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私見版RTF3機体ガイド('23改訂版)Pt.2

枕を用意しようかと思ったんですけど、まぁ続きモノですし、さっさと続けようと思います。ちなみにデスマーチは継続中です……おかねってこわいね。今月には一段落つくし、「ささ君が限界なのは誰が見てもわかる」と明言してもらったので12月には配信復帰になると思います。


R-9B系

$$
\begin{array}{c|c:c:c:c} & N/n.0 & N/n.2 & R/n.0 & R/n.2 \\ \hline
\text{R-9B} & & & & \\
\text{R-9B2} & & & & \\
\text{R-9B3} & ○ & ○ & ○ & ○ \\
\end{array}
$$

特記事項

機体が多くないので評価も素っ気なく、下位機体に乗る理由はそんなないよ、という程度の話になるのですが、その前に開発のお話。R-9B / Striderの開発はパスワードが必要なだけでノーコスト開発が可能です。で、R-9B系の特筆すべき点にFINAL2のアップデートによって本作最強のミサイル「バルムンク」を手に入れた事があります。発射周期は長いもののとんでもない範囲を制圧するミサイルなので、これをいかに使いこなすかがR-9B系を使いこなすカギとなります。はい、使いこなせない可能性があります。
具体的にバルムンクは初速が遅いミサイルが前方に飛んでいき、何かに当たるとかなりの広範囲が爆風に包まれる、という武装です。その際の視認性が極めて悪いので、自機が爆風に巻き込まれて何も見えない間に撃たれた弾に当たる、というゲームとして問題があるようにしか見えないデメリットがあります。解決方法は二つあって、自分が爆風に入らないように出来る限りバルムンクの炸裂地点から離れて戦うという真っ当な方法と、そもそもこのゲームの弾はほとんどが自機狙いで、敵が弾を発射するタイミングはほぼ同一なことを利用して、あらかじめすべて避けられる方向に動いていくというどこぞのガンアクションのような方法があります。
それを踏まえて「バルムンクだけあれば何とでもなる」R-9B系をプレイ開始時点で薦められるか?と言うと手放しでは薦められないんです。で、ある程度NORMALモードに慣れた時点でじゃあどのR-9B系を薦めるか、となると資材的にはR-9B3 / Sleipnir作れるんだからR-9B3でいいよ、となってしまいます。尤もバルムンク実戦配備型の爆風は試作型のそれがかわいく見えるほどなので、まだ見やすい方から慣れていこうね、という意味もあって下位世代を不利としていません。実際はフォースの都合で下位世代とR-9B3にはかなり差が出ます。
ちなみに波動砲はバリアとしての本来の目的を満たそうとすると悲しいくらい弱いです。そもそも視認性確保のためバルムンクを止める都合でトリガーを離すケースが多くなるので、波動砲はないものとして扱ったほうがいいまであります。

もうちょっと解説をした方がいいんですけど、ディフェンシヴ・フォースの解説はR-9D系でやるべきなのでそちらに譲ります。
というわけでR-9D系側の特記事項にR-9B系のお話が含まれるのでご承知おきください。

R-9D,DH系

$$
\begin{array}{c|c:c:c:c} & N/n.0 & N/n.2 & R/n.0 & R/n.2 \\ \hline
\text{R-9D} & ○ & ○ & & \\
\text{R-9D2} & ○ & ○ & & \\
\text{R-9DH} & ○ & ○ & & \\
\text{R-9DH2} & ○ & ○ & & \\
\text{R-9DH3} & ○ & ○ & & \\
\end{array}
$$

特記事項

圧縮波動砲搭載機を「直系」として分類しますが、実は評価が難しい系列だったりします。というのもフォースの恵まれた性能に対して圧縮波動砲の性能は少なくとも恵まれている側ではなく、うまくバランスを考えていかないと酷い目に遭います。

先にディフェンシヴ・フォース(以降「ディフェンシヴ」)の解説を。まず、レーザーのデメリットがツインレーザーが予想外の挙動をする他、うるさい位の優良装備なので何をやるにしても困ることはないです。フォース打ち出し時の弾の方向が上下方向のみで、これはスタンダード・フォースH式と使い方も含めてだいたい一緒になります。DPSから考える動き方の基準はツインレーザーだと敵に近づいた方がダメージ効率が上がり、着弾分散レーザーだと敵から離れたほうがダメージ効率が上がるようになっています。スタイルによってうまく使い分けてもいいでしょう。ちなみにツインレーザーの予想外の挙動ですが、挙動の原理がよく分からないままです。とりあえず突然曲がるケースがあるということだけ……。
少し気にしておくといい事として、フォースの判定について触れておきます。皆さんおそらくご存知の通り本作のフォースの判定はかなり小さく、何かと議論の的になりがちです。特に斜めからの弾に対しては受け漏れが頻発し、序盤上方向の弾はビットかフォースが受けてくれると勘違いしての被弾が多いです。それは慣れるのが流儀なのでさておき、実際にレーザーを当てながら弾をかわす……いわゆる炙る場合、前後にかわすツインレーザーと斜めにかわす着弾分離レーザーでは危険な弾が変わります。斜めからしか炙れないケースでは撃たれた弾に対して射線の内側が使えない……切り返して炙りを継続しづらいことをうまく割り切る必要があります。前にもレーザーが出るので切り返しの移動量が少なく、何なら反射もする反射レーザーとの一番の差です。
ちなみにこのあたり、バルムンクで炙れるR-9B、R-9B2なら少し事情が変わります。まぁ結局弾は見えないのでそれはそれで難儀するのですが。

