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XR大分集会(開発Side) Ep. ZERO

どうも大分県に住まうハコアタマことAstroSolaです。
最近ほかのVRSNSで最近忙しそうだけど大丈夫?と言われることがありましたが、その理由の一つを今ここにNoteとして残します。

この度XR大分集会さんのワールドを作らせていただきました。
一週間ちょっと前の五月末ごろにXR大分集会の構想が立ち上がり
、急ピッチで作業を進めておりました。
ちなみになぜVket Cloudさんで作ることになったかは、ブラウザからアクセスできることが決定打になりました。

ワールドを制作してみた所感

Vket CloudさんはNote上にわかりやすい解説記事がたくさん掲載されているので、( #VketCloud でNoteを検索するといっぱい出てくる)そこまで苦に感じたことはほぼ無く、すべての工程でスムーズに進みました。
またNoteで乗っていないことも公式のDiscordサーバーで質問すると丁寧にどうすればいいかなどを返していただいたのでとても助かりました!
他のプラットフォームでちゃんとワールドを作った経験のない私でも出来たので、ぜひ皆さんワールド作ってみてください!

実際の制作風景

フェーズ1:構想段階

まずは構想から。できることもよく理解せぬまま突発的に構想が立ったので手探り状態で始まりました。大分県の象徴たる温泉を参加者のみんなで囲むというのは欠かせない要素よして念頭に置き、そこからどう展開させるかを考えて構図を決めていきました。

構想段階での構図

フェーズ2:Blender

次に無料3Dソフトウェア、Blenderを用いてモデリングを開始しました。
今回のワールドはどう考えてもUnityデフォルトの3Dオブジェクトで作ることは不可能なので自力でモデリングしました。
今回、ワールドの作成工程の中で情報を調べていくうちに途中で判明した重要項目は「いかにしてワールドを軽くするか?」ということ。
軽くて質の良いワールドを作ることというのは噂で聞く中では最高難易度の所業であることは自分も認知していたので、半ば戦々恐々としながら作成しました。ここで役に立ったのがテクスチャベイク作業。複雑なテクスチャも焼きこめば何とかなるという話で、不慣れながらに諸所で使いました。

Blender上で見たワールドのメッシュ

フェーズ3:Unity

先に述べた丁寧な説明があるとはいえ、相当に苦労したのはやはりUnity上での作業。特に困った点は大きく分けて2点。
まず一つ目はテクスチャの展開に関連する話。UVマップはBlenderとUnityで使用が異なるのか、Blender内での見た目とUnity内での見た目がうまく同じにならないという問題に衝突しました。これはBlender上でUV展開を工夫することでとりあえず乗り越えることができました。
もう一つ二つ目の問題がコライダー周りでした。コライダーを適切に設定しないと、カメラが埋まってしまう現象に悩まされて困ることがありました。
最終的にこれらはマテリアルによって透明にしたコライダーを設置することで対処することに成功しました。このコライダーの仕様は慣れるのに少々時間がかかりましたが、今は大丈夫そうです。

Unityでの作業風景

反省点と今後の展望

記念すべきβテストだった第ゼロ回が昨日(6/8)開催され、
来週水曜(6/14)はXRで開催される第1回が予定されています。祝祭の広場という中核市規模の都市の中心駅の目の前で開催するイベントなので、ここから本腰をいれてワールドの整備をやる必要があるんですね。

必要なワールドの作り替え

  1. チェックツールでの怒られを消そう
    チェックツールでめちゃくちゃ赤と黄色に怒られている点があるので、ここを全部きれいにすること。

  2. スマートフォンから閲覧するとPCと同じような描画がされない
    これはチェックツールで原因が既に判明しています。現状のその大部分が画像サイズに起因する問題です。今後はポスターなど掲示物を大量に掲載することになっていく運びになっていくことを予定しているため、その際にどのような工夫をすべきなのかを考える必要があります。

  3. XR対応のためにストリーミングコンテンツを表示できるようにする
    いわゆるリアルとバーチャルの双方向交流になる中核的なシステムになるため最重要課題。Vket Cloudのストリーミングとの相性を検証するため最も時間を要する可能性が大。

以上を全部来週水曜、実質的にはその前日の火曜に間に合わせる必要があるのです。おそらく激務になるのでどうにか頑張っていきます!

では来週、XRでお会いしましょう!!

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