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『パグサイクスへようこそ』説明書

自身のオリジナル作品である『パグサイクスへようこそ』の説明書です。

『パグサイクスへようこそ』はメインとなるストーリー内の要素として様々な世界観や登場人物の物語が登場します。
登場物語はいずれ個別に紹介ページを作成し、『パグサイクスへようこそ』と同様に説明書として記事を書く予定です。

当記事は、今後より読み易く楽しんでいただけるよう挿絵を追加したりと随時アップデートしていきます。




更新履歴

☆2023.03.26☆
ー 登場物語のイメージイラストを追加
ー 無所属のキャラクターを追加

☆2023.03.24☆
ー あとがきを追加
パンが食べたくなる内容を目指しました。(嘘)
ー しろだまくんのキャラクター紹介イラストを追加

☆2023.03.23☆

ー 登場物語のイメージイラストを追加
空白になっている物語のものは近日中に掲載予定。
「NowPrinting」となっているものに関しても更新予定です。


あらすじ

幼馴染同士であるバンとタマは、気付くと自身のフルネームやどこから来たのかといった状態を忘れた状態で見知らぬ場所に立っていた。
そこはどこまでも広がる青空の中に浮島が点々と浮いているだけの不思議な空間。
二人は自分たちがいる浮島に一つの小さな家がポツンと建っているのを見つける。
その家の持ち主らしき不思議な生き物は自身を「エル52号」と名乗り、二人が記憶を失っているという事情を聞くと新しく「パンさく」「しろだま」と名付けを行う。
ヘンテコな名付けに怒りを表すバンだったが、促されて窓に姿を映すと自分がパンダの様な姿に、タマがしろくまの様な姿に変身してしまっていた。
そして反対にエル52号は生物から女性の姿に変身しており「パグサイクスへようこそ、お二人さん」と二人に挨拶し、この島に滞在する対価として自身の仕事“夢創家”を手伝うように告げるのだった。

世界観・舞台

世界

世界の名前は『パグサイクス』。
と言っても、これはエル52号が勝手にそう呼んでいるだけ。
「青空の中に浮島が点々としている」という景色はエル52号にとっての世界の捉え方であり「そうであってほしい」という願望が具現化している。
この世界に他の住人がいるとしたら、その住人のテリトリーではその住人固有の世界観が景色として反映される。

この世界の住人は物語の一登場人物だった頃に何者にもなれなかった人々。
人はそれぞれ人生という物語を生きて幸せになったり誰かを幸せにすることで自身の役目を果たし納得した状態で死という終わりを迎えるが、それができずその世界で生きた意味を見出せず“やり直す”こともできないとこの空間に滞在して物語を動かす側としての権利を得る。
元の世界に戻らずとも自身が幸せになれる新しい世界を見つけ出すことができれば、その世界と同化し本来の流れへと乗ることができる。
エルが物語を作り続けるのは、この世界に住む人々が気に入る物語を作り出して救済するためというのも理由の一つとして存在する。

時間軸が曖昧であるため未来と過去が交差することがあり、それによる障害を無くすため記憶のアップロードの様な事象が起こることもある。
しかしそのデータに過程の内容や具体性は殆ど無く「そいつを滞在させておくのは得だ」等の結果論的な物であることが多い。

『パグサイクス』は英語に直すと『PAGSAYKS』となり、逆から読むと『Sky as Gap』となる。
これは、様々な世界を観てきたエル52号の「同じ空を見られるのは同じ世界にいるから」「違う世界に居ては同じ空を見ることはできない」「空は世界と世界をわける隔たりだ」という考え、そして「広い目で見れば世界は全て同一空間上にあり、そういう意味では同じ空の下に存在するのではないか」という願望に似た仮説を表してもいる。

★世界のルール
・名前は三音以上でなくてはならない(でないと消滅してしまう)
  →別項目にて説明
ギブアンドテイク必須(一方的に貰いっぱなしはダメ)
  →エルの家の中の部屋でもこのルールが適用され、仮に部屋の物語が不要としていない物を持ち出すと罰を与えられたり後々“お返し”が必要になる
・認識によって作り出されているため、体感によっては物理法則を無視する
  →物理的距離が遠くても心理的距離が近ければ100kmも1m扱いになる等


舞台

物語の主な舞台となるのはエル52号が所有するワンルームの小さな家。
これはエル52号の頭の中を表していて、家の中と外はシームレスに繋がっている様でいて実際は存在法則が著しく異なっている。
頭の中を表す家の部屋はいわば“カオス”をアイディアという設計図に則って一時的に固定化しているだけの状態で、家の外以上に“認識”によって左右されている側面が強い。
エル52号の新しい発想によって新しい部屋が随時生まれたり、観測によって新しいひらめきが生まれるとそこからまた部屋の探索可能領域が広がったりする。
この空間にいる間は自身もカオスの一部へと変わり存在定義が曖昧になっていくので、急激に家の外へ放り出されると本来の自分を忘れ形状や意識を維持できなくなってしまう。
それを防ぐためにセーブポイントとして自分専用の“”が必要となる。

★変身によるメリット
・どの世界観に行ってもその場所の平均的な知識がインプットされる
  →「当たり前の事」ではなくあくまでも付随知識として
・派生した姿でいる限りどんな障害を加えられても元通り(痛みはある)
  →世界に染まり過ぎて帰り方を忘れると無効になり、その場合死に戻りしか方法が無くなる
・容姿を単純化することで自分を覚えやすくなり修復が容易になる
  →潜在的に“”が自身の帰るべき場所として設定され、魂の本質はそこに保存されたままそれ以外の部分が見えない繋がりを持ちながら活動をするイメージ


要素

★家
エルの頭の中のアイディアを具現化している。
基本的に内部は感情には影響されないが、エルがネガティブモードになると不快感が具現化したモンスターが島に出現してしまう。

★部屋
特定の物語を表す。
体験型・対話型があり、対話型は物語を抽象化した部屋の姿として現れロウラーと会話できるが、体験型の場合はその世界そのもので出来事を観る感覚になるので部屋といった様子ではなくその世界の入り口といった作用となる。

★旗ー《キー》
いわゆるフラグであり
物語の部屋から不用物として手に入れたアイテムや言葉が変換され、扉に使うとそこから新たな物語に通じる。
家の玄関口含め、どの扉に使用しても効果が現れる。

★ロウラー(仮称)
キャラクターの性格等の設定要素を抜き出し情報提供してくれる状態にした分身。
最大5体までが同時出現。
それ以上現れていると物語に飲まれている状態で、変身による恩恵を得られなくなってしまうので注意。

★体験型の部屋
体験型の部屋では基本的に物語の筋書きに干渉することは不可能だが、強く「状況を変えたい」と望むとその物語の一登場人物としての干渉が可能となる
しかしその場合家の外の本体との繋がりが著しく希薄になってしまうため、物語に飲まれている状態となりダメージに関する変身の恩恵を受けられず死に戻りでしか家の外に出られなくなってしまう。
場合によっては精神的に大打撃を受けてトラウマ等の後遺症に繋がることがある。

★畑
エルの発想を促す作物を作り出すことができる。
部屋が存在していてもエルの中に続きの展開に繋がるアイディアが無ければそれ以上探索することはできない。
アイディアそのものは潜在意識の中に眠っているので、作物はそれを呼び起こす為のもの。
キミナカが管理している。


キャラクター

エル52号

『パグサイクス』の住人。
猫とウサギを足して2で割った様な姿を持ち、関西弁の様な話し方をする。
夢創家(ムソウカ)”という職業を自称し数々の物語を作成。
その物語を家の中に表現しているが、本人はあまり家の中に入りたがらない。
自身のテリトリーに滞在させる対価として、アイディアが散らかるそれぞれの物語の部屋の“整理整頓”をパンさくとしろだまに命じた。

★容姿について
「気まぐれ」で「寂しがりや」という自身の性質をそれぞれ猫とウサギという形で表している。
猫はエル自身の憧れの対象としての姿でもある。
ウサギの容姿に関しては、物語※1に属していた頃の白髪に赤い目といった本人がコンプレックスに思っていた容姿の現れで、本来この物語の舞台となる空間に来ればコンプレックスは捨てることも可能なのだが、それにも関わらずその容姿の情報を維持している。

