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5行感情文(293) - 貴方らしく -


俺は背負った灰色のストレスに潰されそうになりながら電車に乗った。
駅を降り、友人に紹介された心理カウンセラーの店に足が向かう。
初老の男性は俺の話に何度も深くうなずいた、俺はそれだけで嬉しかった。
男性は優しく言った。「貴方は貴方のままでいい、自分らしく生きなさい」
俺らしくじゃダメだから来たんだよちゃんと話聞いてたか、ゴラァ!!という灰色を更に1つ背負った。



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