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人生を豊かに循環させたいのなら

以前アメブロに掲載していた記事(2022年9月14日付)に加筆修正して再掲しています。



仕事やお金は出生図のどこをみる?

西洋占星術で仕事や収入、天職などをみるときには、出生図の2・6・10ハウスを読む方法があります。

西洋占星術:ハウスの意味(https://www.ac-illust.com/より)

ハウスの意味を簡単に上げてみると、

・2ハウス・・・才能、能力、価値観、お金の稼ぎ方
・6ハウス・・・毎日行うこと、労働、役割、健康
・10ハウス・・・社会との関わり、使命、肩書き、人生の目標

2・6・10ハウスの解釈一例

こんな感じでしょうか。

何でこの3つが豊かさに通じるんだろう・・・と、単純に思ってしまいますね。

ナチュラルハウスで考えてみる

3つのハウスをそのままサインに置き換えて考えると、

・2ハウス=牡牛座(2番目のサイン)
・6ハウス=乙女座(6番目のサイン)
・10ハウス=山羊座(10番目のサイン)

西洋占星術:ナチュラルハウス

全てが「地エレメント」という共通点がみえてきます。

地エレメントは、タロットでいえば「ペンタクル」です。
ペンタクルは「豊かな人生とは何か?」について、14枚のカードを通じて教えてくれます。

コツコツ地道に努力を積み重ねて頑張りなさいよ。
その先には必ずリターンがあるからね?

ペンタクルがそう伝えているように、私は感じます。

アスペクトで考えてみる

地エレメントのサインを、アスペクトで考えてみるとどうでしょうか?
同じエレメントということは「トライン」の関係です。
複合アスペクトの「地のグランドトライン」が出来上がりますね。

グランドトラインの中を、地エレメントのエネルギーがイージーに、ぐるぐると延々に回り続けるイメージです。

複合アスペクト:グランドトライン(https://www.ac-illust.com/より)

このぐるぐるを妨げてしまうと「豊かさ」が循環しにくく、何らかの不具合を感じるかもしれません。

2・6・10ハウスに天体があれば、よりそのエネルギーを感じやすいでしょう。

・2ハウスの才能を使わないのは宝の持ち腐れ。
 →あなたの才能や特性は生かしてこそ。
・6ハウスの健康を害してしまうと仕事どころではない。
 →毎日の生活には一定のリズムやメンテナンスが不可欠。
・10ハウスの社会と関わらずして、精神的な成長発展はありえない。
 
目的・目標があるから日々が努力できる。

ハウスの解釈・表と裏

物事はつねに「表裏一体です」。
グランドトラインはよいものもそうでないものも、とにかく延々と回し続けます。
好ましい状態を循環させるためには、物事を両方の側面からながめてみる必要があります。

あなたが好ましいと感じる状態を、循環させることに注力していきましょう。

人生を豊かに彩るためのヒント

ここまでをまとめると、人生を豊かに循環させるためのヒントがみえてきます。

【人生を豊かに彩るためのヒント】
1.自分の特技、才能を生かす。好きな分野を諦めない。
2.健康管理。自分の役割(仕事・ポジション)を果たす。
3.社会(地域)とかかわる。目的意識・目標を持つ。
  お金に換えられない経験を積む。

人生を豊かに彩るための3つのヒント(Astro Angelica)

もし今、うまくいっていないと感じるならば、この3つのバランスを見直してみるとよいです。
足りないと感じるところは、ちょっとだけでも努力して取り組んでみましょう。

コツコツと取り組んでいれば、自然なかたちでお金にもご縁にも恵まれるようになります。

不思議な話にも思えますが、奇をてらう必要がないのが人生といえるのかもしれません。

大地にしっかりと両足で立ち、美しい空を見上げる。

その姿は、現実世界をしっかり歩みながら、理想の世界を目指す生き方の象徴です。

望ましい状態を循環させ、調和のとれた人生を目指していきましょう。


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