★関西弁
物語に属していた頃唯一自身を肯定し気にかけてくれていた存在が関西弁を話していたことから、その存在の気質を真似し拠り所とするために「自身の心を強く堂々と持ちたい」といった場面では気持ちのスイッチとして関西弁を話しており、多少の図々しさが表れる。
本来は気弱で言いたいことも言えない性質なので、心が弱ってそちらの性質が強く現れる場面では関西弁を話すことができず標準語になっている。

★家に入りたがらない理由
家に入れば自身が物語として昇華して保存している忌まわしい生前の過去と向き合わなくてはならない。
その物語の部屋は極力見つからない様にと隠しているが、本人は生前の世界で居場所を見つけたいという願望を強く持っているため定期的に向き合おうと立ち向かう。
ちなみにエルが内部に居る際には家の煙突から煙が出ている。
前項目に関わる内容だが、「自分のままで受け入れられたい」という想いが容姿のコンプレックスを捨てられない理由の一つでもあり、容姿を肯定してくれた拠り所的存在との再会への願いも現れている。

★何故「52号」なのか
エルは生前の世界において自身が出生時に与えられた本当の名前を知ることができず仮称で呼ばれており、更に『パグサイクス』へ来た際にはその仮称の一部しか思い出すことができなかった。
それが「エル」である。
一つの理由としては、「エル」ではこの世界のルール上文字数が足りずそれを補う為に付随させたもの。
もう一つの理由は、エルは自身の家の部屋で元の世界のやり直しをする度に死を迎えておりその度に実質元の自分とは違う者に変わっている。
勿論最初は「1号」と付けていたのだが、上記の点から「違う自分なのに“1号”のままでは違和感がある」ということでやり直しの度に号数は加算されている。
また、彼女の容姿にある“青いリボン”は死を迎えた際の死因を隠す為のものであるため、異なる死因で戻ってきた際にはリボンの位置が変わり号数が変わったことを示していたりもする。
それが明らかになるのは物語の後半となる。

★「名前は三音以上」のルールの理由
(少なくとも私の物語上)本来愛称は二音以下だったとしても元となるフルネームが必ず三音以上あり、本名を知られない為に愛称を使うことはあってもそれは本質であるフルネームを守る為のものでしかない。
『パグサイクス』に存在する為には自身の所在を証明するためにフルネームを提示することが最低条件となっており、エルの場合は元の世界においてもフルネームを隠され知らされずにいたことから便宜上“号数”を付けることとなった。


パンさく

ボロボロの帽子をかぶり、上着の下半分がビリビリに破り取られた学ランを着た状態でパグサイクスを訪れた少年。
髪や瞳の色も真っ黒なので褐色気味の肌以外は殆ど黒と白色である。
基本的に真面目な性格であるためツッコミの様な立ち位置になることが多く、その苦労や疲労の表れなのか常に目の下にクマがある。
しろだまが自身にとって大切な友人であることと互いを呼び合う愛称以外の記憶を失くしてしまっている。
元の世界へと戻ることを目標としている。

★パンさくの正体
元の世界※1での名前は旛 朔太郎《バン サクタロウ》。
実はエルと出身の世界は同一であり、境遇も生前のエルと似ている部分がある。
元々は黒髪黒目ではなく金髪碧眼だったが、その容姿をコンプレックスに感じていたことから『パグサイクス』へ訪れた際にその要素の情報は削除された。
服が破られていたのは迫害されていたことの表れなのだが、その点に関してはパンさく本人の反発精神や「見返してやる」という想いからそのまま移行されている。
彼は“物語”を作ることで「見返す」という目標を達成できると考えていたのだが、『パグサイクス』へやってきた時点でその記憶を失くしてしまった。

★何故パグサイクスへやってきたのか
パンさくは元の世界でエルが書いた日記を読む機会があった。
その際に世界からの消滅をもたらす怪物に食べられ、それが『パグサイクス』への道へと繋がった。

★物語の終盤にて
物語の終盤でエルの部屋を発見し本来の世界観に触れたことで何故自分が『パグサイクス』に辿り着いたのかや自分の本名…つまりフルネームを思い出すが、パンさくはエルの成り行きを見届けるまで『パグサイクス』に滞在し続けることを選択する。
エルを本当の意味で救えるのはパンさくしかおらず、救うために払うべき代償も彼が背負うこととなる。
その代償は「他多数」の世界の一つ※2にて再登場する際に確認できる。


しろだま

パンさくと同じタイミングでパグサイクスを訪れた少年。
白髪に濃いグレーの瞳が特徴で、白に近い淡い色合いのTシャツとズボンを履いている。
穏やかで能天気な印象であり、度々無責任な発言を行うことからパンさくからのツッコミを受けやすい
パンさくが自身にとって大切な友人であることと互いを呼び合う愛称以外の記憶を失くしてしまっている。
元の世界へ戻ることに関しては特に執着していない様子を見せる。

★しろだまの正体
元の世界※1での名前は城山 玉之介《シロヤマ タマノスケ》。
パンさくと同じくエルと出身の世界は同一。
元の世界では迫害される立場ではなかったが身体の特徴から若くして世界からの消滅が近いことが判明しており、家族を含め周りからは腫れ物の様に扱われていた
本来しろだまの立場の人々はパンさくの立場の人々を迫害し接触も最低限必要がある時以外は拒絶するのだが、パンさくは唯一しろだまに対して一友人として壁を作らず弟の様に接していた存在だったため心の底から慕い、立場上あまり仲良くするべきではないという懸念を持つためつっけんどんな態度をパンさくに表されつつもめげずに彼の背中を追いかけていた
また、パンさくが作り出す物語に触れることで世界から消滅しても別の世界で生まれ変われるかもしれないという希望を抱いている部分もある。
元の世界では10歳程度の少年だったが、「大人になりたかった」という願望の現れから『パグサイクス』では少し成長した姿で登場している。

★何故パグサイクスへやってきたのか
パンさくと原因は同一だが、怪物が現れたのはしろだまがその時点で世界から消滅させられてしまうタイミングが来てしまったからであり、パンさくはそれに巻き込まれた形となった。
記憶を取り戻した際、世界からの消滅に巻き込んでしまったことに対する罪悪感を伝えるが、結果的にしろだまと長い時間を共に過ごすことができたことや物語を作るという目標に近づけたことからパンさくは全く気にする素振りを見せず寧ろ感謝を伝え、しろだまはより一層パンさくと一緒にいることに意義を見出すこととなる。

★物語の終盤にて
記憶を取り戻したことから元の世界に帰ることも可能だったが、怪物に食べられた時点でしろだまの元の世界での時間は残っておらず、そもそもしろだまにとっての居場所はパンさくの側だけだという自負も持っていたため引き続き『パグサイクス』に居続けることを選択する。
そしてエルへの感謝の気持ちから、パンさくが背負い切れなかった代償を請け負うこととなった。
パンさくが「他多数」の物語※2で再登場する際に共に活躍することとなる。


マモノ

度々登場する巨大な黒い“左手”の姿をした不気味な存在。
基本的にはエル52号とのやりとりが多いが、姿を変えてパンさくやしろだまの作業を補佐したりもする。
対話型においてのロウラーの作成もマモノによるものであるため、指の数に合わせて最大5体までとなっている。
エルとの会話では中々に雄弁で、彼女のだらしなさや要領の悪さを厳しく指摘したりする場面も。

