2023年10⽉29⽇満⽉・⽉蝕

2023年10⽉29⽇満⽉・⽉蝕の東京のチャートです。ラファエル六世の説に従い、きっかり満月になる時刻で作成してあります。日本では7室の牡牛座5度台(数え6度)での満月でサビアンシンボルは「渓谷にかけられる建設中の橋」です。他者との違いに気づき、意思疎通を図ろうとするような意味があるようです。奇しくも日本では向かい合う関係(国や社会においては同盟あるいは対立する国)を意味する7室に月が入っていて木星と合、それらは1室蠍座の太陽・水星・火星とオポジションです。自分と他者みたいな感じがしますね。相手に興味を持つ感じがすると同時にコミュニケーションは過熱したり、時に暴力を伴う恐れも。国でいえば、人々は同盟国や対立する国に関心を持っていそう(アメリカや中国、あるいはロシアの動向とか)。牡牛座には天王星も入っていますが、8室とみなして死亡率が恐ろしいことになんてことも考えられるかもしれません(杞憂であってほしいと書こうかとも思いましたが、既に今の段階で杞憂とは云えませんね)。木星は8室のルーラーでもありますが、月と合で、国民は増税や債務の増加、資源など関係国の経済、そして死亡率などに関心を寄せていそうです。

1室蠍座の太陽はゴールドラッシュ。政権は欲望に突っ走るのか。太陽には水星と火星が合です。そしてセレスも入っています。太陽と月のオポジションに対してICすく手前の山羊座の冥王星がスクエア、MCも入れて冥王星以外不動宮のTスクエアが出来ています。災害などには要注意だと思います。世論・社会に空気も強烈なものかもしれません。太陽は10室のルーラーでありますが、MCとスクエアですし、冥王星とのスクエアもありますから、政権運営はやりやすいものではなさそうです。

5室魚座に土星、天王星とは緩い合、11室乙女座のリリス・ジュノーとオポジション。少子化が進む感じがします。娯楽も抑制的かもしれません。海王星も入っていますが、6室のカスプ手前なので6室とみなして良いかもしれません。11室の金星とオポジション、12室側天秤座のドラゴンテイルとインコンジャンクト。そして6室牡羊座にカイロン、そしてエリスとドラゴンヘッドのタイトな合。エリスとドラゴンヘッドは冥王星とスクエア。病気・薬・薬害などが思い浮かびますが、国際関係を見誤ったり、欲望に囚われての防衛政策などの懸念も考えられます。同盟関係や対立する関係も簡単にはいかなさそうというか、凄いことになるかも。

アセンダントのルーラーは11室乙女座に。国際関係などの意味があるとされる11室も注目のハウスだと思います。金星は1室蠍座のセレスと7室(8室)牡牛座の天王星を調停しています。また、金星は冥王星、天王星とともに地のグランドトラインを形成しています。経済とか資源とかそんな感じがしますね。土星とオポジションのジュノーとかも入っていて微妙ですが、国際関係(一般市民においては交友関係)の中に果実のような得るものがあるのかもしれません。

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