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アスペクトの背後には様々な周波数が潜む! ハーモニクス占星学への道

アストロハーモニックの瀬尾泰範です。

ハーモニクス占星学を土台にしている私が、その経緯とnoteで今後やっていきたいことをお伝えします。


社会人1年目でルル・ラブア師の本を読み自己診断をした私は、そのパーソナリティ分析の的確さに感動して占星学研究の道に入り、その後石川源晃先生のセミナーをしばらく受講しておりました。

エンジニアから占星学者に転身された石川先生のお話は論理的で面白く、同じ工学部出身者として共感と信頼感がありました。


セミナーには当時著書を沢山出している占星学のプロの方も多数参加しており、セミナー後の懇親会でもそれぞれの先生方から聞ける診断話も楽しみでした(すみません、内容は忘却の彼方です)。


セミナーでは石川先生独自の診断法や欧米のいろいろな占星学情報を伝えられ、ある回のときイギリスの占星学者ジョン・アディー氏のハーモニクス理論の解説がありました。

その内容を聞いたときに、私はすごく興奮したのを覚えております。


まだ診断経験の浅いなかで、アスペクトを吉座相、凶座相に分けるのにも疑問があったのですが、ハーモニクス理論にそれを説明する鍵があると直観したのです。

当時予備校で数学を教えていた私は、ハーモニクス理論の数学的な土台と“ホロスコープの周波数分析”という理念が素直に受け入れられました。


ただ、ハーモニクス理論に基づいたチャートの作成が大変だったので、パソコンが普及し始めた90年代から自分でオリジナルソフトの開発に入り、知り合いの学生にも協力してもらって、1995年に今の「アストロハーモニックチャート」を打ち出すソフトが完成しました。

まだOSがWindows95以前のMS-DOSの時代でしたので、チャートデザインもシンプルなものになっています(現在まで使用中)。


ヒントになったのは、以前知り合いの大学教授の実験のお手伝いをしているときです。

最新の脳波計が導入されて、音やいろいろな刺激に対して脳がどう反応するかの測定をしたのですが、昔はお医者さんが経験値で判断していた脳波の状態(α波、β波等)を、フーリエ解析のソフトで即座に周波数分析(各周波数毎のパワーを表示)を見ることができたのです。


それを取り入れ、各ハーモニック・チャート(1頁9種類曼荼羅型)で形成されるアスペクトの正確度を数値で表して合計し、それぞれ棒グラフにして表示しました。

またネイタルチャート同様、ハーモニック・チャートにカラーのアスペクトラインを実線、点線で入れて描かれる図形と天体も診断します。

藤井聡太氏 アストロハーモニックチャートβⅠ 周波数1~9

「アストロハーモニックチャートβ」から分かったことは、ネイタルチャートだけでは見えない才能の方向性とポテンシャル(潜在能力)を診断できるということです。

著名人の「ハーモニック・チャート」を打ち出してみると、特に第5調波(周波数5)と第7調波(周波数7)のパワーが強く出ることが多いのです。

モデルの藤井聡太氏も第5調波において、合(0度)の天体(発芽天体)が多数あり、黄色の棒グラフが高く(63)なっております(通常は30を越えると高いとみなす)。⇒全体の診断は後日致します。

チャートの見方と各周波数のもつ意味は今後ご紹介し、まだまだ研究途上ですので皆様と一緒に検討させてください。


ハーモニクス理論は70年代後半に提唱されたものなので、まだ歴史は浅く診断法は様々な観点がありますが、私は主に才能診断の立場から研究していきたいと思っております。

これから[note]において著名人のハーモニック・チャートを皆さんに提示して私の判断だけでなく、皆さんのお気づきになった観点もコメントいただいて共有できましたら幸いです!

また診断してみたい著名人(出生時刻、出生地が判明している方)がありましたら、お知らせ願います。


★アストロハーモニック  瀬尾 泰範


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