★マモノの正体とエルとの馴れ初め
「他多数」の物語※3の中で望んでもいないのに産み出され排除された“カオス”という存在そのもの。
自身の人格の軸を持たず何者にでもなることができてしまうが故にどこへ行っても※4結果的に奇妙がられ嫌われ者として扱われたが、エルにとってはそうではかった。
元々島はマモノの所有物だったが初めてこの世界を訪れたエルが流れつき、エルの認識によって島のイメージが鮮明化されたことによってその眩しさによって初めマモノはエルを拒絶し除外しようとした。
しかしマモノはエルの中に多数の物語の世界の設計図が存在していることを知り、自分の島をエルに貸すことを条件に物語を作り続けるようにと命令する。
そうすることで自分自身の存在意義を見出したいという目論見を持っている一方、同一世界に住む他の住人の存在も邪魔に感じているためエルが物語を作り続けることでこの空間自体を独り占めしたいという願望の成就も目指している。
物語の時点では、エルと向き合い続けたことで相対的な人格が確立しつつあり、得体の知れない存在というよりはお助けキャラ的な立ち位置となっている。

★何故“手”の姿なのか
“カオス”というものを定義した人間という存在に憎しみの感情を持ちつつも、曖昧なものを意味のあるものへと変換し様々なものを作り出し得る人間の“手”というものに憧れを持っているため、自身の願望を表すものとして手の姿でいるようになった。

★“左”手の姿が多い理由
一番身近に接する人間であるエルは物を書いたり作り出したりする際は左手を使用する、所謂“左利き”である。
普段の会話では憎まれ口の様な内容も多く決して本人には打ち明けないが、なんだかだでマモノはエルに尊敬の念を抱いているのだ。
ちなみに暴力的な場面で活動する際は右手の姿になるのだが、それもやはりエルの“左手”を神聖視していることの表れだったりする。
ちなみに本人は手の姿であることは「便宜上」と言っており、左右の姿を使い分けている事含めて動機に自覚が無い。


キミナカ

エルの大ファンを自称する礼儀正しい少年。
ある場面から家の裏に突然畑が出現するのだが、それはパンさくやしろだまが助けを必要とする時点で初めて認識したからであり実は元々存在していたらしい。
会話の中で何か言い籠る際はバツ印が印字されたマスクを装着した状態になる。

★キミナカの正体
実は彼はエルが作る全ての物語が完成した世界線から来ている。
エルが「どうしてもアイディアが浮かばない!」とスランプになりこのままではマモノに島を追い出されるかもしれないとった状況に陥った際に招き寄せられてしまった。
キミナカが元の世界線へ帰るためには否が応でもエルに物語を完成してもらわなくてはならず、全ての物語の内容や結末を具体的に知っているがその内容をエルに伝えると世界線がブレてしまうため基本的にネタバレ的発言は制御されている。
せめてもの補佐にと畑でアイディアの素となる作物を育て、エルのアイディアの湧き出しが滞った際の補助を試みている。
ちなみに、「他多数」の物語の一つ※5に登場するキャラクターの息子。

★畑の作物について
「アイディアの素となる」といってもあくまでもジャンルや傾向といった要素であり、具体的な何かといった形ではない。
例えば、茄子は“日常”、チョコレートは“ラブロマンス”、きのこは“ホラー”といった感じ。
ジャンルが適応される作物についてはエルの好物に倣っており、本来作物としては作り得ない“チョコレート”が存在するあたり植物としての定義は曖昧かつ適当。
あくまでも「その物語の続きを作るならこういう流れじゃない?」といったひらめきの指針を目指している。


シナリオプロット

ジャンルや雰囲気の目安

★ジャンル
転生もの?、ファンタジー(登場物語によってSFやホラーも有り)

★雰囲気
・パンさくのツッコミを混じえたコメディ調のノリが基本
・終盤はシリアスな展開が増える

ストーリー上の目標

★物語を作り上げる作業を続ける
  →物語の要素を見出し具現化する作業は“カオス”であり続けることに苦しむマモノの救済に繋がる
★物語を完成させる
→物語を終わらせることは「他多数」の物語の内の一つ※3に登場するとあるキャラクターの悲願であり、そのキャラクターが関わる「白の部屋」の物語群のみが完成必須の対象となっている
★物語を作り続ける
  →ある程度完成した物語であれば同空間に存在する住人が受け入れ救済されるに足るものとなる可能性があり、その可能性を高めるためにも新たな物語を作り続け、願わくば全ての住人の救済を完遂することが目標となる
★パンさくを作家として育てる

  →“夢創家”の手伝いとしての“整理整頓”、つまり世界を観測し物語として構成する作業を続けることでパンさくは作家として成長していき、それがパンさく自身の本来の夢の達成にも繋がる
★エルを救済する
  →エルは自身の生前の物語を体験する際は一登場人物であるため客観的視点を持つことができず本人の知り得ない部分にエルの負のループを断ち切るヒントがあるのだが、その新たな要素を見出しそれに則してアレンジした物語を作ることはエル本人には不可能であるため、観測者であり作家として育ったパンさくが必要となるのだ

物語の流れ

coming soon…


設定のギミック

『パグサイクスへようこそ』には多数の物語が登場する。
『パグサイクスへようこそ』が俯瞰的立場でそこに「他多数」の物語が存在する構図の様でいて、実はエル52号が一登場人物として存在していた物語の世界が「他多数」側に紛れている

また、『パグサイクスへようこそ』を含む世界の内いくつかは世界観が繋がっていたり、別々の物語に登場する登場人物同士に繋がりがあったりと関わりがある。
当作品ではっきりと繋がりが明確化される世界はほんの一部(の予定)なので、プレイヤーに考察を楽しんでもらうことができるかもしれない。
隠された繋がりに関しては設定公開の段階では明示しない予定。


☆あとがき

長々とお読みいただきありがとうございました!
Webページの利点を活かして、当説明書はより楽しんでいただける読み物を目指し、思いつく限りアップグレードを続けていこうと考えております。

実際、私の創作そのものもアップグレードの余地はありまくりな上に、頭の中にある情報で皆様の目に触れるようにアウトプットできているのは恐らく1%程度(下手したらもっと少ない)という事実。

いわば、パン作りに例えると
・取り敢えず材料だけ揃えた
・パン生地を作るだけ作った
・(少し)練るだけ練ったまま発酵や焼成をせずに放置している

…そんなものをほとんど人目につかない状態で100種類以上こさえたわけです。
薄暗い厨房で大量の材料の山に囲まれながら一人生地を捏ねまくっている自分を想像すると中々にホラーですね。
(この後の付録にて焼成予定の材料・生地一覧を紹介させていただいております)

これだけの在庫を長年一人で抱え込み続けていた状態にいよいよ限界を感じてしまったので、今後は手の内を見せびらかしていく方針で材料やスパイス等の隠し味、練り作業の工程をバンバン共有していきたいと思っています。
そうして「その生地焼いたら美味しそうだな」と思っていただいたところで、パン屋たる『パグサイクスへようこそ』で実際にどの様なパンとして焼き上がるのかを楽しみにしていただく…それが現段階での目論見です。

そもそも『パグサイクスへようこそ』は「パン屋さえ開いちまえば自ずとパン作りに必死になれるだろう」という考えの下に動き出した物語でもありました。
パン屋というよりパン作りYouTuberとしてチャンネルを開設したと表現した方が感覚としてはしっくりくるかもしれません。
何はともあれ、見る人に少しでも「面白い」と思っていただければ一作り手として願いは叶ったも同然です。
先ずは使用材料の紹介生地にまとめる作業までは最低限こなしていきたいところ。
捏ねれば捏ねるほど美味しくなるという考えの下、まだまだ生地が焼かれるまでの道のりは長そうですが、パンさくたちが物語部屋の整理整頓を楽しむ(?)様に、私もパン作りを楽しんでいこうと思います。

ここまでノリで小麦粉臭い話ばかりしてきましたが、思いの外しっくりときすぎていて実は本人が一番びっくりしてます。
思えば『パグサイクスへようこそ』は畑で採れるアイテムがパンの具材向きだったり、エルちゃんが家の中に入ると煙突から煙が出たり、特に深く考えずに演出を設定したものがパン屋との親和性が高いという事実。
メインキャラであるパンさく君は「パン作」にかかりますし。(意図して名前をつけたわけではないです)

長い間バラバラだった要素がある時突然一つにつながっていく…創作をしていて度々体験する不思議な現象がここでまた一つ起きてしまいました。
こうして日常動作をきっかけに大きなヒントを得られるのも物語作りの面白さの一つ。
『パグサイクスへようこそ』を本格的にリリースする段階ではベーカリー漫画になっている可能性も無くはありません。
でも、それはそれで楽しそうだなと思ってしまっている自分がいたりもします。

そんなこんなで面白おかしく物語を捏ね続けている様子をお見せしていて不真面目だの不謹慎だのと思われる方もきっといらっしゃると思いますが、「こんな変な奴がいても良いか」と生温かい見守りの目線をいっぱい送っていただければきっと程よい温度で生地が上手く発酵してより美味しいパンを作れるはずです。
これは見守ってくださる方のさり気ない応援の熱量も作品の一部ということに他なりません。
こんな奇妙なあとがきをここまで読んでくださった酔狂なあなたは、最早私の作品の貢献者であり恩人と表現しても過言ではないのです。
より美味しいパンを作り続けられる様、引き続きお力添えいただければ幸いです。

そんなこんなでゆるゆると取り組んでは参りますが、沢山の方がふとした時に味わいたいと思ってくださる様なパン作りを目指して、立派なパン職人として活動できるよう頑張りますので今後ともどうぞ応援よろしくお願いいたします!

