東日本大震災のホロスコープ

先日、トルコでの地震のチャートなどをご紹介しましたので、今回は東日本大震災に関するものを見てみたいと思います。トルコでの地震の後ですので、3月11日を待たずに公開することにしました。

東日本大震災のホロスコープです。ウィキペディアの情報に基づき作成しました。但し、発生時刻の秒単位のところは切り捨てました(14時46分18.1秒とありますが、14時46分で作成)。意外にも4室に天体はありませんね。

アセンダントは獅子座でルーラーである太陽は8室魚座で、同じく魚座で8室のカスプ手前の火星と合。8室魚座の天王星(魚座最後の度数)とは緩い合。そして、牡羊座には水星(ニュースになりましたね)、9室のカスプ手前に木星が入っています。アセンダントのルーラーでもある太陽を含め4つも天体が入って、8室が強調されています。死者が多数出たことをホロスコープの上でも感じさせます。8室のカスプ手前には火星。これも死者が出たことを物語っているようです。8室のカスプが魚座にあり、天体が入っていることは津波という感じがします。

9室には月。人々の声でしょうか。政権は被災者や国民の声を無視できない感じでしょうか(とはいえズレを感じさせることは多くありますが)。

6室水瓶座に金星。国内はもとより世界からの支援の手、支援物資、支援金や義捐金でしょうか。

5室山羊座にバーテックスと冥王星の合。娯楽などの自粛ムードがありました。またこの冥王星はICのルーラーであり、8室の天体たちとスクエアを作っています。4室そのものには星が入っていないものの、4室(IC)のルーラーがスクエアを作っています。やはり地震を表していると解釈しうるのでしょう。

3室天秤座に土星。マスコミも重苦しい雰囲気になりました。人とのこみゃニケーションにおいてもそういう感じだった方が多かったのではと思います。余震もあり、なかなか落ち着きませんでしたし。

アセンダント、土星、金星、木星でミスティックレクタングルが出来ています。人のネイタルチャートとかだと(ハードとソフトの要素が組み合わさり)通常以上のことができるみたいに解釈したりしますが、災害の場合はどうでしょうね。復興に骨が折れるとも考えられますし、骨が折れますが、それにより大きな仕事ができる(例えば廃炉など)とも考えられます。日本がというか人類がというべきか、震災と原発事故によって、壊れた原発の廃炉という難題に取り組むことになってしまいました。なんとか成し遂げられれば、ものすごい技術を得ることになるのだろうと思います。そのような技術は世界のあちこちの原子炉を廃炉にする際に役立つものと思われます。

2010年(震災前)冬至図

東日本大震災前の冬至図です。震災は冬至と春分の間に起こったことなので、見ておこうと思いました。太陽が山羊座に入っている表示にするため、エフェメリリスに書いてある時刻に1分足した時刻で作成してあります。水瓶座の海王星とカイロンの合が1室にあるのことや、2室魚座で木星と海王星の合が出ているのが、今にしてみれば地震と関係あるのかなと思いますが、事前にこれを見て地震を予見するのは難しいかと思います(少なくとも私はそう思いました)。12室山羊座でドラゴンヘッドと冥王星と火星が合、そして火星は9室天秤座の土星とスクエア。サインとアスペクトを見ると地震と津波と原発事故と解釈しうる感じもしますが、すごく陰謀臭くも見えますね。人工地震説もありますが、(真偽は存じませんが)チャートはそういう可能性も感じさせます。あるいは、原発の隠されていたものが出てきたとも解せるかとも思います。闇と国民と、外国勢力というふうにも見えます。

2011年3月5日新月図　　

こちらは震災前の新月図です。魚座にカイロン、アセンダント、火星、太陽、月、水星、天王星が入っています。今にしてみれば津波のイメージそのものではないかと思います。また、被災地への同情・共感なども表しているようにも見えます。

8室に土星があり(しかも太陽・月とインコンジャンクト)、死者が出ることを表しているようです。事前に見たら死亡率が上がるかもしれないものの何でなのかはなかなかわからないのではと思いますが。

12室の金星と海王星は被災地の泥棒とか、暗躍する何かを感じさせます。

全体を見て、人工地震、あるいは地震にあわせた人口津波なのかは存じませんが、そういう説があるのも分かるような気がします。人から聞いた話で、真偽は存じませんが、震災だったか、津波だったかの時、沖の方て高い放射線が観測されたと言う話を聞いたこともあります。