尻取り日記「と」玉蜀黍

大好きです。

でも、今年の夏は1本も食べませんでした。

初めて足を運んだのは、翌月に延藤直樹戦を控えた
1995年夏になります。

ここ数年、妙高の山を登れていないのが不満ではあります。
来年は行けたらなと思うのですが、どうでしょう。

宿は山の中腹にあります。
都会にはもはや都市伝説になっていたポストウォーターや
ジョルトコーラが販売されていたことに驚きました。

自転車に乗って5km先のセブンイレブンに10分程度で
到着します。
ええ、猛烈な下り坂なのです。

そんな山を上り下りして備えました。

帰りがけに立ち寄ったのが最初です。
婆さんが路上で焼いて販売しているのを、そこらでは
よく見かけます。

夏の太陽に焼かれたアスファルトの上で漂う夏の匂いに
路上に設置したそれ用のテーブルで焼かれた玉蜀黍が
疲労で困憊しているこの腹に、食欲を遠慮なく出させる程の
匂いです。

その路上の匂いと、食欲を強烈に誘うその匂いに、リズムと
音程を整えようともしないセミの大合唱が、それだけでは
決してありません。

旨いのです。
吃驚する程旨かったのです。

玉蜀黍そのものなのか、味付けなのか、焼き加減なのかが
分かりません。
格別に旨いのです。
その玉蜀黍を買って帰り、茹でて焼いたのですが同じ味には
なりません。

婆さんはただ、醬油を刷毛で塗っただけのように見えましたが
同じようには出来ませんでした。

翌年、そのまた翌年も、旨さは変わらずでした。

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特にお得なことはないかもですが、でも、僕が 思うこと、感じたことなどを日日綴ります。

100戦してこれまでの減量や試合にまつわる客席からは 感じることのできないことなどを 綴れたらなと思います。 なんの参考にはならないけれ…

これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。