(イベント出店でパンを振る舞おうかしら)


付録:登場候補の物語について

過去に企画してきた物語のタイトルとあらすじです。
大体上から作成順に並んでいます。
『パグサイクスへようこそ』のメインストーリーに登場するキャラクターと繋がる物語には「※」と対応数字が書かれています。

『CigolAmard』〜『BfreStry』は「白の部屋(仮称)」としてカテゴライズしており、『パグサイクスへようこそ』の中で特に重要となり登場必須となる物語です。(総数26点)
「黒の部屋(仮称)」はその他多数の物語ですが、一部は白の部屋と繋がりを持っています。(総数87点※増加予定)

☆現在一部粗筋を更新済み(読点が付いていないものは未完)

白の部屋

ここに含まれる物語は明確に世界観の繋がりの設定がある。

白の部屋物語の相関図


『CigolAmard』※4
【ファンタジー / アドベンチャー / 魔法 / 多種族 / 神との対立 / 自分を探す旅】

☆一番練り込み歴が長く登場キャラクター数が多いので多分深い
☆人生経験上の価値観色々込めてる
恩人であるクラウスの蒸発後、孤島の住処に軟禁されて続けていたエルナークとクレシア。
島からの外出が不可能な日々が続いたが、ある満月の日に魔法陣が出現しエルナークだけがそこから街へと出かけることができた。
自由を謳歌している最中エルナークは「長耳の者が見つかれば天使によって処刑される」という話を聞き、長耳を持つクレシアの安否を確認するために急いで島に戻ったが、クレシアの姿はそこにはなかった。
恩人と同居人を探すべくエルナークは旅立ち、様々な仲間との出会いによって「自由」の意味、そしてこの世界に渦巻く強大な思惑を知ることとなる。


『OriginalNightmare』
【ファンタジー / アクション / 日常 / 魔法 / ツギハギ / 魔物 / 敵には残酷】

☆作った当時ハマっていた某映画作品のオマージュから発想を得た作品
☆『CigolAmard』の並行世界
ムーンタウンに住むヴァンプアートたちは自分が見た悪夢の酷さを自慢する文化がありながら日常は平和そのもの。
町長に住民同士で危害を加え合うことは厳しく禁じられており、決まりを破れば廃棄されてしまうからだ。
主人公のマリシュはいたずら好きとして有名で特に過激な悪夢を見ると評判だった。
ある日この街を訪れたアヤリという旅人の来訪と同じくして街には魔物が出現する様になるが、悪夢を再現できると住人たちはその困難に喜んで立ち向かいエンターテイメントとして楽しみ続ける。
そんな日常の最中、アヤリの正体やヴァンプアートを作り出した町長の隠された過去が顕になっていく。


『Zephyr』
【ファンタジー / アドベンチャー / 魔法 / 精霊と聖霊 / 各所を巡る】

☆『CigolAmard』のその後をイメージして発案
☆オマージュを元とした『OriginalNightmare』とは別に一からキャラ練り等挑戦したくて作った作品
育ての母に見捨てられ自分が何者かを知らないまま古城に住んでいた少年の元にチェリエルと名乗る少女が訪れる。
チェリエルは少年の母親を知っていること、そしてその母親が少年に付けた「ドージャス」という名前を伝えた。
程なくして城に侵入したホリーとリムが加わり、ある出来事をきっかけに四人は世界の鍵となる秘密に繋がった長い旅へ出発する。
その先にそれぞれの目指す“幸福”が待っていると信じて。


『withinPLAY』
【ファンタジー / アクション / 作戦 / 特別な能力 / 身体欠損】

☆ラインナップの中では初めて見た夢の内容を元にして入口を作った物語
☆師弟コンビに憧れてキャラクター作成した記憶
主人公の少年・ロゼは先祖から「他生物の特性を取り込む能力」と「取り込んだ特性」を受け継いでおり、その出生の秘密と身体的な特性から山奥でひっそりと暮らしていたが、ある日両親の反対を押し切り憧れの都会へ行くために家を飛び出した。
訪れたとある街では、勝ち負けが予め決められている勝負の中でいかに華麗に観客を楽しませながら役割を果たすかを競うバトルが人気のエンターテイメントとして定期的に開催されていた。
ロゼは落ちこぼれ整備士のジンと共に選手として参加することになり順調にランクを上げていくが、やがてその大会と主催会場である街に隠された血生臭い秘密を知っていく。


『スカイメイデン』
【ファンタジー / アドベンチャー / 放浪の旅 / 仲間との共闘】

☆当時MMOにハマりいくつかのゲームを渡り歩いたことから発想を得たお話
☆全く原型を留めていない
水中に島々が漂う様な世界観。
島の周りには空気の層があり、その外側も水ではなく呼吸は可能だが一定距離島から離れると自動的に島に引き戻されてしまう。
他の島の存在を知りながらも「伝聞師」と呼ばれ特別な移動手段を持つ存在以外は自由に行き来することはできない。
そんな縛りを受けず体一つで自由に世界中を旅することができる「人魚」。
そんな伝説の「人魚」に憧れる少女・ニルヴァスカは「盗賊」と揶揄されながらも古代遺産を採掘し保護する団体「ゼウエス」の長の娘として仲間達と平穏に過ごしていた。
ある日、自身の長であり父であるアーロンが各地の国島の統合を目論む秘密組織と結託し「ゼウエス」だけでなく自島そのものを崩壊させるに至った。
母の死が父によるものだったこと、そして自身が本当の娘ではなかったことが発覚し絶望するニルヴァスカだったが、仲間の援助によって他島へと一人逃がされることとなる。
漂着した先で様々な苦難に見舞われながら、ニルヴァスカは何に属し何に拒絶されるのかというこの世界の形、そして「人魚」という存在の正体に触れる。


『HueLack』※2

【ファンタジー / 現代風の世界観 / 妖怪や精霊 / スポーツ】
様々な縁起やジンクスに縛られた世界で、野蛮な武力行使を無くすために「芸武」という芸術としての格闘技が国際交流の最重要要素として扱われている世界。
木賊は王立海祇学院の「芸武倶楽部」の元部員で国際交流戦にも参加するほどの腕前だったが、倶楽部は部員数の数が減ったことにより現在は同好会として運営されており、その指導員として一人熱意の無いメンバーを相手に指導を続けていた。
そんな最中、自宅前に蝣寿という少女が佇んでいるのを見つけ、行き場所が無い事情を知って学院の生徒としての入学を掛け合ったり同棲を許したりと対応をする。
木賊の元先輩部員にあたる仲間達の助けもあって縁起やジンクスによるトラブルに見舞われながらも平穏に日々は過ぎていったが、世界から段々と色の概念が消えていくという怪現象に巻き込まれ自分達の境遇が全てが元々大きな思惑によって操作されていたことを知っていく。


