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境界線を引く、という選択。

※この記事は占いサイト「WORDS」に公開したコラムを再掲しています。

占いやスピリチュアルが好きな人、いつも相手に合わせてしまう優しい人、周囲の影響をうけやすい人におすすめのお話です。



「一緒」と考えない

身近でびっくりするような出来事が起こったとき。
すぐそばにいる人がピリピリ・いそいそしているとき。
なんだかあなたまで、ドキドキ・カッカとしてきませんか?

周囲への気配りを欠かさない人や、相手の意見に合わせてしまう人に多いかもしれません。
その感情は本当にあなた自身から生まれてきているものでしょうか?
身のまわりで起きていることと、あなたの感情をごちゃまぜにしてしまってはいませんか?

いま起きている状況は、あなたとは直接関係ありません。
起きた出来事と、そこから起こる感情は別物として扱います。
冷静になって事実だけに目を向けましょう。

いまここにあるのは出来事と、そこに反応している感情だけです。

引きずられない

優しい人は人の感情に敏感です。
周囲の状況やその場にいる人の気持ちを、無視することは難しいでしょう。
何かや誰かの意見がないと先に進むことが出来ない人にも多いかもしれません。

誰かを避けることは、相手を否定することとは違います。
あなたの心の中は、あなただけのものです。
心の中まで相手に合わせなくてよいのです。

知らず知らずのうちに、相手や環境に依存していないでしょうか?
相手の心の中も、その人だけの大切な世界です。
他者が踏み込める場所ではありません。

起きている問題は、相手自身の学びです。
相手が乗り越えるべき課題です。
あなたの感情とは切り離して、ほどよい距離感で対応していきましょう。

あなた自身を守る

誰かの心配をしたり、あれこれと思い悩む人ほど、たくさんのエネルギーを持っています。
その多くのエネルギーを、まずはあなた自身のために使いましょう。
あなたがたっぷり満たされていれば、周囲の変化に惑わされることはなくなります。
誰かの顔色を窺う必要もなくなるでしょう。

代わりに、信じる強さが育ちます。
目にはみえないこと、希望や理想を信じる強さです。

あなたが内側から強くなれば、無理なく周囲を助けられるようになります。
それは、ごくごく自然な行動です。

相手ではなく、まずはあなた自身に焦点を当てることからはじめましょう。


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