尻取り日記「り」リーバイス６６

古着が好きです。

ヴィンテージの衣類が好きです。
プレミアなんてなくたって、これぞというもの、大好きです。

然程詳しくはありませんが、でも、恰好いいと思います。
古着でも、価値はあっても自分が恰好いいと思わなければ
求めません。
くれるといっても、もらわないできました。

古着のヴィンテージ、そして、製造に拘ったレプリカや
同じかそれ以上に拘ったデニム業者のそれ、なんならそれらの
古着や、それの古着。
全部好きです。

レギュラーの、普通に市販されているそれらは寝かせるのが
好きです。
のちにデッドストックになるからです。

もしくは、それが珍しくなるまで大事に着古します。
リブがぼろくても、ダメージがあろうと、一点物の味が
そこにはあります。
僕はそこに恰好よさを感じ、好んで着て、大事にまた着ます。

２０歳の頃に買ったモナリザのTシャツ、アメ横で気に入って
買いました。
１０００円です。
安くても高くても死ぬまで身につけてやろうと思えることが
購入するか否かの判断基準です。
希少価値のある、高そうなそれを格安で手に入れることが
出来るのも古着の醍醐味です。