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新型コロナウィルスの流行と占星術

占星術からみた、今回の新型コロナウイルスの流行について、初学者ながら思ったことを書きます。気楽に読んでいただけますと幸いです。
(注意:全て個人の感想です。予言や予想をしたい、という意図はありません。)

新型コロナウィルスが世界中で流行しています。
どのように対処すべきかに各国苦慮していて、試行錯誤を続けています。
日本、特に東京は現在その最中にあって、皆さん、色々ご心配されているところかと思います。
私もその一人なので、心中お察しします。
共に頑張って乗り越えていきたいです。

占星術の世界では、2019年~2020年にかけて、社会に大きな変化が訪れることが予見されていました。
以下の2点がその根拠となっています。
①地球から見て、土星と木星の方角が一致する現象(グレートコンジャクションといいます)が発生していること
②地球から見て、土星と冥王星の方角が一致する現象が発生していること


①は公転周期の違いから、20年に1度程度発生している現象です。
占星術的な土星の意味は、制限、限界、困難、課題、秩序と責任などを表します。
伝統的な占星術では、シンプルに不運として扱われていました。
木星は土星のほぼ真逆の意味で、拡大、繁栄、進捗すること、行き過ぎた場合は放蕩と享楽などを表します。
伝統的な占星術では、シンプルに幸運として扱われていた時期もあります。

占星術では、複数の惑星が意味のある角度を形成することで、惑星からのエネルギーが通りやすくなる、という考え方をします。
複数の惑星が同一の方角に重なり合う状態をコンジャクションといい、両方の惑星の力を最大限に引き出します。
土星と木星は、人間の個人的な事柄よりも社会的な事と関連が深く、
グレートコンジャクションは社会の変化の予兆だと考えられています。

②の事象は、やはり公転周期の違いから、35-6年に1度程度おこる現象です。
冥王星は、占星術的には太陽系のエッジを表していて、系外の宇宙からの影響の入り口だと考えられています。
意味合いとしては、外宇宙からの変容の強制を表し、地下や混沌、争い、死と再生、攻撃性や極端さなど、様々なかたちで現れる力とされています。
冥王星は個人や社会よりもさらに大きな「時代」そのものと関連が深く、時代の変わり目の予兆と考えられています。

占星術で特徴的な星の運行状況があったとしても、それが具体的に何を表すかを予想することは困難です。
個人に関わる事柄ならある程度想像できますが、社会や時代の変化は影響範囲が広くなり、読み手の知識や考えによって大きくブレてしまうため、とても予想というような精度のものにはなりません。
今となっては、この①、②の現象は、おそらく新型コロナウィルスの流行と、それに伴う社会の変容を表している事は間違いないと思います。
(注意:個人的な見解です。)
社会の変容は、現在真っただ中なので、何が変わっていくのかはまだわからない部分があります。
ただ、今回の惑星の事象は、すべて山羊座で発生しているので、山羊座的な性質を帯びた変容になることが予想されます。
山羊座の象意は、壮年期の完成された精神によって行われる行動で、強い自制心と責任感、自分の範疇に対する高いモチベーションでの貢献、といった意味合いがあります。
既に世界各国で始まっている、都市封鎖などの自制と犠牲を必要とする人々の対応は、山羊座のイメージと重なる部分があります。
もしかしたら、この試練の先には、今までのひたすら自由を求めるような価値観が大きくアップデートされるのかもしれません。

以上、学び始めてすぐ世の中の大きな変化を目の当たりにしたため、本で見聞きした知識を元に書いてみました。
占星術のことをあまりご存じない方も多いかと思いますので、何かのインスピレーションになれば幸いです。

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