2022年冬至(アメリカ・ワシントンDC)

2022年冬至(アメリカ・ワシントンDC)のチャートです。太陽が山羊座に入った状態になるよう、エフェメリスの時刻より1分後としてあります。

7室のカスプのすぐ手前での、太陽の山羊座入りですね。政権は同盟国や敵対国に向き合う意味がありそうです。太陽はアセンダントとオポジション(DCと合ですから)、10室魚座の海王星、そして牡羊座に入ったばかりの木星とはスクエアですね。外交と(支持率につながる)国内のことなどについて葛藤があるのかもしれません。

アセンダントは蟹座、ルーラーの月は6室射手座に。国民は軍事あるいは、公衆衛生・医療の問題に関心を寄せているのかもしれません。月と12室双子座の火星はオポジション、それらとMCがスクエアになっています。戦争の問題や、例の感染症対策などに関する国民の不満は、政権に向けられそう。

7室山羊座に金星と水星。ノード軸や天王星を調停しています。メディアや財界は、同盟国や敵対国に関心を向けていそうです。11室のドラゴンヘッドと天王星とトラインですから、国際社会での駆け引きや情報戦の意味もありそう。あるいはサインで見れば、物質主義期なこと、この世的な成功の意味もありそうです。資源争奪の意味もあるかも。

8室山羊座に冥王星。今の時代を象徴しているようですね。ドルの信用が落ちて、それを埋め合わせるために利上げをどこまでもするような。死亡率が急上昇の可能性もあるかもしれません。

9室水瓶座に土星、11室牡牛座の天王星・ドラゴンヘッドとスクエア。アカデミズムなどの世界で旧来のものにしがみついていても、うまくいかずに、信用を落とすまではないかと思います。外国との関係が厳しい面もあるかもしれません。

10室は魚座に海王星、牡羊座に木星とカイロン。幻想に拠る政策や、大風呂敷を広げる感じがします。ハードアスペクトがあり、厳しいものがありそうです。カイロンも政権の傷という感じがします。大統領の息子のPCの中身も明らかになってきているようですし。

11室牡牛座に天王星、太陽とはセスキコードレイト。国際関係の変化、議会の変化でしょうか。政権としては、やりにくいこともありそうです。牡牛座であることを鑑みれば、資源の調達や金融に関する変化とも読めそう。すでに起こっていることですが、OPECプラスは、アメリカの意向に従わずに減産を決めたというのも、ひとつの象徴のように思います。

12室双子座に火星。なんか恐ろしげですね。テロや犯罪の可能性も。火星はここでは11室のルーラーなので、国際的なものかも。

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