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SVBONY MK105MMレビュー(その6)〜おつきさま眼視観望〜

第二回「天リフ読者レビュー企画」』レビューその6です。


結論

MK105MMは私が大好きなおつきさま眼視観望をしっかり楽しめる鏡筒です。

きままにつらつらと

さてさて、私が見る星はほぼ月と太陽だけで、惑星とか恒星とか星雲とかほぼ見てません。で、レビューの鏡筒が届いたのが満月過ぎ、自宅の西向きベランダからは月も(深夜にならないと)見えないので、月がベランダに現れるまでレビューその1〜その5みたいなことをやってました。さて、7月下旬になってようやく月が現れてきました。明るいうちからスタンバイして待ち構えました。

MK105MMもMC102もよく見えます。比較をすると
MK105の方がやや暖色系だからかなんとなく屈折っぽい感じ。
MC102の方はやや寒色系でサラッとした感じ。
と言う印象です。

アイピースもいろいろ替えてみましたが、私が好きなのはやっぱり月全景が見える32mm。これは以前twitterだったかyoutubeだったかで、ぼすけさんが紹介されていたのを見て即買ったSVBONYのSV131で、月・太陽観望で大活躍してます。

この日はまだ月齢も若く1時間位で向かいのビルに沈んでしまいあわただしく終わりました。

2日目はレビュー対象のズームアイピースも使ってゴソゴソしてましたが、ふと我に返りました。鏡筒レビューに初めて参加したので、それなりになんかやらないととか、テキトーになんか言うんじゃなくてなにか証拠を示しながら客観的にやらないととか、肩に力が入ってんじゃね?と。そうじゃなくて、この鏡筒買ったら楽しめるのか?ってことが大事じゃね?と。

なので、おつきさま観望を楽しむことにしました。はい、しっかり楽しめました。

レビューその1〜5で四の五の書きましたが、まあこんなのMK105MMに限った話ではなく、MAK127だって、MC102だってなんだって四の五の書けるわけです。
・MAK127は大きくて重いので気合が入ったときでないと出す気になれない。
・MC102もよく見える鏡筒だけど(MAK127と同様)やや寒色系なのがちょっと残念(好みの問題ですが)。
・自作の屈折双眼望遠鏡SOGAN60は手軽にホイホイ使える・使ってるけど、少し色収差が気になる。

これに対してMK105MMは、鏡筒がギリ片手で持てる大きさなので気軽に出せる。カセグレンなのにやや屈折っぽい暖色系で見てて面白い。カセグレンだから色収差がない。なんてのがいいところだと思いました。

私は、MK105MMとスペック似通っているMC102、NexStar4Eを持っているので、さらなる追加購入はなかなか踏み切れませんが、持っていなければ、買っちゃおうかな?どうしようかな?と楽しい悩みを抱えるだろうなと思いました。


リンク
レビューその1:レビューまとめ
レビューその2:実はFL1500
レビューその3:バッフル長め
レビューその4:暖色系
レビューその5:手持ち撮影やってみた
レビューその6:おつきさま眼視観望 この記事

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