用法容量を守って正しく捨てましょう
最近個人的ブームの「捨活」について。
昨年12月頃、突如「よし!部屋の掃除をしよう」という感情が私の心に「やあ」と現れた。
企業戦士である私の休日は、日頃のお客様(笑)であったり尊敬できる上司(笑)のありがたいお言葉の重さにより動けず、基本的に自分の部屋で過ごしている。
そしてそれが理由なのかは知らないが、私の心は部屋と完璧に癒着して離れないのである。
心の健康状態が部屋に表れるとはその通りで、昨年は部屋が恐ろしく汚かったように記憶している。
そんな私が「よし!部屋の掃除をしよう」と決意したのはただ単に部屋が汚かったのと、部屋が綺麗だと精神面もすこぶる調子がいいことに気づいたからである。
あとほんの少しの「年の瀬って掃除とかするらしいじゃん?」という偏見も理由の一つだ。
かくして、年の瀬に掃除を始めた。
掃除といっても床をきれいにするとかほこりをはらうとかそういうものを想像される方がほとんどかもしれないが私の掃除はとにかく捨てるということに重きを置いている。(そもそもそうしないと床掃除ができない)
着古した服、いらない書類、何年も置いてある明らかに使っていない備品など、いらないもの、使わないもの、ときめかなくなったものをブンブンと捨てていった(このブンブンという擬音語が果たして合っているのかは分からない)
あらかたいらないものを捨て、よしそろそろ床掃除をするか…と思った時に気づいた。
あれ、私の部屋なにもなくない?
住んでいる地域のゴミ袋6個と粗大ゴミ認定されるものをいくつか(後日袋4つ分捨てたので、正確には 10個分)、これだけの物を部屋の中に孕んでいたのにも関わらず、私の部屋を構成していた殆どは意味をなさないガラクタだったのである。
それに気づいた途端、私の頭の中に一つの疑問が思い浮かぶ。
これ…いると思って残したやついらないのでは?
こうして馬鹿の一つ覚えのように物を捨てまくるモンスターが完成してしまったのである。
前項の袋10個分と少しの粗大ゴミ、それと合わせて年末までに恐ろしいほど物を捨てた。
部屋にはテレビとベッド、デスクと服が半分以上消えたラックしか残っていなかった。
そんなに捨てたら何かあった時に不便なんじゃない?と思われる方もいるかもしれない、ただ年末から3週間ほど経った今、不便さというものを感じずに過ごしている。なんなら少し快適なまである。
ものがないため掃除機やモップがけがしやすく、部屋を少しの手間で綺麗に保つことができている。そして部屋が綺麗だからか非常に精神状態も安定している。
こうしていらないものと引き換えに最強の精神状態も手にすることができた。
もしかするとこの年明けからの異様なやる気はこれに起因するのかもしれない…。知らんけど。
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ここから唐突な捨ててよかったもの紹介
・PCとその周辺機器
└大学生の時に使っていたクソデカPC
おおよそ持ち運びに適していない上に、動きが
クソ遅くて使いにくいため処分
古のコンデンサーマイクも使わないので処分し
た…グッバイ黒歴史
・着ていない服
└いずれ着る…はまずない。おおかたどこかダサ
いな…これ…って思ってるけど勿体無いなら取
っておいているだけ
捨てたらぱんぱんラックの半分が余った。あと
こんな服あったっけ!?みたいなのもあるから
捨てなくても一旦見返してみて
合わせて余っていたハンガーも処分
ちなみに私はクリーニング屋のハンガーが嫌い
・家電の説明書
└インターネッツは最強なので携帯さえあれば捨
てても問題なし
保証書だけ注意
・匂いグッズ
└アロマキャンドルとかお香とかルームフレグラ
ンスとか匂い大好きワイ、部屋に溢れんばかり
の匂いグッズがありましたが多少母に譲ったの
ち、いるものだけ残して処分
部屋の匂いはひとつだけでよかった…
逆にまだ捨てる決断ができないもの
・ぬいぐるみたち
└ぬいぐるみ集めに一時期ハマって購入したフワ
フワたち
捨てようと思って手を伸ばした次の瞬間抱きし
めていたよね…これはまだ捨てれない
・香水
└瓶変色してだけど可愛いしいい匂いだから捨て
られないよね⭐︎
しっかり使い切ろうと決断…使い切るまで新し
いの買わないぞ
・CD
└ストリーミング派なのでこれを機に処分しよう
と思ったのですがめっちゃ好きなバンド(も
う解散してる)のCDだけは捨てれず…
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ということで捨活について書いてみました。捨活というよりは売ったりあげたりみたいな手放しというほうがしっくりきますが。
もちろんものがある事が悪ではなくて、ものがあることでいい事もいっぱいあります。でも、自分自身にはものがない生活の方が合っているなと感じているので飽きない限り、続けて行ける限りは続けていこうと思います。
もちろん2024年になった今も捨てるものないかな〜ってアンデットのようにウロウロしておりますがそれはもはや病気なので用方容量を守った上で捨活を楽しみましょうという自戒も込めて。
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