海王星とポセイドン

ギリシャ神話は星の世界とたくさん繋がりがあるので、今回はギリシャ神話でも。

ギリシャ神話ではたくさんの神さまが出てきますが、中にポセイドンという神さまがいます。海の神さまです。クロノスの息子でゼウスの兄。クロノスは、自分自身が父親を倒そうとしたとき(なんとクロノスは父ウラノスの男根をバッサリしたらしいw。ウラノスは死にはしなかったけど「やる気ゼロ」に。ちなみにウラノスさんの奥さんはガイアさん。ガイアの夜明けのガイアね(笑)。

ガイアさんは地母神(ウィキペディアより)。

混沌から最初に生まれた神さまです。大地の母、って感じでしょうか。

ポセイドンは父クロノスに飲み込まれた

クロノスは自分の子どもが生まれる時に、父に言われたことを思い出します。「お前もお前の子どもにやられるぞー」

クロノスは怖くて、子どもが生まれる度に飲み込んでしまう、ということをしてしまうのですが、その中の一人がポセイドンです。生まれてすぐに父、クロノスに飲み込まれてしまいます。

弟ゼウスに助けられる

なぜか飲み込まれても死んでいないようで(神だから!笑)、後々弟であるゼウスに助けられます。そして、荒ぶる海の神として活躍(?)します。

日本版の海の神さまといえば・・

海の神さまと言えば、日本で言えばスサノオも海の神さまですが(日本の神話とギリシャ神話も通づるところ多々あり)、スサノオは「こんなの治めるのやだ~~(お母さーん;;)」とダダをこねたので(ギリシャ神話も日本の神話も神の頃からマザコン顕在だなw。マザコンの集合無意識は巨大に違いないw)、日本の代表的な海の神さまはスサノオなのか?と言われると「?・・・」ですが・・笑。(荒ぶる神、は一緒だなw)

私のイメージでは、日本の海の神さまはワタツミノカミさまです(荒ぶる神のイメージはないけどw)。福岡市の志賀島にある志賀海神社などに鎮座されています。ワタツミノカミさまはたぶん龍神さまなので(私観ですw)、龍のエネルギーと繋がってみたい方にはオススメの神さまです♪(神社ネタ好きだから神社ネタに流れてしまったーー!!)

ポセイドンの活躍

ウィキペディアさんによると

ポセインドンはオリュンポス12神の一神で、最高神ゼウスに次ぐ圧倒的な強さを誇った

そうです。

キュプロクスという神さまにある時に三叉の矛をもらったそうで、それが西洋占星術でホロスコープのマークの三叉の矛(海王星のマーク)に繋がっているようですね!

その三叉の矛を最大の武器として、大海や大陸を自在に支配し、嵐や津波を引き起こし、大陸を沈ませたり、地震を引き起こすこともできたんだって!

すごいなぁ。

ポセイドンは別名ネプチューン

ネプチューン(Neptune)、つまり、海王星です。

海王星がどんな意味を表すかを抜粋:

自意識を捨てた、忘我の状態を表します。海王星の働き方は、夢の意識に一番近いといえるでしょう。しばしば神秘的な能力を示します。

この海王星の雰囲気は、わたしにとっては日本の神さまのワタツミノカミさまがとてもしっくりきます(あくまで私観)。

ワタツミノカミさまは、ワタツミ三神、といって、海の表面と、中と、底の神さまの3つがいるのですが、表面は荒くても、奥に沈んでいけば、静かでおだかやな場所がある。

人間も、表は現実の世界に右往左往していますが、潜在意識の奥底(魂のような部分)はいつでも穏やかで、現実世界を右往左往する自分を微笑ましく見ているのではなかろうか?と、ワタツミ三神さまをイメージすると、思えてくるのです。

海王星、潜在意識の奥深く、マークは三叉の矛、お笑いのネプチューンは三人組、って覚えたら、いいかしら?笑。

海王星のマーク(シンボル)、一段目の右から二番目です↓


海王星の意味はこちらの本から抜粋しました↓

片思いのポセイドン

ポセイドンはアムピトリーテーという美しい海の女神を好きになるそうですが、しばらく片思いだそうです。ポセイドンの求婚などを嫌って逃げていたアムピトリーテーをイルカたちに頼んで探してもらいます。1匹のイルカがアムピトリーテーを見つけ出し、説得してアムピトリーテーはポセイドンの元へ。その後結婚することができたそうです。その後その功績でイルカは宇宙に上げられ、いるか座になったそう!

いるか座なんてあるのね!と衝撃です(笑)。

いるか座:

天の川近くにある星座でトレミーの48星座の一つ(byウィキペディア先生)


海王星オマケ

星のお勉強ついでにみている方向けにオマケ情報を載せますと、海王星は魚座の支配星です。

天体が支配する星座宮(エリア)に入ると、その力(天体も星座=サイン両方)が強くなる、と言われます。

海王星が魚座に入ったのは2012年2月です。海王星は太陽系の中でも遠くの天体なので、12星座を一周するペースがゆっくりで、2025年ごろまで魚座に滞在します。

魚座は一言でいうと「あいまいにする」星座。

海王星が意識の奥深くに作用し、魚座の「あいまいにする」性質から、今の時代、あらゆることが「あいまいになる」つまり、見えない部分のボーダーや垣根がなくなっていく、と、言われています。

確かに業種をまたいでビジネスする人が増えたり、サラリ―マンとひとくくりにせずに副業増えたり、性別の概念も変わりつつあって、いろんな変化が起こっていますね!

海の神さまと海王星、ポセイドンとワタツミノカミさま、色々触れてみましたがいかがでしたか?

これからもプチネタを更新していきますね♪


YouTube大学のギリシャ神話、分かりやすく親しみやすくてオススメです♪

古事記シリーズも爆笑!


神社ネタも大好きなわたしですw
ちなみにワタツミノカミさまのいる志賀島の志賀海神社はコチラ

http://shikaumi-jinja.jp/

以前行った時の写真↓

↑志賀(しか)だけに、シカw

2枚目は、海を見渡す場所にある鳥居。長い間、海に出た人たちの安全を見守っていてくれたのでしょう。(リアル漁師さんぽい方がお守り買いに来てました)

荘厳さもあって、とても良かったです✨


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