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2024/2/20~2/23の米国株投資の振り返り

*基本無料です。末尾の個別銘柄ポジションの項目のみペイウォールあり。


2024/2/20~2/23の振り返り

先週は特にNVDAの決算結果に投資家の注目が集まり、NVDAが主役の週だったと言えます。

決算発表前の2/20~2/21にはS&P500、ナスダックともに様子見ムードで小幅な値動きでした。NDVA自体は決算前の利益確定売りなどでむしろ下落していました。
しかし、2/21の引け後にNVDAが市場予想を上回る決算を発表すると、市場のムードは一転し、時間外でNVDAの株価は急騰しました。
この流れを引きつぎNVDAは2/22,2/23と堅調に上昇し、23日の取引時間中に時価総額2兆ドルを超え、788.17ドルで先週の取引を終えました。
半導体関連株などをはじめとしてハイテク関連株にも買いが入り、S&P500、ナスダックも週後半は堅調な値動きを示し、前の週の終値からS&P500は+1.7%,ナスダックは+1.4%の上昇となりました。

FRB議事録の公開も行われ、早期利下げの期待は後退したままですが、膠着状態にある金利よりも企業の決算に表れる実体経済の状況に投資家の注目が集まっています。
このことはNVDAのように好決算を出した銘柄が買われ、大きく上昇する流れにも表れています。

最後に年初来の各指数のリターンを確認しておきましょう。
グラフはNasdaq100(QQQ)、S&P500(VOO)および全世界株式(VT)の3つのETFについての年初来の株価推移になります。

年初来のQQQ、VOO、VTの推移

2023年末を100とした場合の2024年2月23日時点での各指数の値は:
①VOO:106.9
②QQQ:106.7
③VT:104.5

となっています。
先週はハイテク株が乱高下したこともあり、S&P500(VOO)がNasdaq100(QQQ)のリターンをわずかに上回りました。
やはりS&P500は安定感とリターンのバランスが取れているように感じます。
全世界株式(VT)は先週の下落局面の影響は少なく安定感はありますが、少しリターンが物足りない印象です。

先週の運用成績

先週の運用成績
評価額 102,985,372円
前週比 -385,826円(-0.4%)
年初来 +8,278,617円(+8.7%)

ポートフォリオ
米国株 100% (VTI 39%,個別株61%)

先週から方針は変わらず、フルインベストメントを継続しています。
VTIは安定した動きを見せ、前述した週後半の市場全体の上昇を取ることができました。
一方で週前半のNVDA決算前の利益確定売りに加えて、サイバーセキュリティー関連のPANWが2/20の決算発表後に大幅下落したことで、他のサイバーセキュリティー関連にも株価下落が波及し、個別株のパフォーマンスが悪化しました。
*これについては指数をアウトパフォームするためには許容しなければならない結果だと考えています。
そのため、ポートフォリオ全体のパフォーマンスは-0.4%と指数から劣後する形となりました。それでも何とか運用額1億円は維持しています。

今後の方針

NVDAの決算を境に市場も再び強気に転じており、生産性の向上を背景としたソフトランディングを織り込みつつ、株式市場は上昇を続けるという見方に変更はありません。

もちろん、今週も各企業の決算を注視していく必要がありますが、先週のような下落局面があれば押し目買いのチャンスと見て動いていきたいと考えています。

個別株については決算をクリアしたものに限りホールドを継続する方針に変わりありません。
この戦略は今回のNVDAでも功を奏しました。

NISA枠ではVTIの投資信託を月30万円購入し、新規の資金投入はこちらにすべて当てています。(変更なし)

*実際の投資判断については自己責任でお願いします。

現在のETF・個別銘柄のポジション・損益状況

記録用です。めくりたい人はどうぞ。(前の週からのポジション変更を含めたコメントもつけています。)

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