46戦目 1997年3月22日
練習場所なんてどこにもなくて、走るか
深夜に公園や駐車場などでシャドーをする
のみの毎日でした。
既に試合して、マンション買えるほどの
金額をもらわぬまま、最低限の生活をして
いました。
今のように割安のコンビニなどがなかった時代、
格安の食材を購入して、飽きもせず、いや、
本当はうんざりするほどでしたが、でも、
そこは曲げてはいけないところだと思っていた
ので我慢を続けました。
そんな時です、駅前で後輩とすれ違いました。
「死にぞこない」に、記した通りです。
「篤史さん」
偶然駅で、 後輩に呼び止められたのです。
後輩の加村でした。
「チャイナロン、久しぶりじゃん」
加村でした。
呼び止められて、そういえば、と気になっていた
後輩のその後を訊ねました。
「あれ、篤史さん知らないんですか?」
何を?そう思って自らの予想もする前に
「死にましたよ」
加村は云いました。
ここから先は
678字
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/9791186/profile_6be9b2d36eb0251df5b881e8daa7dd74.jpeg?fit=bounds&format=jpeg&quality=85&width=330)
特にお得なことはないかもですが、でも、僕が
思うこと、感じたことなどを日日綴ります。
キックボクサーな日常と、立嶋な日常
¥300 / 月
100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…
これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。