松村潔先生のネイタルチャートを読みながら考えてみた

以前、松村潔先生のネイタルチャートの星読みを投稿しましたが(これ↓)、

今回は別の視点で松村先生のチャートを見ながら考えてみたいと思います。


なぜこれをやろうと思ったかと言うと、松村潔先生はこう言っては失礼かもしれませんが、ご本を拝読するにあまり社会性がある方ではなさそうな印象を受けました。でも日本の有名な占星家の一人であり、人気もあるようです。ちょっと読んだらイチコロのようにファンになってしまうかともいらっしゃるようです。どういうことなんだろう?!あわよくばなにか参考にならないものかなんて考えてしまいました。

結論から言うと、ご自身の考えで突き進むタイプで、会社員みたいな感じで成功するタイプではなさそうなものの(ただしアングルは柔軟宮なので様々なものの影響は受けやすいかも)、反社会とかあるいは(筆者のように)社会と分離感満載のアスペクトとかは無いようです。やはり人は自分の持っているもので勝負するしかなさそうだと思いました。

筆者もそうですが、チャートの下半分に星が多いタイプですね。そして個々は筆者とは違いますが第1クワドラント(四分円)に星が圧倒的に多い。人の言うことを聞くと言うよりは自身の考えで行動するタイプなのだろうと思います。店を開いてからタロットの占い方を勉強したそうですし、人の言うこと聞いて仕事するような人だとそういうことはしないのではと思います。

松村先生も書いていらっしゃるように8室天秤座の海王星と6室獅子座の冥王星がセクスタイルでそれらと1室魚座の太陽がインコンジャンクトのヨドが出来ています。しかも太陽はバーテックスとオポジション(アンチバーテックスと合)で、逃げられないということですが、この度小惑星ウラニアを表示させてみたら太陽と合ではないですか。占星術は宿命でしょうね。あとオカルト・神秘の研究としてそういうことがキュラになっている感じですね。

8室天秤座に海王星と土星の合があって、これも真面目にオカルト研究に取り組みそうなのですが、それらは2室牡羊座の火星・金星とオポジションになっていますね。しかも金星は3室と8室のカスプのルーラーですから、オカルト研究が収入につながるとか、本を書くと売れると読めるわけです。また心理的にそういう価値観を持つとも読めるでしょう。3室に木星があったりするのも本を出すのには有利でしょう。木星はMCのある射手座のルーラーですが、形而上学的な事に(ライフワーク的に)取り組んで、それを本にしたり、発信するという感じがしますね。

ところで松村潔先生の本はカオスという印象を受けるものが多いですが、1室牡羊座で小惑星カオスは水星と合ですね。12室水瓶座の月とカオス・水星はセミスクエア、水星は金星とキンタイルです。カオスなんだけど(そこが)人気みたいな感じがしますね。

12室水瓶座の月はドラゴンヘッドと合。月は冥王星とオポジション。これも占星術やオカルト研究で人気を得そうな(実際に得ているでしょうけど)配置ですね。6室に冥王星がありますが、執筆する仕事は1時間とかおっしゃっていたように思いますけど、趣味と称して長時間編集作業をしているとか。

5室蟹座に天王星がありますが、占星術についての表現ということの他、オーディオマニアで最新の機器が好きだそうですが、そんなところも表しているようにも見えます(蟹座なので家で聴いている感じがしますね)。また天王星は12室のカスプのルーラーなのでオカルト的なことや心理に関するようなことを表現するとも読めると思います。

単純に真似してどうとかいうもんでもないなと思いましたが、なかなか面白かったです。

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