生きづらくたって、生きていく。#12
例えば今日がしあわせな気分なら。
それはとても素晴らしいこと。
存分にしあわせな気分に浸って、味わってほしい。
胸の奥からじんわりと広がってくる、そのあたたかい感覚をしっかりと覚えておいてほしい。
こんなによろこんでいいのかな?
しあわせの次にはよくないことが巡ってくるのでは?
そんなふうに考えてしまって、今のほわほわな気分を台無しにしないで。
そのしあわせの感覚はあなただけのもの。
あなただけが得られるご褒美だから。
ただただ、そのやわらかな感覚に身をゆだねていればいい。
しっかりと、じっくりと味わって。
こんな気分になれたのは、心身ともにコンディションがよいからではないかな。
できるだけこの状態を維持できるように、自分のためのケアを続けたい。
もしもまた、ひどく沈むような気分の日がきても、この胸から蕩々と流れ出る、あたたかい感覚を覚えていれば大丈夫。
きっと未来も癒してくれるから。
そうして私は、今日を生きていく。
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