元教員志望から塗料メーカーに入社した理由①
就活生の皆さん、こんにちは。
私は教育学部で小学校と中学校社会科の教員免許を取得してから「(株)アステックペイント」という建築用塗料メーカーに入社しました。
入社して9年目を迎えますが、入社後は最年少4等級(中間管理職)に合格するなど営業として、マネージャーとして日々成長し、徐々に仕事でも成果を出せるようになってきました。
今回から2回に渡って、なぜ教育学部から民間企業へ就職したか、その中でもなぜ塗料メーカーに就職したかを書いていこうと思います。
こういった方々の参考に、少しでもなれれば幸いです!
※以下はあくまで筆者個人の意見となります。
人生100年時代。終身雇用・年功序列の崩壊
私が就活をしていた2012年~2013年頃は、リーマンショックから4年ほど経過したタイミングで、
・大企業でも急にいつ潰れるかわからない
・大企業に入社さえすれば一生安泰、とは言えなくなってきた
などの風潮が徐々に広まってきていた頃かと思います。
そのため、会社に依存しなくても生きていけるよう、自分自身に力をつけ、どこでもやっていける能力のある大人になりたいと思っていました。
そのために重要視していたのは社会人なりたての最初の3年間です。
最初の3年間がその後の社会人人生を決める!?
就活当時から、社会人になってから最初のうちに多少キツくて、厳しい環境に慣れておけば、あとから大抵の職場で通用する人間になれるだろうと思っていました。これは今も同じ意見です。
逆に社会人なりたてのタイミングでぬるい環境に染まってしまうと、「仕事はこんなものだろう」「社会人なんてこれくらいやっておけば給料もらえるだろう」とゆるい基準が身についてしまい、30代・40代になったときに苦労するのでは、と危機感を抱いていました。
なので社会人最初の3年間でどんな環境に身を置くか、を意識して就職先を選ぼうと考えていました。
誰の下につくか、誰と一緒に働くか
企業へ就職するか、教員採用試験を受けるか迷ったのが大学3年生の秋ごろでした。
教員採用試験に合格すると各都道府県、ないし政令指定都市などの教育委員会の辞令により赴任校が決まります。
厳しい人が多い職場に配属されれば成長できそうですが、そうでない人が多い職場に配属されればそこでの仕事のやり方が後々にとって悪いクセがついてしまいそうで怖いな、と当時不安に思っていました。
今風に言えば「職場ガチャ」「配属先ガチャ」といったところでしょうか(笑)
自分の将来を決めかねない、社会人最初の3年間を運に任せるのは怖いなと当時見えない未来に対して恐れていたことを思い出します。
それであれば自分の目で、「こんな人たちと働きたい!」「この人たちと一緒に仕事したい!」と思える企業を探そう、と思って就職活動をしました。
強みを生かすには、それが希少とされる環境を選んだ方がいい
一般企業に就職しようと思ったもう一つの理由に、「似た人が集まる環境に身を置くと、自分の強みが埋もれてしまうのでは?」と思ったことがあります。
昔から人に何かを教えるのも比較的得意な方でしたし、部活でも後輩の面倒を見たりするのが好きでした。それもあって教師が向いているのかなと思って教育学部に入りました。
が、仮に教育業界に入ると、「教えるのがもっと得意な人たち」に囲まれて仕事をすることになるわけですよね。
自分の強みをさらに上回る人たちの中でさらに強みを磨くのも確かに大切なことだと思いますが、なかなか心が折れそうだなと思いました。(笑)
私の教育学部で学んだ経験や教えるスキルは、今塗料メーカーに勤める中でお客様への塗料の勉強会や社内での部下育成・後輩育成の機会で大いに役立っています。
大学4年間、あるいは生まれてからの20数年間の中で培った自分の得意なスキルがあれば、それが一番活かせる環境を選ぶのが自分のためになるのではないでしょうか。
私にとっての強みは教える力で、それは民間企業でいかんなく発揮されるのかなと今になって思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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次回は、「なぜ塗料メーカーに入社したか」をお届けしますので、お楽しみに。
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