自分を否定すると苦しくなる
※この記事は占いサイト・WORDSさんで書いたものを再掲しています。
やりたいことが見つからない。暑いし、だるい。動きたくない。
そんなふうに毎日が行き詰まっていませんか?
その感情に、星読みの観点からメッセージを贈ります。
我慢していませんか?
欲しいものがあっても、お金がないとか緊急性がないからと言って、つい我慢していませんか?
やりたいことや行きたい場所があっても、周囲の予定に合わせて後回しにしていないでしょうか?
日常的に我慢をくり返していると、あなたがやりたいことが次第に分からなくなってしまいます。自分の欲求が満たされない状態が続くと、あきらめる方向に意欲がむきます。
そうすると、何事においてもやる気が起こらず、何に対しても楽しいという感情が薄れていきます。これでは、毎日が楽しくないでしょう。
もしこういった状態に心あたりがあるなら、ちょっと注意が必要です。
土星の影響かもしれない
星の動きに注目してみましょう。今の空では魚座に土星が座しています。
土星は「ブレーキをかける星」であり、「重苦しくむつかしく考えさせる星」でもあります。
今この土星の影響を色濃く受けているのは、魚座や乙女座、双子座や射手座といった「柔軟宮」に星を持つ人です。
太陽・月・水星・金星・火星といった個人天体が柔軟宮にあれば、何らかの重苦しさを感じていることでしょう。
「サターンリターン」を迎える、30代を目前にした人もまた違う角度から土星の影響を感じているかもしれません。
けれども土星の教えの本質は、重苦しさではありません。
今は時間がかかってもいいとき、出来なくてもいい、あせらなくてもいいときなのです。
先のことを考えすぎていては、ますます動けなくなってしまいます。
「あがいたりもがいたりしながらも、最後は必ず実を結ぶ」ことを教えてくれるのが土星です。
いきなり大きな目標を目指すのではなく、今日できる最善をつくしましょう。今の状態から無理のない範囲でできることを、どんなちいさなことでもいいのでやってみましょう。
緊張をゆるめていこう
もしかしたら、あなたは理想が高すぎるのかもしれません。
それ自体はよいことなのですが、理想に近づきたいあまりに「~でなくてはいけない」「~するべきだ」という、かたよった考えに陥りがちです。
あなた自身に対して、重い足かせをはめていませんか?
あなた自身が作り上げた、せまい檻に入っていませんか?
そこから一歩動き出しましょう。視点を変えて、違う景色を見てみましょう。
ダメな自分も否定せず、「かわいいヤツ」と認めてみましょう。
肩の力を抜いて、一歩引いたところから今の状況を見てみると、案外楽しく感じられるものです。
「なんとかなるさ」「だいたいでOK」
そんなふうにリラックスして過ごしていれば大丈夫です。
今のこの時間が、やがて活きてくるときが必ず訪れるはずですから。
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