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[Episode.38] おわりに

ちょっとしたきっかけで「SUBJECT RECORDSの創成期の歴史を書き綴ってみよう」と決意したのが2019年の6月末。

長かったようであっという間だった1ヶ月半。過去の記録を基に記憶を呼び起こし、8月中旬に全38エピソード(約10万文字)を書き上げることができました。

冒頭でも書きましたが、今回書き綴った出来事は20年以上も前のことですので、間違った記憶があったり、思い出補正があったりすると思いますし、当時の発言内容についても100%正確ではないです・・・。

自分の中では可能な限り正確な情報として書き綴りましたが、もし誤認している部分があれば指摘いただければと思います。(と言っても、指摘ができるのは当時の活動に関わっていた一部の限られた方々になってしまいますが・・・。)

書き終えた直後の感想を一言。
「もう、今後こんなことは2度とやらんからな~。」

たまには過去を懐かしむのもいいですが、やっぱり 「今」 を楽しみ、「未来」 にワクワクしたいですよね。

今では44歳のオッサンになりましたが、この歳になってもテクノの楽曲制作への熱意は1990年代と変わらず。テクノロジーの進化により、昔では難しかったことも今では簡単にできるようになって、そうなるとまた新しくやってみたいことが出てきて・・・、まだまだ 「あんなテクノこんなテクノを作ってみたい」 という欲は無くなりません。

過去の記録、記憶、音源を掘り起こしながら当時の楽しい思い出に浸っていたのは事実ですが、書き綴っている途中から 「あ~、早く書き終えて新曲作りたい~。」 という邪念が生じ、終盤は義務感にとらわれながら書いてしまった感があります。

これらはSUBJECT RECORDSや僕の昔の活動が気になった方にちょっと読んでもらえればいいかな~程度の気持ちで書いたエピソード集ですので、この内容をSUBJECT RECORDSや僕のことを全く知らない不特定多数の方に読んでもらいたいというものではありません・・・。

「これだけ書き上げたのは凄いだろう!」 と自慢する気も無いですし、SUBJECT RECORDSの過去の栄光(?)にすがりたいわけでもないです。ましてや、これを機にSUBJECT RECORDSを復活するということはありません。

※ 過去の音源をコンパイルしたオムニバスアルバムの制作は自分の中でも想定外の出来事でして、エピソード集を書き綴っている途中で急な思い付きで制作したいと思って、急きょ過去音源を様々な方法で復元して、エピソード集と同時リリースできるように間に合わせました。

あくまでも、当時の思い出を書き綴ってネットに公開することが目標でしたので、目標は達成しました。

エピソード集を公開してから、Chelsea TerraceのMayumiさん、ヌッソンの桂木さんとケロちゃんといった、当時の活動に関わりがあってしばらく疎遠になっていた方とのネット上での再会があったことは、とても嬉しかったです。

自己満足な内容となったエピソード集および過去音源のオムニバスアルバムには予想外のたくさんの反応があり、素直に嬉しく思います。

エピソード集を書き終えた直後は徒労感がありましたが、こうした反応があると「時間をかけて書き綴って良かったな~。」と思いました。

また、自分自身にいつ何が起きるか分からないので、今回のように自分の記録と記憶をカタチにしてネット上に残しておくというのは、何かあった時には有意義なモノになるかと思いました。

もし、僕の身に万が一のことがあった時には、当時からの僕を知る方はこのエピソード集を読んで、当時の僕との思い出を懐かしんでください。。。

最後に・・・、SUBJECT RECORDSに関わってくださった皆さま、応援して下さった皆さま、色々とありがとうございました!!

今は「Fantas-Tech Records」というレーベルでテクノ活動を続けていますので、興味がある方はぜひ最新の僕のサウンドを聴いてやってください。

【Fantas-Tech Records】
https://www.fantas-tech-records.com/
https://fantas-tech-records.bandcamp.com/
https://soundcloud.com/fantas-tech-records
https://www.discogs.com/label/630585-Fantas-Tech-Records

【写真:僕が結婚する直前にughさんからもらった手紙。なんだかほっこりするので掲載しておきますね。】

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