救われる方法など無いと知りながらそれでも救われることを望んでいる
目の前の今はすぐなくなってしまうのに、私自身と苦い思い出だけはずっとそこにある
それがなによりも苦痛である
毎日自分の不甲斐なさと醜さに向き合わなければならない
反省して泣いてこんなことに何の意味があるのか、私も分からない
ただそうしなければいけないような気になる
生きていることが罪だと感じる
全てを終わらせてしまいたいと思う
最初から心は死んでいたみたいだ
生きていたことなんてないと思う
可笑しくて笑う日があっても悲しくて涙を流してもムカついて自分の感情を抑えられなくなっても、なんとなく現実味を感じられないでずっとぼんやりしている
ちゃんと自分の人生を生きているはずなのにただ眺めているみたいなそんな感覚がある
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今日は天気が良かったので窓辺に座っていた
ふと本当に時間が止まっているみたいだと思った
学校に行けば当たり前みたいにかつての友達がおはようと言ってくれる妄想をしてしまう
もう自分には何も無いのに
友情も、信頼も、信用も、特別も、才能も、生きる術さえ無い
もうずっと夢の中にいるみたいだ
世界はこんなにもぼんやりしていただろうかと目を擦ってもそんな夢からは覚めないでいる
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