『海に架かる虹』
【ファンタジー / 男装女装 / 自分の夢探し】

一面に広がる海面に巨大な樹木が点々と聳え立ち、その一つ一つが国や街として機能している世界。
海面には霧が立ち込め、一度樹木を離れれば同じ場所には二度と戻ることはできない。
唯一移動の手段として確立されているのは住処であり神そのものである樹木の一部を切り出して作られた船。
船職人は貴重かつ罪深い存在として志望する者は曰く付きの人々ばかり。
主人公のイヅヤは自身が女性であることを隠し、女人禁制の樹木であるヨイサワで学生として暮らしていた。
ある日、仲良くなった同級生・ホムラに連れられ船職人の作業所へと足を運ぶがそこで自身が女性だということがバレてしまう。
幸い職人達が溜まり場として愛用していた「深根亭」という飲み屋の店主がイヅヤを引き込んだ張本人であったことから秘密は守られ引き続き日常を送っていたが、ある日体調不良をきっかけにイヅヤは樹木の最深層へと導かれ封印されていた虹竜に寄生されてしまう。
その出来事を発端に地の裏側の世界の者達が干渉を始め、イヅヤの運命と世界の在り方が大きく変わっていくこととなる。


『OozeOnMe』※4
【ファンタジー / 色違いの自分】

☆夢が元のお話で、流れは見た内容そのまま(多分)
色違いの同じ自分が国ごとにいる世界で過保護に育てられた少女・アズリアが、姿を消していた兄・カムラと再会し、その色違いのネイラと出会ったことから物語が動き世界の変化へと繋がっていく


『EXTRA』
【ファンタジー / 概念の擬人化 /文明が発達しきった未来の世界】

世界から消えた概念の擬人化された存在がひっそりと生きているところに突如現れた性別不明のサトルが、自身の性別を確立しながらその世界に紛れて生きていく


『InTheCinderLand』
【ファンタジー / キラキラを探す / 住人の過去】

散歩の途中にトーマスとチェシャに出会った少女・エシラが「いなくなった両親に会える」と唆されてシシャの国に招かれ、住人と触れ合いながら国の救済に繋がる活躍をすることに


『瞬翔』
【現代風の世界観 / トラウマ / パンデミック / 医療】

束の間の飛翔をテーマにした三部作


『アンノウン』
【ファンタジー / 正体を隠す / 特殊な能力】

自分たちが何の為に生かされどうやって生き延びているのかを知らない人々の中で自分の身の上を隠して生活する少女・ピンが、自身の特殊な能力や体質と向き合いながら運命に翻弄されていく


『一粒の光』
【ファンタジー / 大切な人を救う為の冒険 /隠された使命】

拾い子として鍛冶屋兼宿屋の主人・カムリに育てられ鍛えられた主人公・ルダイ。その宿屋にはルダイが子供の頃から変わらない姿のまま住み続けている一人の女性・ハリンがいた。ある日ルダイはハリンと二人で出掛けた際に思い切って自身が抱き続けていた恋心を打ち明けた。するとハリンは「嬉しい。ずっとその言葉を待っとったんよ。」と答え、口付けた瞬間それまでいた浮島の街が崩壊を始める。地上に到達した際、迎えに来たカムリによって浮島を浮遊させていたコアがハリンと繋がっており、そのカケラが方々に散ってしまったことを知等される。ハリンは力を使い切り一本の錆びた剣に姿を変えてしまっていた。ここからルダイの奔走の旅が始まる。


『Dawn of Dusk』
【ファンタジー / 終焉 / 人間の分類化 / 不仲なコンビ】

終わりゆく世界に立ち向かう人々の最後の町に訪れた主人公・カタラクトとクレヴェルは戦いの相棒でありながら険悪な雰囲気を漂わせており、町の住人同士でもトラブルが発生したりと混乱が渦巻く中で、過去の因縁の謎が晴れていき一つの結末を迎えることとなる


『HUE_Man』
【ファンタジー / アドベンチャー / 色にちなんだ魔法 / 自信を勝ち取るための旅】

人がそれぞれ“専門色”と呼ばれる魔法を持つ世界で過去のトラウマから自信を喪失していた少女・ディブレンが、絵画コンクール入賞とパレッターの能力の自覚をきっかけにとある大会への参加を決意し、家系の約束によって同行することとなった別家系の兄弟と共に冒険に出かけていくお話


『BLooDRooT』
【ファンタジー / 結婚 / 異種族の風習】

みなしごだった少女・シファが吸血族の主・レクシェルにわざと拐われて結婚し、吸血族の文化やレクシェルの過去に触れるお話


『主役の不在』
【ファンタジーと現代風の折衷 / 決められた役割にあらがう】

生まれ持った素質によって主役・悪役・その他が決められてしまう世界で、元主役の仲間の女の子・サンディが10年前に倒した悪役と再会して物語が動き始め世界を動かしていく


『私が私で在る為の条件』
【ファンタジー / 古代日本風 / 産み替えの風習 / 管理された生活 / 魔物】

男性を異端として女性のみで命を産み替える世界とそれに違和感を感じる主人公・ハグサが、祖母に言われて引き取った祖母の友人の孫・スグミと唄の化身・ゴクに出会い、我を失った唄の魔物との戦いに巻き込まれながら世界の秘密を知り人々の価値観を変えていくことに


『ノクターナルグリン』
【ファンタジー / スプラッター / リベンジ】

ある目的のために仕立て屋の傍暗殺業を行う男・ゼルーアと彼が作り出した自我を持つ人形・ネモの物語


『ロストピース』
【ファンタジー / 戦争 / いじめ】

戦いが呪いの様に続き平和が失われた世界で平和を作り出すための研究をする学校の学生である隻脚の少女・リリアとその学友たちの出来事


『dECaЯm』
【ファンタジー / 巨人 / 没落貴族 / 放浪】

ある日突然現れた巨人たちとの領土争いと巨人の血を浴びた者が巨人化する現象に混乱を極めた国で、無謀な戦争に怒りを示した住民によって領主夫妻は処刑され主人公である少女だけが残された。
幼馴染で使用人の家系の長男だった少年は戦争による巨人化の病気で父親を亡くしたことから少女を恨んでいたが、現象そのものに憎しみを感じることで少女とは和解していく。
そんな最中に少年に巨人化の傾向が現れ始め、再び二人は引き裂かれていく。


『81⑱』
【ファンタジー / 複数の世界 / 宿命を変えたい二人 / 特殊能力 / 謎解き】

自分の宿命を呪う女騎士・ハン=リーと自分の世界の終焉を目指す異世界から来た青年・ジェネが共に呪いにかけられ、その呪いを解くために冒険をする話


『PseudyLie』※1
【現代風の世界観 / 特殊能力 / 危険なゲーム】

サリは平凡な大学生で演劇部の一員として活動していたが、ある日舞台用に作った小道具が手に触れている内に本物になってしまう現象を起こしてしまう。そんな特殊能力に目を付けたミノルという男に声をかけられ、彼が商売として続けている危険なゲームに加担させられることになってしまった。


『穹窿からのインストール』
【現代風の世界観 / 価値観の対立 / 世界の陰謀】

自分を“あちら側”に参入させることで容姿などを自在に変えられることが当たり前になりつつある世界でその仕組みに全く興味を持たない主人公が、あちら側のカリスマ的存在であるミツツナに目を付けられ出会ったことから駆け引きを通して物語が動き、両者とも想定していなかったその仕組みの陰謀が発覚して…なお話


『レッド下の収納スペース』
【昭和風の世界観 / 神社 / 赤にちなんだ人々 / ふれあい】

何故か自然と赤にちなんだ物が集まる神社の神主の息子・ツツジと過去の惨劇で心を閉ざした少女・イオリを中心としたヒューマンドラマの物語


『BfreStry』※3
【ファンタジー / 神話 / 物語の始まり】

物語を紡ぎ世界を作り出すために存在するヒュプネ・ルマーナ・ルフスによる物語の始まりに向けたエピソード


黒の部屋

一部の物語は白の部屋と繋がっていたり黒の部屋同士で繋がっていたりします。


『ホウト・リア・グロウ 〜はぐれ星・つがい星〜』

〜はぐれ星〜
主観となる少女の終始ぼやけた感覚の中で体験する夢とも現実ともとれない出来事を通してとある結末に行き着く
〜つがい星〜
はぐれ星と同時期の別視点でのお話