では圧縮波動砲の性能の問題ですが、ある程度耐久力のある敵に対して照射型の波動砲を使う場合、撃破にかかる時間は照射時間に比例します。噛み砕くと撃破するまでその場を離れられないので、回避=効率が下がることになります。そのため安全を確保しながら炙るか、まずは薙いで安全を確保してからレーザーで炙るかの判断が必要です。この点から実際のレーザー選択は、弾との距離が取りやすく、またアウトレンジで効率が上がることも加味して着弾分散レーザーの利点が上回る事が多いです。
本題の波動砲の有効活用法に戻ると、一番わかりやすいケースだとStage7.2のバイドウォール対策になりますが、実際はDH系じゃないと照射時間が足りないです。また、n.2ルート選択=SIN-G戦と考えると、R-9D系にとってあまり得意な相手ではないのでハンガー常駐で使うことになります。残念ながら波動砲チャージ時間の都合でこの方法、チャンスは一回のみになるのですが。そんな諸々の事情から「どれ乗ってもそんな変わらんで」という身も蓋もない結論が出てしまいます。

きわめて特殊なケースの特記事項ですが、圧縮波動砲には照射のためにバレルを使います。で、R-9D2 / Morning Starのみバレルが機体の下にあるので機体に対する波動砲の照射位置が変わります。波動砲の強化もダメージの時間効率upとなっているので、特殊ケースのことを無視してもR-9DH系より扱いやすいとも考えられます。

R-9D傍系

$$
\begin{array}{c|c:c:c:c} & N/n.0 & N/n.2 & R/n.0 & R/n.2 \\ \hline
\text{R-9DV} & & & & \\
\text{R-9DV2} & ○ & ○ & & \\
\text{R-9DP} & & & & \\
\text{R-9DP2} & & & & \\
\text{R-9DP3} & ○ & ○ & & \\
\end{array}
$$

特記事項

波動砲が光子バルカンになったR-9DV系とみんなだいすきパイルバンカー、R-9DP系です。下世代を使う理由が全くないので評価はR-9D直系以上に素っ気ない評価になります。

当初光子バルカンの威力が下方修正されたので弱体化と言われていたR-9DV系ですが、逆にディフェンシヴ改の威力底上げに救われたことと、そもそも波動砲の照射時間が短く、全弾入れれば威力はほぼ据え置きの強化R-9D系と考えると一定の需要があるという事情から隠れた有力機体として扱えます。
またR-9DV系、R-9DP系、更に引きずってR-9B3までに該当する話ですが、着弾再分散レーザーの性能によって反射したレーザーが前方への火力を底上げする、天井/床端から斜め方向に2本レーザーを撃ち込むなど、1回反射するだけで着弾再分散レーザーの性能が大幅に向上します。
本来ならここから有力扱いのR-9DV2 / Northern Lightsの解説なんですが、有力機体なのに実際のところ今説明したこと以上の価値がないので……。

それではみんなだいすきR-9DP系ですが、まぁR-9DP3 / Kenrokuenでいいのでそこまで開発しましょう。で、R-9DP系こその立ち回りがあるかどうかというとほとんどないので、単純な「近接高火力でヒット&アウェイ」が出来ることが前提条件になります。勿論威力は男の子のそれを満たすのには十分で、Stage3.0の戦艦をワンパン可能、その男の子の情熱だけでDLCコースに持ち込んでライオスの速攻まで実現しているので、男の子にできないことなんて何にもありません。
一応テクニカルなお話としてStage4.0でジェルリーにパイル直当てが出来た気がする、Stage6.2でSIN-Gパイル直当てが出来た気がする、みたいなのがあるんですけど記憶があやふやです、信じないで……。夢を語れない子がR-9DP系に乗っちゃ駄目なので、多分当たります。男の子なら当てられると思います。

R-9E系

$$
\begin{array}{c|c:c:c:c} & N/n.0 & N/n.2 & R/n.0 & R/n.2 \\ \hline
\text{R-9E} & × & × & × & × \\
\text{R-9E2} & × & × & × & × \\
\text{R-9E3} & × & × & × & × \\
\text{R-9ER} & × & × & × & × \\
\text{R-9ER2} & × & × & × & × \\
\end{array}
$$

特記事項

まず、基本的にはR-9E系単騎は無理だと思ってください。もちろん理屈が分かれば、例えばR-9E3 / Sweet Luna単騎とかはできるようになるんですけど、それはメインコース一連の構造を覚えてからになります。まぁこれ見に来た方がR-9E系がどうしてこういう装備なのかを理解していない方は居ないと思うので、細かい部分には触れません。特記事項として多少書くべきことはあるんですけど。

割とパイロット間では有名な情報なのですが、波動砲が壁無視の範囲攻撃の時点で相当な価値があるのでStage4.0においてはR-9E3が最強クラスの機体になります。その他スカウトレーザー各種の威力がかなりあることが判明していたりと、無理と斬り伏せるにはちょっと検証が足りていないのかもしれません。

「波動砲が誘導できる」のが強みになっているR-9ER系も、実際にはカタログスペックほど機能していません。そもさ追尾する波動砲が欲しいならR-13系を開発するのがスジなわけで……。但し無誘導の補足追尾波動砲接射の性能が思いのほか良いので、立ち回りで享受できる実効スペックはばかにできません。各種レーザーが照射系なのでStage3.0のようなケースで薙ぎまくって、オーライは波動砲接射、みたいなことをすると案外悪くなかったりします。

今日はここまで

というわけで次回、R-9FからR-13系までを予定してしますが、ちょっと長そうな気もするのでどこかあまり区切りが良くないところで分割になるかもしれません。そうなると大体5~6Pt.くらいに分かれそうです。気長にお待ちください。


次の記事です。

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