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HSPはエスパー?

「〇〇さんはエスパーなんですか?」

こんな言葉を身近な人からもらったことはありませんか?

あるとき後輩社員が上司に呼び出されているのを見て、HSPである私の友人は、これはきっと異動の話だなとピンときたそうです。

上司がいきなり声をかけていたこと、その場では用件を言わなかったこと、
そのときの雰囲気、後輩の年齢や経験年数を考慮すると、ああこれは異動だなと。

異動の時期が決まっている職場ではなく、いつ言われるかはわかりません。
社内で公表される数日前に、いきなり上司が本人に告げます。このシステムは心臓によくないですね。特にHSPにはダメージは大きいと思います。が、このことは今回は本題ではありません。

あとから後輩に、やっぱり異動の話だったんだねと話すと、
「〇〇さんはエスパーですか?!私は呼び出されたとき、異動だとみじんも思わなかった」と驚いていたそうです。

HSPあるある

このようなエピソードは、HSPにとってはあるあるかもしれません。
HSPは直感が優れていると言われますが、日頃からいろいろなことを感じ取って、時に熟考しながら過ごしているので、総合するとこういうことかな、と推測することができます。

人のちょっとした変化や、いつもとは違う雰囲気に気づきます。
異動の話はそれほど頻繁にあることではないので、伝える側の上司は多少緊張するのでしょう。部下がどう受け止めるだろうか、という気がかりもあったのかもしれません。どことなく、張り詰めた感じがあったのでしょう。

HSPは感度が高く、ある意味エスパーなんです

HSPは感度が高いので、これから起きるであろうことを、当事者よりも早く察知することがあります(いつも正しいとは限りませんが)。難しいのは、意識しなくても自然にセンサーが働き、推測してしまうということです。だから、というか当然のこととして、外の世界にいると疲れます。

これほどいろいろなことを感じ取り、いちいち処理していたら、頭も心も疲れますよね。「今日は疲れたからセンサーの感度は下げておこう」と自分で調整することが簡単にはできないのが悩みかもしれません。

今回久々に「エスパー」という言葉を聞いて改めて辞書を引いてみました。ネットの辞書「コトバンク」によると、

extrasensory perception(超能力)の頭文字ESPに、行為者を表す英語の接尾辞erを付けたもの。人間の知覚以外の力、テレパシー・テレキネシス・テレポーテーションなど、常人にはない力をもつ人間。 超能力者。

とありました。

エクストラ・センサリーな知覚を持った人という意味なのですね。
HSPの「ハイリー・センシティブ」にどことなく似ていませんか?

いろいろと気疲れが多い日常を送っている方が多いと思いますが、
HSPのみなさん、生まれながらに備わっている能力に誇りを持ちましょう!
HSPではない人達からすると、HSPはエスパーなんですね!

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