見出し画像

セリアドールカスタム②靴下で作るドール服!とズボンと靴の加工

今回の制作まとめ記事



靴下で作るドール服!裾処理いらず!

今回、ドール服を靴下から作るということを思い付きで初めてやってみました。

経緯は百均で布を物色中、まあ都合のいいものはなくて彷徨っていると、ふと、靴下はどうだ!?と頭の中で種が割れました。
見てみると見事にいい生地が!しかも、この足首のゴム部分はそのままつかえるのではないか?とひらめき、発想力あるわ~とニヤニヤしながら靴下を買いました。
天才か?と思ったらすでに似たようなことをやっている方がいました。ん~

結論!かなり良かったです。
その制作過程(簡単すぎて特にない)をまとめます。

ちなみに洋裁はなんちゃってデタラメ洋裁です。
こんなテキトーでも作れるんだってことで見ていただければ幸いです。

材料


・セリア 靴下
→好みの記事&足首の口の幅が細めのやつを選びましょう。
 また、注意点は今回の作り方だと柄が逆になります。
 柄をそのままにしたい場合は、口の部分を使わないようにしましょう。
・セリア ほつれ止め
・ミシン+手縫い道具(手縫いだけでも)
・トレーシングペーパー(ミシンの場合)

靴下を使う利点

・裾の処理がいらず、さらにそれっぽい袖口になる
・袖口の厚みがなくなる(手首が通しやすくなる)
・フードがひと手間なくなる
・アパレルなので記事やデザインが服に向いている

めっちゃ良かったです。

長袖セーター

縫い順

作り終わった後に思った理想の縫い順です。
袖を差し込みで縫ったら、肩のラインがいびつになったので良くなかったです。
なので、この後のパーカーは↑の縫い順でやりました。

型紙

ボディにあてながら作った型紙です。
この形でつくれば大体OKのやつです。
修正点としては袖が長かったです。

使うところ

靴下の醍醐味として口のゴム部分を裾に使います。
セーターの網目が逆になりますが、今回は強行します。

ほつれ止め

端にほつれ止めを塗ります。

【裁断の時】
縫い方的に、縫い代は3ミリとかで大丈夫です。
しかし、裁断の時に先に5ミリくらいで切ってから、ほつれ止めをし、そこからさらに裁断してほつれ止めを塗る、という工程を踏むと大きなほつれがなくきれいに裁断できました。

完成しちゃった

簡単すぎて完成してしまいました。
先の縫い順通りに縫っただけです。
可愛い!
ただ、先述の通り袖が長かったので、少し短くして作り直そうと思います。


袖を内側にめくりました


パーカー

縫い順

セーターよりは難しかったけど、試行錯誤をした後にこれもとても簡単にできました。
フードをつける順番はいつでもいいと思います。

型紙

よくなかった点
・袖の形
今回好みでドロップショルダーにしようと思いこうなったのですが、
結論、このサイズのドールには合いませんでした。
可愛いんですけどね~ドロップショルダー。

・フードのサイズ
フードを実際に被れるサイズにしたら、でかすぎて通常時の見栄えが変だったので、次は飾りフードにします。

使うところ

裾をゴムのところに合わせます。
ポケットはどこでも。

天才かも

フードはかかとから取ります。
めっちゃ楽でした。

縫い代はミシンのところが5ミリ、手縫いのところが3ミリ、くらいで取りました。
裁断した後は、全部の端にほつれ止めを縫います。

ポケットのサイドを縫います。
縫った後の表

パーカーはほとんどミシンで縫いました。
小さいしニットなので、トレーシングペーパーを使います。
それでもめっちゃ伸びるので、縫っては止めて抑えを上げて…を繰り返して縫いました。

