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しゃーなし

昔バリバリ働いていた頃
まだ若く、仕事も少し任される側になった頃
ずっと人に頼る。
という事が苦手だった。

任されたからには、成果も出したいし、これに関わってくれている人達にも充実して仕事に参加して欲しい。

みんなの意見を聞いて、目標を達成して、
絶対いい結果を出すんだ。

その為には、私はみんなの分まで頑張ってみんなの負担を減らさなきゃ!

と若さゆえ鼻の穴膨らませて
髪振り乱して
頑張っていたのだと思う。

そんな中で、一緒にやっていた人が私の後輩だが歳は1つ上
仕事のできる人だった
その人が、私のパンパンになったタスクをすぐ見つけて
「しゃーなしやで。」
と引き受けていってくれた。

私はこの
「しゃーなし。」(関西弁で仕方なしだよ)
に何度救われたか…

「手伝いましょうか?」
だと
「大丈夫大丈夫。」
と言っていただろうし

「引き受けます。」
だと
「いいよできる!」
と言っていただろう

「しゃーなし。」
この絶妙さが今も忘れられない。

#やさしさを感じた言葉

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