2022年秋分図(イギリス・ロンドン)

今日は何を書こうかと思いましたが、エリザベス二世崩御後のイギリスを占ってみたいと思い、イギリスロンドンでの秋分図をご紹介します。なお、エフェメリスの多くは(つまり日本時間に合わせて編纂するなどしたものを除いて)、世界標準時(グリニッジ平均時)を基準に書かれていますが、イギリスには3月27日から10月30日まで(日付は2022年の場合です。3月最終日曜から10月の最終日曜までと云うことだそうです。)、ブリティッシュサマータイムなる夏時間があり、この期間は、イギリス時間は世界標準時より1時間進んでいることになります。秋分はこの期間に相当するので、Astrodienstのような、現地時刻と地名をいれて作成するタイプの作成サイトなどを利用するときは、エフェメリスでは1時4分となっていますが、イギリスのチャートを作るには2時4分と入力します。

3室での太陽天秤座入りで、アセンダントは獅子座なので太陽はそのルーラーということになり、3室の意味は二重に強調されていると思います。そして水星と合です。水星は逆行中でこの日のうちに天秤座から乙女座に戻ります。太陽・水星そして3室のカスプ手前で乙女座の金星は8室魚座で9室のカスプ手前の海王星とオポジションです。コミュニケーション、情報などの意味もあると思いますが、ガスや石油を確保できるかなどが差し迫った問題かなと思います。海王星が表しているのはここではガスや石油の意味が強いのかなと。

1室獅子座の月のサビアンシンボルは「夜明け」です。人々の意識が目覚める感じでしょうか、自立心も高まり、獅子座ですし、人々ははっきり意思を表明する機運が高まっているのかもしれません。6室山羊座の冥王星と8室魚座の海王星のセクスタイルに対して月がクインカンクス(インコンジャンクト)のヨドの頂点であり、軍事または、感染症対策のあり方、ロシヤなどとの向き合い方や、ガスや石油の調達などか、表明される人々の意思・世論の主要なテーマなのかなと思います。

6室山羊座に冥王星、MCとはスクエア。感染症対策などの意味も考えられますが、主に軍事でしょうか。重大な局面かもしれません。幸いソフトアスペクトが多いですね。

7室水瓶座に土星があり、土星は10室牡牛座の天王星とはスクエア、月とは開き気味のオポジション。ロシヤやあるいは同盟国との向き合い方に関するものと思われますが、なかなか厳しい状況のようです。政権には試練だろうと思います。

9室牡羊座に木星とカイロン。木星は太陽・水星とオポジション。外国や知見・情報でしょうか。これも何かが出てくるということかもしれません。

10室牡牛座にドラゴンヘッドと天王星の合。政権や王室にも変化があるかもしれません。

11室双子座に火星、金星及び海王星とスクエア。厳しい国際情勢、経済や資源・エネルギーの問題という感じがします。

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