蟹座新月にリボンをかけて
7月6日の蟹座新月を目前にして、私がいま感じていることを書いてみますね。
水エレましまし蟹座シーズンの今
今回の新月は蟹座で迎えます。蟹座には金星が同座しています。
同じ水エレメントの星座・魚座には、土星と海王星が長期間滞在中です。
今のこの時期は、自己と他者、過去と現在が混在していて、感情が波立ちやすくなるかもしれません。
何かと周囲の影響を受けやすく、過敏に反応しやすいときですから、自分と周りとの境界線をハッキリ意識しておくとよいです。
蟹の甲羅の中にいるあいだは息苦しさを感じますが、同時に甲羅は大切な自分を護るシェルターにもなってくれます。
いま目を向けるべきは自分自身です。しっかり自分の心に寄り添って、自分のよき理解者、よき協力者になりましょう。
自分にたくさん共感して、たくさん「いいね♡」してあげましょう。
殻を脱ぎ捨ててハダカンボになる
太陽はまだ蟹座の中間地点を運行中ですが、水星は先に獅子座へと移動しています。
水星は太陽の有能な補佐官で、太陽が獅子座に入る前に場を整え、太陽が最高潮に輝くための準備に取りかかっています。
獅子座が外へと放つエネルギーは、燦々と輝く太陽の光そのものです。
あと2週間もすれば、きゅうくつな蟹の甲羅を脱ぎ捨てて、両手放しの裸ん坊で駆け出せるタイミングが訪れます。
水をたっぷり含んだ蟹座のエネルギーから解き放たれて、太陽の恵みいっぱいの季節に突入するまで、あとほんの少しなのです。
そのために水星が、着々と準備をすすめてくれていることを覚えておいてくださいね。
太陽系の中心、獅子座で輝く太陽
ここにタロットカードの19番「The Sun」を並べてみました。
明るく輝く太陽の下、白い馬にまたがって、無邪気にはしゃぐ子ども(息子)が描かれています。
狭くて湿り気のある空間(蟹座シーズン)から解放されて、これからまさに夏の盛りを謳歌しようと駆け出しているところです。
獅子座太陽の季節は、一年のうちで最も生命がいきいきと活動するときです。太陽は獅子座にいるときに本領を発揮します。
太陽が象徴するのは、私たちの生きる目的、根源的な欲求、強い意志、です。
自分はどうしたいのか?どうありたいのか?
太陽の意図は、太陽単体だけでは体現することが出来ません。
他の天体と協力関係を結ぶことで、自分の可能性を押し広げ、未来を切り拓いてきます。
新月は心機一転のタイミング
新月はスタートの時です。太陽の意図と月の欲求がぴったり重なるのが新月ですから、今回の蟹座新月のタイミングでみつけたテーマ、向き合った課題は、次の獅子座シーズンでは、自分の太陽を輝かせるための着火剤となるかもしれません。
いま自分に正直であるほど、自分らしく輝くためのエネルギーが蓄えられていきます。自分にていねいであれば、気持ちも落ち着きます。
今はすこしばかりしんどい感じがするかもしれませんが「THE SUN」の子どものように、ワクワクする気持ちをもって、蟹座新月を迎え入れてみてくださいね。
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