Japan as No.1からダウントレンドにある日本での幸せの見つけ方
アラフォーの方はぎりぎりバブル経済で日本が世界でも超盛り上がっていた時期を幼心に覚えているでしょうか。
アメリカが世界第一位というのは国土も大きいし分かるけど、こんな小さな島国なのに世界第二位の経済大国というのは子供心にすごい国だ!と思っていました。
一方で、その後のバブル崩壊、失われた20年、中国の成長などなどで、経済成長やGDP世界第二位といったピークの時期は過ぎて、今の日本人は成長が止まって売上が落ち始めた古い企業で働く社員のような、ちょっとどんよりした気持ちかなと思っているのですが、私だけでしょうか。
でもふと思うと、多分恐らく、バブル経済で盛り上がってた時よりも今の方がインターネットとかスマホとか、色々便利で安くて、満たされた生活を送ってるんではないかと思うのです。
卑近な例では、1980年代後半〜1990年代前半は、現代のように安くて美味しいお店をささっと数秒でスマホで検索して、たどり着くなんてことはできなくて、誰かの口づてにじわじわ数ヶ月、数年かけてやっとたどり着くみたいな感じだったと思いますし、ましてや出前やってる店しかデリバリーできなかったものがUber Eatsで家で食べられたりまでするわけです。
遠く離れた友人や家族との連絡は家電(海外の場合は高い国際電話)か手紙しかなかったわけですが、今やLINEで顔も見ながらいつでも無料で話せてしまいますし、facebookやインスタで毎日の生活まで様子を伺うこともできますね。
バブル期のように高いブランドの洋服や新車の高級車も、今やメルカリでもっと安く新品同様のものが買えてしまったり、カーシェアできてしまったり、、例を挙げればキリがありません。
海外旅行だって格安航空券で数万円でどこでも行けてしまう時代ですので、バブル期を通り越して、平安時代の超金持ちの貴族とか、江戸時代の殿様とか、中世のヨーロッパの王様とかより、今の日本の一般庶民の方が美味しいもの食べて栄養も行き届いてるでしょうし、豊かな生活してるのだと思うのですね。
今は前澤さんくらいのお金持ちしか宇宙旅行は行けませんが、たぶん何十年か何百年かしたら格安宇宙航空券なるものが売り出されて一般庶民も軽い気持ちで月までちょっと行ってくるなんて未来が普通にあるんじゃないでしょうか。
ということで、人の幸福感って誰かとの相対感で、無闇に不幸になっていないかなと思うわけです。過去の日本人、数年前の自分と比べた時に感じられる幸福感をもっと噛み締めることがアドラー心理学的にも今後必要なのではないかと。
結局自分が幸せかどうかは、他人が決めるのではなく、自分が主観的に決めるしかないものなので、世界を認知する自分のメガネを変えるだけで今の自分の身の回りのものはくすんでも見えるし、キラキラ光っても見えると。だったらより良いメガネをかけて素晴らしい世界を味わった方が良くないですか?どうせいつか死んじゃうんだし。
そんな観点で、今後の現代をオミクロンや米中貿易戦争、北朝鮮のミサイル発射、少子高齢化社会なども右斜め下ぐらいの違った角度から考えていきたいと思います。
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