『羯磨催促人』

世界各地で災害が起こる中一人で留守番する少女・ジェシアの元に怪しげな男・カルマプレッサーが現れ「貴女は一週間以内に大罪を犯す」と告げる


『今一度、君を愛す。』

何気ない日常、何気ない学校生活を送っているはずが、ショウカはある少年と出会うことであちこちに違和感を感じ始め世界の秘密を知ることとなる


『Ezhの魔法使い』

キトンは昔から自身に漠然と自分ではない感覚を感じ続けていたが、ある賓客の少女・ライマに出会うことで違和感が膨れ上がり、翌朝目覚めると自分がその少女の姿になっていて追われる身となり、成り行きで知り合った仲間と最果ての地・エッジュを目指すことに


『純白の桎梏』

戦争をさせないために戦力を武力で抑えるための奇跡が科学的に使用されている世界で、サマアシャは休息日に退避し損ねたことから「ベイベル」と呼ばれる塔に幽閉されていた聖女と会話し「親友」になったことで強大な力を得て地位を確立していくこととなるが、それは最初からサマアシャが密かに目指していた野望への道が具体化しただけだった


『仮初のアートレス』

全ての武力を無に帰すための大発明をきっかけに高文明化をやめ潔癖なまでの自然派になった世界で主人公・ノツィットが暗示の能力を使って本人の知らない秘密を持つ恋人・ハルファを守るために暗躍するお話


『不可濁なユーフォリア』

“穢れ”を許さない浮遊都市で大臣の役に就いている青年・ローズベーシュが、罪悪感から“穢れ”の象徴とされる大地の町・アマネクの民の人権復活の為にその頭脳を使い尽力する話


『ボクとアナタのレヴァリースコア』

妄想が現実化するという謎の事象が起こっている地域で、その原因の究明と事件の拡大の食い止めを目指す少女・ミーラの物語


『drawn ardor』

二人の“炎操者”と呼ばれる能力使い・ベリナとザイアスは出会い対立することになったが、その中で思いがけず世界の秘密を知ることになる


『インターカラリーズ。』

人が全員眠りに就いた世界でその健康と夢を管理するサイバーヒューマノイド達の日常


『Ghost Lighter』

霊が見えるけど祓えない系男子・ヒサシと霊が見えないけど祓える系女子・エマリが金策のために画策するお話


『飲皆染胃』

各々決めた限定的な食品のみを口にすることによって徳を得て特殊な能力を用いることができる食魔たちの日常


『事殺ぎの廃墟』

大学の同じゼミの生徒同士で肝試しを兼ねて廃墟にバーベキューに来た主人公たちがとあるゲームのダウンロードをきっかけに不気味で凄惨な出来事に見舞われる


『LilacYonder』

危険な能力は封印されてしまう魔法が普及した世界で、学園に流れ着き心を失くしてしまっていた男性を救うべく秘密の能力で毎晩夢に潜り込みながら治療の手段を探す少女・アライルネのお話


『神の手のみが届く場所』

人間から酷い仕打ちを受けた魔物?の少女・ミュシレスが、自身の住処に現れた人間を神様に言いつけられて観察することになった中で恋をし、心の傷と向き合いながら仲を深める物語


『驕心トリオと運命の女神』

自分が信じる信念によって科学派やオカルト派といった派閥が普及している世界で、特に何の信念も持たない少女・リマリの元に性別も年齢もばらばらな「運命の女神を探している」と言う三人が現れ翻弄される


『似寄りか戯れか』

35歳のクズ男・シゲオが、リストカットが日課で傷跡に百目鬼が宿った少女・レンコに「死んだ恋人がぐうたらだったらこうだった」という理由で惚れられレンコの背負った呪いやそれを取り巻く事件に巻き込まれる


『迷夢の夢維雌』

毎晩夢を見てその夢の中で繰り返し恋をした妖怪からフラれていた女性・アオイが不眠の果てにその妖怪全ての特性を受け継いだショタ・キイを産み、そこから自分に隠された秘密と運命に向き合っていく


『貴方が私の景色でも』

その町で一番名の知れた探偵はジンクス頼みの変わり者で、とある連続殺人事件の証言者として知り合った一人の女生徒と共に様々な出来事を解決していく


『自分が三人いる話』

主人公がある物語をネットで公表すると、全く同タイミングで同じ内容の物語を公開した人物が他にも二人いて、「神がかりな事が原因だ」「何かの陰謀だ」といった論争を交わしながらその真偽と原因について解明しようと模索する


『緋より赤し』

口にすると不思議な夢を見られると噂の飲食物をふるまうバーの従業員の少女・ケイは実は人間ではなく、その正体を知った客二人・ジェイとアイと仲良くなって…な日常物語


『FLIMSY』

クラスの人気者に片思い中のパッとしない見た目の少女・パメリが、ある日ペラペラになったヒーロー・フレッシュグリフィンを見付け「マナの性質が似ているから」という理由でそのヒーローを着て活躍し、それを知らない片思いの相手がそのヒーローに憧れを抱く複雑な関係の中で展開する物語


『104/105』

地上が不毛の地になってしまい地下の狭いスペースを町として住む人々が、神に「文明を後に残す為には誰かを切り捨てよ」と指示され様々な陰謀が渦巻き始めて…なお話


『魔族とマ属』

仲睦まじい自動人形のカップルの片割れだった主人公が、実はその自動人形を管理する魔族と敵対するマ属の魂を持つと暴露されて追い出され、その先で本来の身体を取り戻すと長としてマ属を取り仕切り魔族と対立しなくてはいけなくなって葛藤しながらも前進していく


『神の一雫~エクリプス~』

武闘大会のトップツーに細身の男性と幼い少女がランクインし、その秘密を尋ねたベストスリーの男が秘密を知る代わりとして「もうじき月を食べる巨大生物退治」のために仲間共々協力させられる


『ルーナとルッソ』

殆どの人間が一つずつ太陽を、特殊な力を使える一部の人間が一つか複数の月を持って生まれる世界での、太陽しか持たない少年と月一つしか持たない少女の触れ合いの話


『coagulation』

魔法と多産が忌み嫌われる世界で孤児で拾われ騎士として生活していた少女が、魔法を含む様々なものを凝固させ結晶化させる能力に目覚め、自分の憧れの相手で魔道に落ちてしまった兄分を追いかけて冒険することに


『FALL on your NEEDS』

制御不能になった欲が物に取り憑き魔物になる現象が起こる世界、自身の欲を制御していると自称する高校教師が自分の生徒でもある恋人と異変を解決していく


『Sink In The Sky』

断続的に人が行方不明になる事件を追う刑事と、同事件の1件目と考えられている出来事で両親が居なくなってしまい感情的になると身近にある物を宙に浮かせてしまう少女との関わり合いのお話


『Damn!!』

ゲームの魔女と呼ばれる主人公が、他の求婚者がいる中、王子と呼ばれる青年との間に不本意な流れで体の関係ができてしまい、それによって家系の後継になったにもかかわらず子供になってしまう呪いにかかっている青年の呪いを解こうと奮闘する


『Shshla-Shla!!!』

とある異種混合の町で役員をしている武闘派種族の女性とその兄の恋人である小型種族の女性の活躍劇


『MORBICIDE』

とあるバイオ兵器の中で生き残った寿命の何十倍もの刑期を課せられていた囚人達が、未解明のバイオ兵器に立ち向かわされ、死んだらクローンを作られて記憶のデータを復元されて復帰させられ…という仕事をする中での人間ドラマ


『神の一雫~ゾディアックストーンズ~』

来年王女として王室に入れば二度と自由の身にはなれない少女・ティナリアが、幼馴染のアサシン少年・リヴィオと共に旅に出て、思い出としてとある戦闘イベントに参加する


『ハートハートハード』

研究家である実の祖父にモルモットにされ続け心に深いトラウマを負った少年が、自身の遠い親戚である少女(主人公)に自らもトラウマを植え付けようと画策するが主人公がスーパーポジティブで軽くあしらわれる