そしてまずはポケットから。
両サイドを縫います。これはステッチが表に出ます。

下の辺を裏から縫う

下の辺を裏にして、中表で縫います。
この時、角を織り込んで縫いました。元からその形で作ればよかった。

上辺を表から縫います

ステッチが表に出ます。
下辺を中表に縫うことで、だぼっとして可愛くなりました。
また、実際に手を入れる際に入れやすく、それっぽくなります。

肩を縫う
フードの端を縫う

ほつれ止めを塗っているので一回折るだけで縫いました。
トレーシングペーパーを変な使い方をしたので捻じれていますがなんでもないです。

かなりそれっぽい紐(天才)

マスクゴムを先にきつめに結んで、ちょうどいい長さに切りました。
再三になりますが、マスクゴムは在庫が潤沢であることを確認してから買いましょう。
これは、両面テープで仮止めしておきます。

両袖を縫い付ける

袖口の薄さを見てほしい。

フードを縫い付ける(ブランケットスケッチ)

フードですが、手前をクロスしたかったんですけど、位置を間違えてただずれただけになりました。

紐は、この時に挟み込んで縫うだけです。

手前ずれちゃったの図
脇を縫う(ブラインドステッチ)

中表にして、両脇を縫います。
手縫いです。
袖口と裾が綺麗でしょ?綺麗なんですよ。

完成~!

あっという間でしたよ!30分もかからなかった気がします。
そして、かわいい!
型紙を作る時や、縫い順は試行錯誤しましたが、結果よかったです。
次つくときは、今回の教訓を活かして修正しながら作ってみます。


でかい(でかい)

でかすぎるので、首のところから背中に収納しました。
割といける。

でも

きゃわいいいいいいいいいいいい
被れるサイズ大成功やんけ!!!!
作ってよかったです。かかとを被ってますこれ。

なので、被れるサイズと飾りフードのと、2種類あるといいかもですね。
あと、横から見るとドロップショルダー良い感じです。


きゃわちい

ズボン

一番簡単だったし、一番よくできた!
2本を10分くらいでできました。
縫うのは全部ミシンで、布が硬いのでトレーシングペーパーも使いませんでした。

わかるか?この画像
型紙

今回長い丈とロールアップのものを作りましたが、型紙は同じです。
ボディにあわせて作りました。へそ上くらいまでの深めのまた上です。
角が上がっているほうがお尻です。

ロールアップの方

ロールアップの方は2回織り込みます。縫う必要はありません。

普通のズボンの方は裾を縫いました。

中表にして「片方の上半分だけ」縫い合わせます(どちらの辺でもいい)そのあと腰

写真をはぶき、さらにわかりずらいのですが、
片辺の上部だけを縫い合わせてから→縫い代を開いて→腰です。
ゴムをつける場合はこの時にぬいつけます。
今回は無しです(家になかった)

中表にして、縫っていなかった方の上辺を縫い合わせ、そのあとお股を開いて、縫う

文字だと分かりづらいけど、やってみると簡単です。

でーきた!

2本とも同じ要領で、完成!めっちゃかわいい。
ただ、裾幅ですが、
ロールアップの方は広めに、黒い方はチノパンっぽくしたかったので、ちょっと細くなるように縫いました。

きゃわちい

ズボンが一番きれいにフィットしたものが作れました。
そして、履かせる時にもさほど苦労せずに足首、かかとが通りました。
足を外さなくていいので、良かった。

まとめ

セリアドールはサイズが独特なので、このサイズは初めてでしたが、
小さいけど他の素体にくらべれば大きいので、とても作りやすかったです。

そして、型紙が1からでの作成で作り終わった今、学びも多かったので次に活かしてまた作っていこうと思います。次はもっと上手くやれるはずだ。

何より、靴下サイコー!!
今度は下も靴下で作って、スウェットみたいなのを作ろうかなと思っています。
簡単なので楽しみです。


おまけ

←加工前  加工後→

セリアで売っている「オタ活」シリーズの靴を、少し加工しました。
レースのようなモールドを、平刀で削ぎました。
黒い方は、溝をほってローファーっぽくしてみました。
白い方は、スニーカーにしたかったのですが時間がなかった。



以上!次はアイペイントについての記事になります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?