秘密の質問

パスワードを忘れた際の「秘密の質問」ってあるじゃないですか。
最近はセキュリティ性が低いって事になってて、あんまり使われてないらしいんですが、完全に無くなったわけでもないようです。

で、その「秘密の質問」。
たまに「この質問考えたやつ、バカじゃないのか?」って思う時があるんですよね。
中でも回答が複数思いつく質問なんかは「バカなんじゃないの?」の筆頭だと思います。

例えば「ペットの名前は?」。
あれってペットが1匹しかいない事が前提ですよね。
複数のペットを飼ってる場合に答えが1個に絞れなくなることが考慮されてない。
答えを設定する方も、あんまり深く考えずに設定するから「最初に飼ったペット」「今飼っているペット」「一番最後に家に来たペット」なんかをその時の気分で設定しちゃう。
設定の時は余裕があるから「あとからでも思い出せるだろう」ぐらいの感じで思ってたりするんですが、実際にパスワード忘れたときに「あれ?どのペットを設定したっけ?」みたいになる。

質問でもっと酷いのは「好きな食べ物は?」。
そんなもん、色々あるに決まってるじゃないですか。
ステーキが好きな人でも、チーズも餃子もコーヒーも好きなんて事は普通にあるし、料理名だけじゃなくて食材を書く場合もある。
逆にステーキしか好きなものがないなんて人はほとんどいない。

更に言うとステーキが好きな人がいたとしても「ステーキ」「ヒレステーキ」「牛肉」「ビーフ」「ヒレ肉」「肉」「牛」などのバリエーションがある。

じゃあ、もうちょっと絞って「好きな食材は?」って質問にしたとしてもかなりブレる。
卵が好きな人がいたとしたら「卵」「玉子」「タマゴ」「たまご」「鶏卵」「ヨード卵光」などのパターンがあり得る。

こういうの1つ取っても、しっかりした検討ってのは大事だし、センスが問われるもんなんだなぁと、しみじみ思いました。

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