『坩泥に咲く白蓮』

石拾いと呼ばれる仕事をする夫婦の妻・イツユがある日真っ白な綺麗な石を見つけ、その石に紐付く魂を持つ人間に会いに行くために禁忌を破ろうかどうしようかと悩みつつ人間そのものに興味を持ち始め、拾った石の売った相手による使い道を知り悲劇を防ぐために画策するが夫・クハダと対立することになってしまって…なお話


『SolderSouledOut』

どんな複雑なプログラムのコードも容易に読み解く少女が合衆国の官邸施設に住み着きながら活躍する中で自身の出生の秘密に触れる


『僕らの仮想大戦争』

ゲームに登場する武器を魔通貨を消費することで具現化し試合に使えるという遊びが流行している世界のお話


『センキャクバンライ』

観光地の老舗旅館で働く宇宙人と天狗のハーフである少女・テンネが、仲間の妖怪たちと共に正体を隠して働いたり休日に他の旅館に遊びに行ったりするお話


『体は美を顕す』

いかにして美をあらわすかが生の課題とされていて、それぞれの家系が独自の美の表し方の能力を持っている世界の学校で新任教師になった主人公・ミカゼ。
兄の「完璧」と称される神晴の能力と自身のハリボテしか作り出せない紙晴の能力との差にコンプレックスを持ちつつも、自身の持ち味を活かした活躍を通した人とのふれあいで自分らしさを見出す。


『WANED』

隻腕の男性とその妻が貧しさから家を追われ「入れば幸せになれるが二度と外に出られない」と言われている巨塔を訪れる


『マゾクのコドモ』

小学生の主人公・ピピルネはマゾクである父とその子供である自分に流れるマゾクの血がコンプレックスで、離れて暮らす父親・ピルネマのラブコールにも対応せずにいたのだが、ある日主人公とその友人らの前に巨大生物が現れ襲われたところを一人の見知らぬ男性が現れ助けてくれた。その正体を知ることで家族の秘密を知ったピピルネは、巨大生物出現の発端となっている黒幕に目を付けられ騒動に巻き込まれていく。


『MjJj!!!』

”不完全な宝石”と称される人々の物語。魔法を使う事が当たり前の世界で、魔法学校の生徒達が魔法の授業を受けたり魔法の研究をしたり、他校である呪術の学校の生徒と交流したり、そんな日常を描く。度々登場する謎の二人組のピカとキラは、魔術詠唱を「コマンド入力」と呼んだり呪術を「バグ」と呼んだりと、特殊な目線で世界を眺めている。


『Re:joices』

今まで後悔したことは一度も無いという主人公が学校の旅行に行かなかったことを少し後悔したのをきっかけに出来事を100回までやり直すことができる権利を与えられ、何度やり直しても何故か自分が参加すると誰かしらが必ず死ぬ結末を迎えてしまうのを免れるために画策する


『メル・メックス』

自らは優秀な生徒でありながらクラス同士の能力の平均化を図るために一番落ち零れのクラスに入れられたのをきっかけに、そのクラスの能力を底上げしようと奮闘する


『書描詩歌時花』

物事を理屈で捉えようとするあまりに自分流を見出せない書の家の次男坊が、画の家の一人娘と共に修行として花の巫女たちに会いにいく旅に出る


『鴛桐響子のオーバーワーク』

夫の働く会社が倒産してしまい自分が働くことになった主婦の主人公がいくつもの面談に落ち続けた末に辿り着いた家政婦の仕事が想像以上にキテレツでハードだった


『3人のセクサロイド』

生まれ出でる際に泣くのではなく笑った子供達が「快楽しか知らない危険因子」として隔離され収容され続ける施設、そこに配属されているセクサロイドの主人公が、居なくなった一人のセクサロイドのその原因をもう一人のセクサロイドと話しながらそれとなく解明のために動く内に自分達の存在意義や心の在り方について考え始める


『ゴミクズボーイズと死にたがりガール』

幼い頃実の父親にレイプされ、通う学校でもイジメられ続けている主人公が、密かに誰にも迷惑をかけないための自殺場所を探すために資金を稼ぎながら、その過程で知り合った金持ちの息子である双子と関わり合う


『転置総総にかかる曖雑について』※5

「ありえない」とそれまで言われていた天使と悪魔の間の子である主人公が、居なくなった神の理想の世界を作るべく天地創造の作業に駆り出され、紆余曲折ありながらもなんとか前に進んでいく


『涅色エンタープライズ』

精霊使いの会社の活躍劇で、精霊を酷使しすぎて精霊が過労でストライキを起こしたり、社員の他者からの引き抜きがあったり合併したり、別格と呼ばれる精霊使いをCEOとしてスカウトしたり


『Wax Fruit Village』

絵画のように美しい村へ旅の途中泊まるために訪れた主人公が、不思議な現象と遭遇しながらその村の秘密を知り、自分の身が危ないと悟る


『Visionium』

並行世界の文明発達によって自分たちの住む世界の環境が汚染されつつある主人公達の元に、不在にしていたリーダーが帰還し「定員はあるが、望むなら理想の場所へ連れて行く」と提言され葛藤の中で決断に向けて思考を重ねたが…なお話


『SecretHollow』

物語の作家だった母親を亡くし、父親もそれに心を囚われたまま他界をしてしまい一人暮らしをしていた少女(主人公)が、イベントの会場へ向かう途中で交通事故に逢い、目覚めるとそこは明るい水の底のような空間でカラフルな見た目をした男性達に囲まれていた


『ExcessReward』

ある出来事をきっかけに悪い魔女を追う機関に左脚を奪われた主人公が、無いはずの左脚の痛みを止めるために自分の好みでは無い相棒の女性とキスをしたり悪い魔女退治に付き合わされたりする


『MindHurler』

自らの意志を能力として用いる野球のようなスポーツが流行している世界で、チームのエースピッチャーだった兄が他界したことでその恋人でもあったチームのエースバッターから「代わりにピッチャーをやってほしい」と告げられた運動音痴の弟の成長話

『夢かル男女』

”RemedyBreakers”と呼ばれる集団が、人の痛みの原因となる癒しや病の元になる夢を人の夢を借りて渡り歩きながら狩り、自身の慢心の影とも戦いながら活躍していく


『cordis cord』

主人公の少女は、両親を亡くし家事用アンドロイドと共に生活しながら大学に通いつつ人の心をプログラムとして解明するために日々研究していて、ある日その糸口を見つけたが…なお話


『BOY meets DEATH』

若い頃、自殺をしようとしていたところを女性の死神に引き止められ、もう一度その死神に会うために他人を死に追い込むことで(再び自分で死のうとするとその死神との約束を破ることになるから)なんとかその死神とコミュニケーションをとろうとするキアン君の暗躍のお話


『現代つくもばなし』

とある神社の近くにあるマンションに住む女性の部屋で、女性の持ち物に魂が宿り自我を持って女性がいない間に色々と悪ふざけをしたり、飼い猫と相談をして女性をこっそり支えたり


『ヴァルエスカーレ』

主人公は科学部の女子中学生で、何でもかんでも目盛り通りにきっちりと測る極度な几帳面さの持ち主で、変わり者の為殆どの生徒が相手にしていなかったが、ある日校内に戦闘ロポットが乱入、そのパイロットである少年にガサツ故に操作困難な状態を打開すべくパートナーになってほしいと頼まれる


『イシツギのシルシ』

バイク便の従業員だった主人公は仕事中何かの弾みでスリップして近くの民家に突っ込んでしまい、何故かそこに息をしていない少年の体があったことから駆けつけた警官に過失致死の容疑で逮捕されてしまうが、その夜独房にその少年の幽霊が現れて…なお話


『Slinky Scaly』

主人公は魚人とのハーフなのだが、父親である人間に母親共々見世物にされたり捨てられたりと酷い仕打ちを受け、その仕返しを賭け麻雀で偶然知り合った腹違いの兄と実の弟と共に考えながら生活することに


