吉本と京都市のPR契約に見るインフルエンサーマーケティング

どうも、あっしー（@ashidahida）です！
2019年10月28日（月）お昼ごろ。
世の中ではこんな話題がトレンドになってます。

吉本・漫才コンビのツイート1回50万円　京都市がPR契約　　識者「驚く額、誤解与える手法」（京都新聞） - Yahoo!ニュース

記事のタイトルにもあるように、「驚く額」と
金額について取り上げられてます。
問題点が「癒着」「ステマ」だったら分かるのですが
「単価」が話題になってる事に違和感を覚えます。

確かに公金を使っている訳なので、
慎重に進めるべきだとは思います。
50万って大金ですからね。

でも、京都市のやった事は
マーケティングとしては正しいと思います。

インフルエンサーマーケ

一昔前はステルスマーケティングなるものが話題になりました。
芸能人が裏でお金をもらって、商品を宣伝するやつですね。

だんまりでやってたから騙してるんじゃないか？
と言うのが問題になったので、
それ以降ちゃんとこれは広告ですよ！
と分かる様にしました。
それがインフルエンサーマーケです。

今インフルエンサーの需要ってかなり高いんです。
それはTVCM（マスマーケ）の効果が低下して来ているから。
単にCM打っても商品が多すぎて消費者に響かないです。

今は食べログやアマゾンの様にレビュー、
いわゆる口コミが力を持ってます。
「僕の好きな人がオススメしてるから」とか
「あの人が言うから間違いない」とか

消費者はものの良さで判断するのでは無く、
誰が言ったか？で判断する様になってます。

インフルエンサーの単価

なので、インフルエンサーである
YouTuberや、インスタグラマーにお金を出して
PRしてもらってます。

この単価はここ数年でかなり高騰してると思います。
人気YouTuberになると、数百万以上します。
（単価はあえて伏せておきます。）

インフルエンサーマーケはソシャゲで良く使われてました。
相性がよかったのでしょうね。
そこから効果を知った食品や玩具と言ったメーカーも
この手法を良く使う様になってます。

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単価では無く、効果で判断すべき

今回は「単価」に注目されてますが、
50万は相場かちょい高いくらいだと思います。

20万人のフォロワーなので、
単純計算20万インプレッションは見込めるでしょう。
CPVは2.5円

そこから1割の人が京都市について調べたとして
CPCは25円（ざっくり計算）

さらにそこから1割の人が京都市に足を運んだとしたら
CPIは250円（ざっくり計算）

1人あたり250円で京都市に来てくれたのなら
効果としては良いんじゃないでしょうか？

まとめ

京都市が今回やった事は
ステマに近い事は問題になっても良いと思います。
でも、単価が問題なのだとしたら、
そこまで悪い事ではないと思います！

ヤフーのまとめ記事のタイトルが悪いと思います。
誤解を与える書き方としか思えない。
メディアって怖いなと思いましたね。

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