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サッカーW杯の思ひ出
サッカー日本代表、アジア最終予選をみごと突破しましたね。
……というニュースを、私は友人から教えてもらうまで知りませんでした。
1998年から連続出場を果たしている安心感からか、つい朝ドラやらなんやらに気をとられておりました。
「ドーハの悲劇」をリアルタイムで見てむせび泣いたあの日を忘れたのか、私よ。
11月の本大会までにテンションをあげていくことをここに誓います。
実は…
聞いて驚いてください。
わたくし、
FIFAワールドカップに参加したことがあります。
出場ではなく(当然ですね)、観客としてでもなく、ボランティアとして参加したのです。
今からちょうど20年前のW杯は、日本と韓国の共催として行われました。
地域によってはオリンピックよりも人気のある世界的大イベントです。それが日本で開催されるなんて、私が生きている間にはこれが最初で最後のことでしょう。
私はそれになんとかして潜り込みたい! 中から見てみたい!と強く思ったのです。
そして、試合が行われる地方会場のボランティアに応募し、潜り込むことに成功しました。
いやー、楽しかったです!
私が応募したのはFIFAサイドではなく自治体ボランティアでしたので、スタジアムには入れなかったのですが、本当に楽しかったです。
W杯は世界中の名だたる大企業がスポンサーについています。
ボランティアにも、それらのスポンサーからたくさんのグッズが配られます。
私はそのグッズ類を仕分けしてボランティアに渡す仕事をしました。
たとえば、こんなものです。
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ボランティア公式ユニフォーム
私もこれを着てボランティアをしました。
大会が終わったあとも勤務先のスポーツ大会で着て、周りに見せびらかしました。何度も洗濯しましたが今でも型崩れしていません。さすがア◯ィダスです。
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(シワシワですね…)
大会は6月でしたので、これは一度も着ませんでした。まったくの未使用品です。9,200円の値札がついたままです(無償でいただいています)。
メ◯カリで売……りませんよ。一生の宝物です。
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このガイドブックは、W杯の歴史やサッカーのルール、ボランティアの心得などがまとめてあります。同じものを映像化したビデオテープもあります。
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下のが公式ボランティアバッジ、あとのふたつはスポンサーのバッジです。
これらを見ていると、楽しかった思い出が蘇ります。
近くの大学の留学生ボランティアに外国の言葉を教えてもらったり、北欧のイケメンサポーターやアフリカの陽気なサポーターと記念撮影をしたり。
活動したのはほんの数日間でしたが、かけがえのない経験でした。
そこには、サッカーの祭典を命がけで開催しようとする関係者の姿や、それをはるばる海外からやってきて楽しもうとする人たちの姿がありました。
20年後が、こんな世の中になっているとは思いもよりませんでした。
11月のカタールでは、またそんな光景が見られるのでしょうか。
2026年の、初の3ヶ国共催となる大会ではどうでしょうか。
どうか、あの楽しかった光景が、また世界中で見られますように。
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