『ココロステッチ』

主人公の少女はモウ獣と呼ばれる魔物を倒すべく相棒の少年と共にパトロールしているが、主人公は自身がまだモウ獣討伐の資格を得られる成人ではないことや先輩として振舞っているものの実は少年よりも歳下であることを隠している


『EHTREVER』

学園というゲームの盤上のような環境、そこは誰が白(善)で誰が黒(悪)にいつ変わるともわからず、新しく参入した少女(主人公)は学力は高く無いものの白に属する可能性が高いからという理由で周りから手厚い扱いを受けていたのだが…なお話


『Perfect Ashen』

悪魔審問の職に就く主人公は、自らを白でも黒でもない中立なる灰色(Ashen)の立場に置くことにこだわりを持っており、あくまでも無感情に事実を判断し実刑を下す上の者に報告する…ただそれだけの毎日のはずだったが、ひょんなことをきっかけに悪魔召喚に加担することになってしまい立場を守るために召喚した悪魔に利用されながらも画策することに


『CurseVolley』

呪術師の学校対抗の男子大会での出来事、その大会は封じきれない呪いや開発した呪いを球にして失点した側に付与するという内容で、主人公は女性の部のエースだが応援のためにそこを訪れていたが、ゲリラ戦や呪いの暴発によって会場は徐々に混乱を極めていく


『BeatYourLust』

サウンドディーラー達の大イベント、メインはリスク無くプレイできるが、サブフロアは機材から定期的に歯が出て負傷する可能性があったりとバイオレンスな要素を含む、そんな中で主人公はメインで活躍する恋人を尻目に人受けのしないマイナーなジャンルに徹してディーリングするのだった


『神気予報士のお仕事』

人の心情に合わせて恩恵や天罰を与え、その準備をするために心情の動きをある程度予測する必要がある、そんな仕事をする存在達の日常


『トワ☆トレ!』

“TwaddleTracers(トワドルトレーサーズ)”という名前のガールズバンドは、ボーカル・バイオリン・キーボード・パーカッションで構成されており、地道にバンド活動を続ける傍らそれぞれの持つバトルスキルで悪の存在と日々戦っていた


『The Trigger Of Miraculum』

知る人ぞ知る“聖地”と呼ばれる場所、その地下に眠る資源を狙う悪党集団から守るべく国から派遣された少数精鋭の戦闘員と現地に住む少女の出来事


『profunduMIZm』

海の世界を統べていた三人の海神はその世界の住民の信仰を極め「世界は簡単なもので自分たちは全知全能だ」と傲っていたが、全ての神のリーダーである世界神に「ならば人間の世界を体験してみろ、難しいから」と放り出され人間として生活することになった。
その際食欲を性欲に変換され、それを満たすには人間に取り入らなくてはならならず、更には神力を人間界内で唯一発揮できる中華料理店の経営も守らなくてはならなくてはいけない。
そんな状況で途方に暮れていた三人の店の前に一人の病を患った老女が倒れているのを見つけ、三人はそれぞれ健康と若さと美しさを与えた代償としてその女性を日常食兼店の運営担当として匿うことに。


『リハツなカノジョ』

酷い癖っ毛がコンプレックスな主人公は中学生で、毎日ワックスで無理矢理髪型を固めて登校していたところ、同級生で有名理髪師の家系である少女に「髪を整える代わりに付き合ってほしい」と言われ付き合うことになるのだが、「付き合う」の意味合いが曖昧で振り回されて…なお話


『ミヴァルコウド』

まじないによって命を持ったカラクリ達は次第にその数を増やすと空全体に壁を作ってその上に自分たちの国を作り、その壁を開くべく画策する人間勢とカラクリ達の対立が顕著になった…そんな出来事のしばらく後の物語


『八時雨来』

心の状態を数値化し、その数値を規定のものに近づける事で架空のヒーローになれるという技術が開発され、その技術を盗用し悪用する者たちと戦う秘密組織に熱心に通う作家志望の一般人・八時雨千秋を鬱陶しがりながらもその作品の助けを借りる事が増えて…な出来事


『NAKED!!』

人間とゾンビと死霊の三竦みの中、自分が何者かを忘れてしまったがゾンビウイルスに強い抗体を持っている男性が、たまたま出会った少女と少女に操られるゾンビと三人で大シェルター目指して旅する


『刮擦深度』

ある一定以上の階数を持つ建築物に魔物が住み着くようになり、主人公は魔物を倒す鍵となる相棒と共にその調査を続けていたのだが…


『Chrono Crawler』

場所によって時空の歪みがあり時の進みが地域によって異なってしまう世界、主人公は魔族との戦いの前線基地となる砦に出稼ぎに来たのだが、幼少の頃出会ったとある魔族との約束を忘れていて…


『Boon Boon Asteroids』

個性豊かな6人の宇宙人が繰り広げるドタバタアドベンチャー


『なごみビンタ』

人間の少女に恋をした悪魔の少年は少女に魂の契約をしてもらえるよう画策するものの、今時のしたたかさを持つ少女に翻弄され様々な災難に巻き込まれていく


『edible toxicity』

魔貴族である少女は生まれた時に母を亡くし、一緒に住む父や召使いからスキンシップを拒まれ続け愛情らしい愛情を知らずに育っていたのだが、18歳になったある日突然転機がやってきて…


『MAGIAPHOBIA』

主人公の女性は大切な試験を受けようとしていたところそこから記憶が飛び気付くと結婚して子供を持つ身になっていたが、大きな事故に巻き込まれた後だったためか夫や子供が不気味に見えてしまうようになっていて、唯一67番目の魔法能力を持たない子供だけが正常に見え、その子との触れ合いをきっかけに自身の記憶を取り戻そうと画策する

『ララインファイブ』

ファントム(幻影)の霧に囲まれ遮られた町に住む五人姉妹のお話

『AddiAlle』

知らず知らずの内に父であり大罪人である魔王の復活に加担させられた主人公が現世に転生させられ、その腹立たしさから一転父親への復讐を画策する


『1Kのサヨナラボ』

とある研究学科に通っていた大学院生のサヨナ。ある日休日に自宅の1Kの部屋でくつろいでいると、突然玄関が開き一組の母娘が現れる。不法侵入かと思いきや、外に出てみるとそこは元いた世界ではないことが明らかで、現れた母親によると彼女たちの世界ではよくある現象なのだとのことだった。サヨナは好奇心から近辺の探索を始め様々な人々とやりとりを行うが、突然の移転現象によって二度と大切な人に会う事ができないという事件が頻発しているにもかかわらずただ受け入れ諦めてしまっている住人たちの現状を変えられないかと研究を始める。そして自身の名前である「サヨナ」の由来についても深く思いを巡らせることとなる。


『ルーナージャム・エクソシスト』

陰で祓魔師の素質の在る者を育てる学校で素質を見抜かれた主人公が、条件に合うということからその学校が大昔から監視する禁じられた地に封印された呪いの根源に立ち向かうことに


『Felix Infinity』

主人公はAR世界の開発者であり行方不明になった自身の父を追う内に、仮想現実に紛れて暗躍する天使と悪魔の抗争に巻き込まれることに


『マシリア放浪記』

家族の安住の地を探すべく一家総出で世界中を旅し、主な交渉や戦闘を一任されているマシリアの放浪記


無所属のキャラクター

設定は決まっているが登場物語が決まっていないキャラクターの紹介をしています。

イチロー

自身が住んでいる森の木々を木材として売却しながら生計を立てていた。
ある時その所業に不満を覚えた森の住民から追い出されてしまい街で出会って一目惚れした少女の家に無理矢理転がり込むことに。
初めは「居候」と呼ばれていたがそれは嫌だと自ら「イチロー」と名付けそう呼ばれるようになった。
人間に変身する際は少女の好みに合わせた全く別のタイプの容姿になる。
モチーフは三毛猫と蛇。


ダンダー

ダークサラマンダーの女の子。略してダンダーちゃん。
炎を扱うのが得意で人をからかうのが大好き。
でも本人は自分がからかわれるとムキになってしまったり照れてしまったりと煽り耐性はめちゃくちゃ低め。

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