スプリット2で気になるビルド

運命の灰は当然のごとく、即座に、メチャクチャ、Nerfされました。
ステータスを25%減少、Passiveを30%減少はもう別アイテムです。
あんなのをそのまま実装したこと自体が間違いです。あれを見て強すぎると感じないRiotの調整班にちょっと失望しました。
パッチ実装後1日経って統計サイトの勝率が出始めてからTwitterで騒がれ始めてたのもなんだかなって感じでした。
逆にあのぶっ壊れをそのまま実装して、そういうゲームにならないかなと期待していたのも事実ですが。

本題の今スプリットで私が気になっているビルドについての雑感です。
マイナー気味の発想のものが多いです。


IE+ハリケーン Jinx

ハリケーンの矢のADスケールが40%から55%に大幅増加したことで、JinxのQ AA(ロケットランチャー)が3人以上の集団に当たった際の1人あたりの威力が198%ADから231%ADに増加。IEを積んでCritが出ればAA1発で1人あたり520%AD!(次パッチでIEはNerfされます)
古き良き(?)IE+RHビルドのJinxを使って敵5人をAA3発で溶かしたい。

新ナヴォリ Kog

現在のKog WはWを使用した瞬間からCDが発生する仕様なのでナヴォリを積んでW中に数回AAができれば常にW状態の隙のないKogになれます。Critはあまり活きませんがWのCDがなくなるという極大メリットを考えれば最強アイテムになりうる。

切り崩し WW、Garenなど

新切り崩しは言ってしまえば最後の慈悲と条件が完全に逆になっただけのルーン。ただし、切り崩しはHP60%ちょうどの敵にダメージを与えてもちゃんと効果がありますが、最後の慈悲でHP1%の敵にダメージを与えても余剰ダメージはゲームになんら影響を与えませんし、HPが100%側から0%に向かって減っていく都合上、実質的には切り崩しの方が若干適用範囲が広いと考えて良いです。
(ex.ダメージが敵最大HPの25%固定でHP100%から減っていくとすると、切り崩しは100%、75%の2回の時点で適用されるが、最後の慈悲は25%の1度のみ。%を変えても適用回数は切り崩しが多いか両者同じになる)
つまりスキルも何もないダミーを殴るだけの机上論では最後の慈悲よりも切り崩しの方が強いです。しかし問題なのは、このLoLというゲームには自身のHPが低い場合に強まる効果が多すぎるということ。IllaoiのPassiveなどの自身の減少HPに応じた回復はまさにその代表例で、そいつらを倒すために必要なのはHP100%から素早く低HPにする力ではなく、低HPから確実にトドメを刺す力です。というかそういう能力がなくとも普通は後者が必要です。
直感的にはゴミルーンだと思っていましたが、よく考えてみると有効に使えそうなChampがいくつか考えられます。敵のHPが減れば大幅に強くなる効果を持っているか、ある程度までHPを減らした敵に最後の慈悲が乗らないTrueダメージでトドメを刺すChampです。前者はWWで後者はGarenなどです。後者はついでにVelkozも思い付きましたけど、こいつについてまったく詳しくないので栄華のルーンページを選ぶのかどうか微妙なところです。

PD Garen

Garenでもう1つ。以前までのファントムダンサーはステータスこそGarenに相応しいものでしたが、効果の最大値を得るためには4回AAをしなければなりませんでした。GarenはメインのダメージソースがAAではないのにも関わらずASとCritを欲する歪んだChampです。今のPDはその歪んだ欲望をたった2600gで叶えてくれます。多分今回のPDの変更を1番喜んでいるChampはADC連中ではなくGarenです。

騎士の誓い

単純に強すぎるのでは…?
下書きを書いている間に即座にNerfされたのでやはり強すぎたようです。
ダメージ低減効果こそ上の切り崩しと同じ論で言えば若干Nerfされていましたが、今までは実質的にキャリーの喰らうダメージをタンクのHPで支払っていただけだったのが騎士の誓いを持ったタンク自身のAR/MRで軽減できることになり、肩代わりダメージが蚊が止まったレベルになりました。たったAR5を差し出してHreg100%を得たのも実質的に強化です。元が強すぎたのでNerf後も十分強そうです。
次のパッチではSupアイテムのセレスティアルオポジションの効果が肩代わりダメージで剥がれなくなるようですが、個人的にはSejuaniのPassiveも剥がれないようにして欲しいです。相性が悪すぎます。

終わりなき絶望

単純に強すぎるのでは…?その2
いくらなんでもこの強化は…。巧妙な賞金首狩りを積んだ時だけ強かったので巧妙がなくなるから巧妙なしで同じくらいのCDにしましたとかいう訳のわからない変更。なんで?個人的にCDが明けた瞬間に射程内に敵がいないと空打ちが発生してしまう仕様が気持ち悪すぎてあまり好きではないですけど、さすがに強すぎると思われる。

初手血剣Draven

ADCアイテムが軒並みシーズン10の頃の仕様になっていますが、その頃のDravenと言えば初手血剣でレーン番長になってました。血剣もまさしくシーズン10の仕様に戻っているので、コレクターなんて積んでいないで血剣のステータスの暴力で上から押さえつけるのが1番強いのは当然です。
Dravenも下書きの間にNerfされてしまいましたが次パッチでごめんねBuffが来るので蘇ることを期待しましょう。

エンチャンターSupが積むヴァーダントバリア

1700gに値下げされた際も思っていましたが、この値段ならヴァーダントバリア止めでPassive効果を目的にSupが積むのはありなのでは?
後衛が1番辛いのは不意のエンゲージやキャッチで捕まってスキルを使う間もなく落とされることなので、この値段でスペルシールドが得られるなら他のレジェンダリーを差し置いても買う場面はあると思います。
シーズン13と違ってミシックが存在しないので、ミシックPassiveを考えてレジェンダリーを完成させないといけないなんて縛りもなくなりましたしね。

バリアADC+ヒールSup(エンチャンター)

14.10ではサモナースペルにかなりの調整が入っており、ゴーストは大幅弱体化、クレンズとイグゾーストに関しても基本的に弱体化と捉えて良いでしょう。その中でバリアは大きく強化されており、イグナイトのダメージ量とほぼ変わらなかったシールドがおおよそ15%も大きくなっています。
ADCアイテムが大きく強化されたことも踏まえ、ADCを守ることを重要視したサモナースペル構成が強そうです。ヒールも使い心地レベルの話ではありますが強化されていますしね。

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