7/2放送分【私の終活】

生涯学習の一環で土曜の朝に放送されている「ひょうごラジオカレッジ」の感想とボート競技をからめた感動エッセイをつづっています。スタートしていよいよ5年目に突入しました。過去分も随時アップ中。目録はこちら〔21年度〕〔19-20年度

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22/07/2放送分
エンディングノートの書き方> 吉原美由希 先生

終活という言葉が定着して久しい。以前は葬式やお墓の準備をすることだったが、今は自分の終末を直視し、今後の自分を前向きに見つめ、家族の負担を減らし、自分の想いを伝えるマニュアルとの講義だった。

1、2度、終活講座も受講した。年齢相応に両親を見取り、次は自分の番だと分かってはいるが、一切着手していない。今しなければいけないことに追われ、ゆとりを持てず、いつまでもあくせくしている。ここ10 年続けてきたボ
ート普及活動がそうさせるのだが、つい夢中になるのだから仕方ない。

今のままだと未完のままで途切れてしまう不安が先行する。いいのか悪いのか、講義での終活には程遠い。これから先ではなく今をただ前向きに生きている。先月73 才になった。あと数年は今にしがみついて生き抜こうと思っている。

家族への負担を減らすどころか増すばかりで肩身が狭い。最後のわがままを許してください、とお願いするのみの日々。これがひょっとしたら私の終活なのかもしれない。

22/07/05
アストロケン

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