日本語能力試験 どの程度のレベル?
おはようございます。国際業務専門の行政書士 大西祐子です。
本日は、日本語能力試験についてご紹介します。
日本語能力試験はN1~N5まであります。
試験は
「言語知識」
「読解」
「聴解」
です。
では、それぞれのレベルと
試験内容はどのようなものでしょうか?
N1
幅広い場面で使われる日本語を理解することができる。
【読む】
・幅広い話題について書かれた新聞の論説、評論など、
論理的にやや複雑な文章や抽象度の高い文章などを読んで、
文章の構成や内容を理解することができる。
・さまざまな話題の内容に深みのある読み物を読んで、
話の流れや詳細な表現意図を理解することができる。
【聞く】
・幅広い場面において自然なスピードの、
まとまりのある会話やニュース、講義を聞いて、
話の流れや内容、登場人物の関係や内容の論理構成などを
詳細に理解したり、要旨を把握したりすることができる。
試験は
言語知識(文字・語彙・文法)・読解 110分
聴 解 60分
N2
日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、
より幅広い場面で使われる日本語を
ある程度理解することができる。
【読む】
・幅広い話題について書かれた新聞や雑誌の記事・解説、平易な評論など、
論旨が明快な文章を読んで文章の内容を理解することができる。
・一般的な話題に関する読み物を読んで、
話の流れや表現意図を理解することができる。
【聞く】
・日常的な場面に加えて幅広い場面で、
自然に近いスピードの、まとまりのある会話やニュースを聞いて、
話の流れや内容、登場人物の関係を理解したり、
要旨を把握したりすることができる。
試験
言語知識(文字・語彙・文法)・読解 105分
聴 解 50分
N3
日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる
【読む】
・日常的な話題について書かれた具体的な内容を表す文章を、
読んで理解することができる。
・新聞の見出しなどから情報の概要をつかむことができる。
・日常的な場面で目にする難易度がやや高い文章は、
言い換え表現が与えられれば、
要旨を理解することができる。
【聞く】
・日常的な場面で、
やや自然に近いスピードのまとまりのある会話を聞いて、
話の具体的な内容を登場人物の関係などとあわせて
ほぼ理解できる。
試験
言語知識(文字・語彙) 30 分
言語知識(文法)・読解 70 分
聴 解 40 分
N4
基本的な日本語を理解することができる
【読む】
・基本的な語彙や漢字を使って書かれた
日常生活の中でも身近な話題の文章を、
読んで理解することができる。
【聞く】
・日常的な場面で、
ややゆっくりと話される会話であれば、
内容がほぼ理解できる。
試験
言語知識(文字・語彙) 25
言語知識(文法)・読解 55 分
聴 解 35 分
N5
基本的な日本語をある程度理解することができる
【読む】
・ひらがなやカタカナ、
日常生活で用いられる基本的な漢字で書かれた定型的な語句や文、文章を
読んで理解することができる。
【聞く】
・教室や、身の回りなど、日常生活の中でもよく出会う場面で、
ゆっくり話される短い会話であれば、
必要な情報を聞き取ることができる。
試験
言語知識(文字・語彙) 20 分
言語知識(文法)・読解 40 分
聴 解 30 分
N1をお持ちの方は、そうとう日本語能力が多能です。
そして、さらに日本の大学をでていると、特別な在留資格があります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
今日も良い一日をお過ごしください!
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