見出し画像

四角大輔さん著「超ミニマル主義」を読んで

超ミニマル主義 
四角大輔さん著(ダイヤモンド社)

こんなに書いていいの!?

初めに思ったのは、この一言につきる。
それくらいエッセンスがぎっしり詰まっている。
ギシギシって音が聞こえてきそうなほどには、濃密な内容。

・持ち物のミニマライズ
・スマホの中身のミニマライズ
・スケジュール管理や組み方
・タスクとの向き合い方や考え方
・仕事に活かす思考
・習慣について
etc、、、

ミニマルな思考はもちろん、その具体的な運用メソッドまで書いてある。
目に見えるものも見えないものも、人生で必要なあらゆること対してのハック、活用メソッドがたっぷり。

思考を変えるような本って、・・・で、どうすりゃいいのさ!?って悩んでしまうことが多いけど、(そりゃそうだよね。思考を変えるんだから、読んでる私の思考は変わる前だし。)この本は、そんな私の思いまでも掬い上げてくれる。著者の四角さんの愛がつまりまくっている、温かい本だと思った。

真似すると変わっていく、という確信

四角さんの本は他にもいくつか読ませてもらっているけど、真似すると自分の生活が変わる実感があった。
本書の中でもミニマムキットの紹介があって、実際にやってみた。すると、驚くほどに身軽な毎日になった。

その効果は単なる荷物の軽量化に止まらず、
・「毎日持ち歩かなくてはならない」と思っていた荷物の手放しに成功した。
・毎日の荷物が軽くなって、肩こりがなくなった。
・毎日の持ち物に悩む時間が大幅に減った。
・家を出るのが早くなった
・無駄な荷物を持ち歩かなくなった。
などなど、毎日の生活が変化したと言っていいと思う。
自分にとってのミニマムキットが何なのかを把握していることは、思っていた以上に自分の機動力を上げ、頭の中が軽くなることがわかった。

本の後半には、スケジュール管理やタスクなど、私にとっては持ち物を軽くするよりもヘビーな提案があるんだけど、すでに身軽になる体感があるので、やろうと思えてしまう。

無理だと思うことを、どう実現させるか?

本の中には、「今の自分には無理だ。」と思ってしまう内容もある。
例えば、「毎月3連休をとる」「年に1回9連休をとる。」など。シフト制で働く私にとっては、2連休だって取りずらいのに、まして毎月3連休って。さすがにそれは無理だと思ってしまう。
でも、ここで諦めたらそれまで。本当に手にしたい生活を望まないのと同じになってしまう。だから、なんとかして実現できる方法はないか??とアイデアを見つけるようにする。
信じて考えていく中で、自分の思い込みに気づけたり、別のアイデアが浮かんだりすることもある。そうやって、活路って開かれると思うから。

できることから少しづつ実践している今、自分の生活が少しずつ変わってきている実感もある。思い込みを吹き飛ばすような視点をくれるこの本には、感謝だらけ。

なんで軽くしたいんだろう?

どうしてそこまで身軽になりたいの?という声が聞こえてそうだけど。笑。それはきっと、身軽になることで自分の頭の中をスッキリさせて、本当にしたいことに力を注げるようになりたいから。なんじゃないかなと思う。

抱えるモノが多すぎると、私のキャパでは全てを把握しきれない。
そうすると、大事なものを取りこぼしてしまう気がする。
だから、大事なモノにフォーカスできるように、身の回りや頭の中を身軽にしていきたいと思って日々過ごしているのかも。

日々の全ては実験。私にとって心地よくはまるピースを探している。

私の生活はもっとスッキリできる

あらゆるテーマを網羅しているこの本。この本の内容を血肉にできた先には、本の帯にある通り、この分厚い一冊で全てが軽くなる!のだと思う。

こんな風に四角さんが生きてきた時間をトレースさせてもらえるなんとも贅沢な一冊。私にとっては人生のバイブルみたいな本でした。
何度も読み直して、自分の血肉にしていこうと思います!

📕超ミニマル主義

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?