知ろうとすること
オスロ合意が結ばれた頃だったでしょうか。
「パレスチナ問題」というワードはテレビや新聞でよく見聞きするものの、それはいったいどのような問題なのか。
さっぱりわからなかった私は、「ちょっと勉強してみよう」と、 軽く思いつきました。
専門家の本を読み講演を聴き、通信制大学の講座も受講してみました。
そこで私は重要なことを学びました。
それは、
付け焼き刃で理解できるような底の浅い問題ではない
ということでした。
根っこをたどろうとすれば紀元前まで遡らなくてはなりません。
どっちが良くてどっちが悪いなんて、軽々にはとても言えません。
でも、世界のどこかで、いまも苦しい思いを強いられている人たちがいるのだとしたら、その人たちにとっては「見て見ぬふりをされる」ことが一番辛いのではないか。
そんなふうに思えるのです。
いま何が起こっているのか。
ひとりひとりが知ろうとすることによって、何かが少しでも変わりますように。
今朝、犬の散歩中に、こんな光景を見つけました。
こぼれ種から道端で成長した朝顔が、肌寒いなか花を咲かせていました。
きちんと庭で肥料をもらいながら育った朝顔よりは小さい花でしたが、とてもきれいでした。
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