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エッセイ教室①【さらなる文章修行】

4年前にお世話になったエッセイ教室に、今年からまた通うことになりました。隔週で1本約1200字。こちらでもボートのことを書いています。
次回【スーラ描く「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を夢見て】

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生涯大学エッセイ教室が終了し簡単な軽食でのお別れ会の時に、「年に1度位は同窓会をしようよ!」と語り合いました。その翌年の冬でしたか、O先生を囲み、H氏の自費出版記念と、その他諸々を祝って旧交を温めたことがありました。その後はコロナ到来により3密厳禁、4人以上の会食厳禁との生活制限の世の中になり、いつの間にかのびのびになってしまいました。

一方、その後の私の文章修行はまず文学館での文章基礎講座での学びに始まり、関西放送でラジオカレッジがある事を知り、毎週の放送を聴いた感想を葉書1枚にまとめて投稿し、年に数回批評等いただくというもので、4年近く経ったいまも続けています。1年遅れで始めた妻の方がなかなかの筆上手です。互いの読み比べ講評では先輩の意地だけを通すことが多く、これもまたいい修行になっています。

テーマは教室の時と同じく、ボートでのシーンを文章にして、自らを励ましつつ、同行のクラブメンバーとのチーム力強化の一助にとの思いで感想文を書き投稿しています。同時に了解を得た20人強にメールで送信し、高校時代の友人数人他数名からの感想メールも励みになりました。1週間でほぼ500字前後のハガキ投函は文章修行には良かったと思います。さらに半期単位でのカレッジからのテーマに対して、400字1枚ないしは2枚の文章募集があり、その中から抜粋され録音、電波にも乗りました。

こうした日々の勉強のある日、定時に聞くラジオ放送で伊集院静氏の

年老いての友達は生涯の友になる

との言葉が耳に入りました。その時ふと思い出したのです。あの時のエッセイ教室は貴重な人生の友としての交友の場ではなかったかと。丁度そうした折にO氏から「再び共に学びませんか」との1行添え書きの年賀状をいただきました。伊集院氏の言葉と年賀状の1行にふと心が引かれ、揺れ動いたという次第です。

ラジオカレッジ修行4年が経過しての今回のお誘いは、道場嫡男が荒武者修行で親元を離れ諸国の道場を回り、親父のところへ戻ってきた初日のような気分であります。

O氏からは「今度の木曜日、令和4年の初教室があるから1,200字以内の文章を13枚コピーの上いらっしゃい」との返事でした。

70歳を超えての高齢文章修行、本日古巣の道場に見参つかまつりました。よろしくご指南のほどお願い申し上げます。

ここで、近作「ひょうごラジオカレッジで私が学んだこと」副題【さらなる文章修行】(1月8日送信分)を掲載させていただきます。

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私の文章修行は、この人生で広く深く影響を与えてくれた漕艇経験の数々を「感動エッセイ」の名のもと綴りたいという思いから出発しました。生涯大学エッセイ教室終了後の平成30年ラジオカレッジに入学しました。途中からは、講座感想と漕艇への想いを葉書1枚に併記する形式に変更して、現在に至っております。

昨年10月にはこれまた漕艇関係のご縁で、本文感想を編集の上、イメージイラストと一緒にSNSに掲載していただくことになりました。これまで自分の想い中心の文章でよかったのが、SNS読者の方にどう届いているのか、という視点が欠かせなくなりました。修行足掛け7年目の私にとって一大変化であります。初心忘れず、ラジオカレッジを核に「聞くことから学び表現する」修行をさらに深めたいと思います。この機会を与えていただいた漕艇の同士に、またラジオカレッジご担当の皆様に深く感謝いたします。

2022年1月
アストロケン
次回【スーラ描く「グランド・ジャット島の日曜日の午後」を夢見て】

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