しいスタートを切るのに良い月のように感じます。

そんな新しいエネルギーが降り注ぐ2月。

ポルトガルではカーニバルが始まりました。

マデイラ島では旧正月と水瓶座新月のあった2月10日にリオのカーニバルのような豪華なパレードがありました。

偶然なのかなんなのか・・・

そこで今年のパレードを見ていて色々と重なっていた部分もあったので、お話ししていきたいなと思います。


大きな節目の旧正月

日本でお正月といえば1月1日なので、旧正月ってあまり馴染みがないと思いますが、中国をはじめとしたアジア諸国では旧正月が盛り上がりを見せる期間です。

有名なのが中国の「 春節 」ですよね。

現在の日本は、太陽の運行に基づく太陽暦のグレゴリオ暦が採用されているのでお正月は1月1日となっています。

旧正月は旧暦を用いて計算されるため、毎年同じ日が旧正月になるわけではありません。
今年は2月10日でしたが、来年2025年は1月29日が旧正月になります。

旧正月は旧暦のお正月。

新年は1年の中でも大きな節目となって運気が切り替わるときです。

良い運気に溢れていて 運を高めやすいチャンスの日 なんて言われています。

そんな旧正月のキーカラーは

赤は魔除けの意味で縁起が良いとされていて、旧正月の服装は赤いものを身につけたり、赤い飾りつけをして福を呼び込むそうですよ!

香港の春節の過ごし方を覗き見👀】
noteのフォロワーさんでもある香港で暮らす日本人、ミシェリーさん。
香港の春節前のアレコレや春節の過ごし方などについてvlogで紹介されています。

自由に進化していく水瓶座新月

太陽と月がピタリと重なり月の姿が見えなくなる新月。

占星術では新月は「スタート」「リセット」「種まきのとき」「意図する」なんて言われています。

新しい物事へのチャレンジや目標を立てたり、願い事をするのに最適な日でもあります。

そんな新月ですが、月が滞在している星座によって新月がもたらす意味合いが違ってくるんです。

2月10日は月が水瓶座に滞在している水瓶座新月。

水瓶座は

改革・革命、自分軸、フレンドリー、自由主義、最新情報、最先端、独創的、義理人情に厚い、博愛精神、未来、IT、インターネット

というキーワードがあります。

今回の新月は 破壊と再生 を意味する冥王星も水瓶座に滞在しています。

ここから読み取れるのは、窮屈な状態から脱して「もっと自由になりたい !」という魂の叫びが、革命を起こす原動力になっていくということ。

占星術界では2021年から「 風の時代 」という時代になり、2024年から本格的な風の時代に突入していきます。

固定された枠を超えて、より「自由」で開放的な価値観へと流れていきます。

今回の水瓶座新月は自由に進化していくという意味が現れているような新月だったように思います。

ちなみにですが、旧正月は毎年同じ日というわけではないんですが、月の満ち欠けに基づいた暦である旧暦なので、必ず新月の日が旧正月になります。

しかも水瓶座新月の日が必ず旧正月。

これってけっこうおもしろいですよね!

マデイラ島のカーニバル

新しいスタートのエネルギーが溢れていたそんな日に、マデイラ島フンシャル ( Funchal )ではカーニバルの目玉であるアレゴリックパレードが開催されました。

リオのカーニバルのような豪華なパレードは2月のイベントの中でも人気!

たくさんの地元の人や観光客が訪れます。

今年は旧正月ということもあったのですが、それを知ってなのか偶然なのか・・・

ドラゴンがデザインされた山車やドラゴンをイメージした衣装や着物をイメージした衣装のグループがありました。

赤いドラゴンの飾りの山車

今年は干支も辰なので、いろいろ重なっていて「シンクロ?」なんて思いながら見ていた日本人です。

ですが、東洋では龍と聞くと縁起が良いとされていますが、西洋ではドラゴンは悪とされています。

なので、日本人の私は「赤い龍神様ですごく縁起が良い!ご利益あるかも」なんて呑気に思いながら見ていたのですが、周りで見ていた地元民や観光客に「果たして伝わっているのだろうか・・・?」と疑問でもあるデザインでした。

ただドラゴンでド派手だったので、デザインがカッコいいといった感じくらいに捉えられていたと思います。

めでたい日になんだかちょっと勿体ないと感じてしまった私です。

旧正月のことだけではなく、「水瓶座新月らしいなぁ」「風の時代だなぁ」と感じることも。

カーニバルのアレゴリックパレードって2月の中でも1番盛り上がるイベントなのですが、そんなパレードでも年齢や体型関係なく、いろんな方が参加されています。

車いすの方の参加もありました。

モデルのような若くて美しい人だけではなく、国籍や年齢、体型など関係なく枠を超えて楽しく個性を表現されていたように思います。

風の時代の水瓶座って個性を輝かせます。
自分の個性と他人の個性を尊重して違いを楽しみながら生きることに喜びを感じる。

まさにそれが体現されていました。

今年は旧正月と水瓶座新月ということもあったのでいろいろと考えさせられたパレードでした。


みなさんはどんな2月10日を過ごされましたか?

パレードの様子はまた編集でき次第YouTubeで配信しますね。

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