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【実体験】私が接触確認アプリ(COCOA)を使うのを止めた理由

9月6日に発生したことをきっかけに私は、接触確認アプリを使うのを止め、アインストールした。

■インストールしたきっかけ
インストール日は8月6日。バッテリーを消費しやすいとのことだったので、使用頻度が少ないiPhoneに導入した。感染対策の一貫であった。

■突然受け取った通知と不安
9月6日早朝、寝ぼけて確認したところ、「COVID-19にさらされた可能性があります。」という通知が一つ。目を疑った。けど、アプリを開き確認したら陽性者接触なし。現時点でも続いてるバグのようだ。ログを確認し、一致するキーが1つ以上あることから、陽性者接触があったと判断。
私はすぐに対応に動いたが、待っていたのは想像もよらぬ現実だった。

■理解がなかった身内と勤務先
・身内
その場で家族に報告したが、「なぜそんなアプリを入れたんだ」「勤務先には言うな」という言葉。すぐに、接触確認アプリに対する理解がないと判断。相談しても意味ないとわかった。そもそも、「勤務先に言うな」とはなんだろう。隠蔽を持ちかけられた? 悩んだすえ、仮にクラスターが発生したら責任が負えないと判断し、勤務先にも報告することとした。

・勤務先
接触確認アプリで通知を受け取ったこと。平熱だけど自覚症状として少し咳はあるがこのまま来てもいいか確認したところ、今週中は自宅待機指示が入った。勤怠も考慮していただけた。”ここまで”は、話が早くて助かった。

■勤務先との対応
最初はPCR検査の話があった。自費になることから経過観察の指示だったが、接触確認アプリで通知を受け取っていれば公費で受けれることを知った私は勤務先に報告したところ、受けるよう指示が発生。

■受診〜結果待ちまで
最短で検査を受けれる日・時間帯で予約をかけ、受診。唾液検査と血液採取があった。公費でも5000円でお釣りが来る費用がかかった。
受診後勤務先や関係各所にも報告。変わらず自宅待機の指示だったが、過去に私が見た記憶で、新型コロナウイルスにかかってしまった人が自宅に張り紙・いじめ等の嫌がらせや人権差別を受けてる記事等を見ていたため、もし陽性だったら私もそうなってしまうのか極度な不安になってしまった。接触確認アプリに対する認識がなかった身内へは相談することができず、会社からの連絡はほとんどなく、周りからのサポートがほぼない状態と理解した私はさらに極度な不安に陥ってしまった。このままではまずいと判断し、相談を受けてくれる場所に積極的に相談した。結果、あなたの行ったことは間違いないですよと親切に話してくれて、気休めになったが、私の心はそう簡単に元に戻ることはなかった。内心泣きっぱなしだった。うつ病と同じような状態に落ち込み、判断力も落ちた。ただ私は、保健所からの電話が来ないことだけを願った。

■結果報告を受けてから
ほぼ寝れずに迎えた結果報告日。午前5時にメールが届き、すぐ確認したところ、陰性であった。でも、落ち込んだ心はすぐ復活することがなかった。寝れなかった私は、公費で受けたためその足で結果報告を受けに再診し、勤務先へ報告。一緒に心身的に助けを求める相談もしたかったが、上手く伝えられなかった。10分以内で電話は終了し、休むよう指示があったため、このことをできるだけ緩和したかった私は思いっきり気分転換をし、出勤の指示があった翌週を待つこととなった。

■認識の相違があった勤務先
待機後の最初の出勤日。朝一で突然会議室に呼び出しがかかり、何かと思ったら怒られた。勤務先側は、私から下記の対応を期待していたみたいだ。
・詳細な状況報告
・体調報告
体調報告はメールで送っていたのだが、どうやらスルーされたとみて間違いない。冷静な判断ができてなかった中のうえ休むよう指示があったことをそのまま汲み取った私を裏切るかのような対応だった。頭に血が登り、上長の言うことは絶対だったこの中で、反論したいのを我慢した。泣きそうだった。約1時間説教が入り、すぐに本題の打ち合わせに入ったが、全くついていけず、それからずっとついていけない状態を引きずることとなった。

■医師の診断
このまま放置に流石はと思い病院を受診したところ抑うつ状態発生の言葉をもらい、否定はできなかった。現在、非定型抗精神病薬を服用しているが、外見から見て明るさを振る舞うだけでも精一杯な状況だ。

■結論
長文になってしまって申し訳ない。
ただの混乱の発生と周りからの信頼を失うだけになるので、入れないほうがいい。ということを伝えたかったためにこの文章を書いた。

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