今宵は『風花雪月』と百鬼丸と

今、私の手には『風花雪月』がある
漫画家　浅田弘幸さんが描いた2019年版『どろろ』の原画集だ
買ってしまった…　人生初の原画集
どうしよう　表紙から百鬼丸がカッコ良すぎて直視できないよ
1ページを堪能するのに時間がかかってまったく先に進まないじゃないか
気づけばもう夜も更けてしまった
今宵は『風花雪月』を抱きしめて眠れそうにありません！

正直なところ、私は漫画やアニメの原画にそれほど関心があったわけではない
浅田弘幸さんの存在も『どろろ』で初めて知ったのだ
衝撃だった…
こんなにも美しく、繊細で、温かく、透き通るような、まるで宝石をちりばめたような世界を描く人がいるのかと
ページをめくるとそこには大好きな『どろろ』の世界が広がっていて、優しくどろろを抱きしめる百鬼丸の表情も、今にも動き出しそうな二人の姿に胸が熱くなってしまった

こういう出会いって本当に不思議だと思う
世の中には数えきれないほどの絵があるのに、なぜかその作品にだけ感情が揺さぶられるわけで、それは誰かを好きになる瞬間と同じような感覚すらある
私にとっては浅田弘幸さんの絵がそうだった
涙がね、止まらないんだよなぁ、彼の描く百鬼丸とどろろを見ていると
どうしてかなぁ、なぜかわからないけれど、浅田弘幸さんの絵は私の心を魅了してやまないのだ

あぁ、私は浅田弘幸さんの絵が大好きだ
彼の描く『どろろ』の世界が大好きだ
彼が描く百鬼丸にずっと恋している

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#百鬼丸