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『天官賜福 貮』を語る会 その参

こんにちは。ふわちゃまるです。
今日はアニメ『天官賜福 貮』の第五話と第六話をお話しします。

今までの穏やかな雰囲気が一転して話が大きく動き出しました。
武器庫に落ちてしまった謝憐は花城と郎千秋の戦いを止めるために湾刀厄命の攻撃を受けて負傷。炎上した武器庫で一人残された花城の表情がどうにもつらくて、大丈夫、後で仲直りできるからって思っちゃう。
ほら、花城はすぐ自責の念に駆られちゃうからさ。
でも、花城は仙楽宮殿に銀の蝶と共に現れて禁足を受けた謝憐をまさかのバッグハグっぽい受け止め方で救出!
あぁ、心臓に悪いよ、気絶するかと思った。

そして、私が大大大大大好きなシーン!
武器庫を延焼させたことを詫びる謝憐に対し、花城は「俺の攻撃で深手を負ったのに、なぜ笑って詫びるなんて言うんだ、その上償うなんて!」と感情をあらわにします。
その時の花城の顔見ました?今にも泣きだしそうで、どう見てもお腹空かせたワンコみたいじゃないの!
花城ってこんな顔するのっ?ダメだ、動揺が隠せない…、

震えてる?本当に泣いてる?と思ったら湾刀厄命ちゃんだったよ、もう可愛すぎてちゃんをつけて呼ぶことにした。
謝憐、ごめんなさい、傷つけてごめんなさいって泣いてたのだろう、でもこれは花城の心の葛藤と同じなのよね、うんうん、わかるよわかる。

小説では謝憐救出シーンはそれほどドラマティックに書かれてはいません。
「力一杯引っ張られた」とあるだけです。でもその後の二人のやり取りはやるせない。
謝憐は花城が自分を助けてくれたのだと思って嬉しくて「三郎」と声をかけるのですが、花城は「まるで振り払うかのように謝憐の手を放した」とあります。
ほらね、花城はすーぐこういう態度になっちゃうのよ。謝憐が蠍尾蛇に刺された時もそうだったしね。
花城の度重なるこうした行動は謝憐を戸惑わせ、ちょっとした誤解や気まずさにつながります。なんというかもどかしいっ!

でも、花城の心情はやはり泣きじゃくる湾刀厄命ちゃんが表していました。
花城、大丈夫だよ、大丈夫だから、がんばれ~

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