58戦目2000年6月20日


外国人と試合をするというのは意外と楽な気持ちで臨める
為、嫌いではありません。

結果で価値を問われる日本人との方がやり辛く感じます。
でも、タイ人以外の国の選手とは微妙な時期だったと
思います。
どれだけ強いのか分からないし、どう肩入れして見たらよいのか、
それはお客さんらも、だったと思います。

やる側としては、スタイルと気持ちの入れ方と、モチベーション
の保ち方を意識します。
そこら辺はこれまでの幾度か経験済みですが、でも、
初めての国の選手なので、謎が解決しないまま当日を
迎えました。

韓国の選手とはこれが最初で最後になります。
ラフなファイターのイメージが強いのは、中学時代からの
ボクシングのイメージだと思います。
でも、間違いではありませんでした。
頑丈なイメージも。

息子がまだ2歳になる前で、客席から僕を見つけると呼んで
しまうのです。
公表はしていませんでしたが、気づいている人も多かったと
思います。
そりゃそうです。


顔もそっくりです。
そして、僕のことを「アーシー」って幼児は呼ばないですから。
赤ん坊の声、通るのです。
試合しながら聞こえたこと、何度かあります。

幾度も踏み倒されて値踏みされて、続けていた頃です。
懐かしくない気持ちと懐かしい気持ちはドローにはなりません。
毎日、流山から春日部まで電車に乗って通っていました。

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360字

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これがなんのことやらか、ようやく 理解しました。 どうもです。 頑張ってホームラン打とうと 思います。