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潜在意識と占星術の関係性〜ネガティブ思考を手放すには〜

こんにちは、ゆくりです。

人が成功を語る上で、「潜在意識」というキーワードをよく耳にしませんか。

「潜在意識」と「顕在意識」

私たちが頭で「どうにかしよう」と考えて行動を起こしたことのほとんどが「顕在意識」によるものです。

一方、潜在意識は無意識の領域なので、自分の中に自覚もなければ、認識もできません。
つまり、コントロールできない感情・感覚・直感・記憶・本能的な欲求を表します。

言ってしまえば、潜在意識は心の土台になるものです。

生まれたときは潜在意識しか存在しない

赤ちゃんには「顕在意識がない」と言われています。

生まれた瞬間は言葉を話せないので、赤ちゃんは五感を通じて判断した「快・不快」を泣き声で表現しますよね。

2〜3歳と徐々に言葉を覚え始めると、母親とのコミュニケーションが生じます。そして大体、6歳ごろまでに思考・感情・行動の3つのパターンが形成されると言われています。

「年齢域」と「潜在意識」の関係性

西洋占星術では「年齢域」という大切な概念があります。

これは人間の発達段階と天体との関係性を表したものです。

注目していただきいのは、「月」の0〜7歳の期間です。

この年代はまだ、顕在意識より潜在意識が強く働いています。つまり、その人の潜在意識に、どんなビリーフ(思い込み・観念・信念)が根付くかも、この時期に決まります。

しかも月は「心・感情・無意識」など、潜在意識と似た意味を持ちます。ここもリンクするのが面白いところです。

潜在意識は簡単には変えられない?

潜在意識コーチングとか、潜在意識メソッドとか、さまざまなサービスが世にあふれていますよね。

それだけ「人生を変えたい」「もっと豊かに、もっと幸せになりたい」と願う人が多いからだと思います。需要はあるのでしょうけど、実際に講座やコーチングを受けても、潜在意識は簡単には変えられないと思っています。

では、どうすればいい?

私は鑑定を通して、「月=無意識」のとらわれによって、行動を起こせない人、ポジティブに考えられない人、罪悪感を覚える人など、さまざまな葛藤や苦悩を抱えた方を見てきました。

「月は欠損」

あの有名な占星術家・マドモアゼル先生の名言です。

でも私は月は欠損というより、月がまざまざと見せてくる「幻想の自分」に気づくことが大事だと考えています。

幼少期の頃の記憶は、脳や身体の感覚として私たちに強力に染み付いています。

例えば、0〜7歳までに「あなたはなんでもできる」と言われて育った人と、「あなたはやっぱりダメな子ね」と言われて育った人は、やはり心の土台の質が違ってきます。

これが人によっては、50歳、90歳になっても尾を引きます。それだけ、無意識に植え付けられた概念は強力だからです。

言語化し、そして疑ってみること

例えば、あなたはダメな子ねと言われて育った人が、「自分はダメな人間だ」という思い込みを持っていたとします。

でも、本当にダメな人間なのか?と、自分が信じていた価値観を疑ってみるんです。

「母親が言うことが全て正しい」それは幼少期の正解です。でも大人になった今は、自力で積み上げてきた過去があるし、ここまで生き抜いた自分にもっと胸を張っていいはずです。

自分の思い込みを言語化すると、顕在意識にのぼってきて、自分の思考グセがわかるようになってきます。

これを軌道修正していくことで、潜在意識の書き換えと呼ばれることが起こります。

それは、占星術では「月が癒された」と表現します。

その月は、人によって性質が異なります。

例えば、牡羊座の月は、結果を出そうと焦るあまり、行動や決断が尚早だったりするし、牡牛座の月の人は、お金やモノに執着しやすかったりします。

その月が位置する場所によっても、どんなふうに月を受け入れていけばいいかが違うので、ぜひ自分のホロスコープを出して、どこに月があるか調べてみてくださいね。

鑑定では、あなたの月の特性や癒し方などをお伝えできます。お気軽にどうぞ!
また、スキ・フォローも励みになります。
皆さまに幸あれ✨


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