トリゴリアトゥデイ 2019.8.27
?「すう・・・はあぁ、すう・・・はあぁ」
公衆の面前で後ろの女の子の服らしき布の匂いをかぐド変態の姿を、開幕戦スタディオオリンピコにいたティフォージは目撃したのだと言います。というのは冗談。ただし、ド変態は本当。
このおじさんは今から10数年前に中盤底でデ・ロッシとコンビを組み、ド変態なパスを通しまくったチリの英雄、ダヴィド・ピサーロなのです。ちなみに後ろの子は娘さんですね。
スタジアムの喝采にピサーロは「みんな俺がどれだけローマを気にかけているか知ってるはずズラ。今夜の歓迎を絶対に忘れないズラぜ」とコメントしました。
そんなローマレジェンドも観戦したセリエA開幕戦は、残念ながら引き分けで終わりました。
内容はおおむねポジティヴではあったものの、まともなディフェンダーが必要という問題点を再認識することになりました。マノラス役を必死にこなすファシオの隣で、ジェズスとマンチーニがフリーダムにマークを外して失点。これはいただけない。まだメルカートが開いていていたのは不幸中の幸いでしょう。
そこで浮上する様々な噂。当然メディアは、ペトラーキ人事部長の前の勤務先トリノからの引き抜きを試みるだろうと報道します。それに対して、同クラブのカイロ会長は「ローマはトリノの選手に触れることはできない。うちの選手と接触した場合、90万ユーロの罰金を支払う契約を書面でかわしているからね」とけん制のジャブを打ってきました。
以前、ローマのデジタルコンテンツ責任者は、ぼくにこう話してくれました。
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