見出し画像

抜毛症#9(市販の育毛剤について)ASPJ調査結果

この記事は私たちASPJが2021年8月に行った独自調査の集計結果をまとめたものです。調査は脱毛症、乏毛症、抜毛症の当事者、それぞれの症状のご家族に対してウェブによるアンケートを実施し、651人の方から回答がありました。

このNoteの記事では、症状ごとにデータをまとめてみなさんに還元していきたいと思います。今回は、調査にご協力くださった抜毛症当事者の方191名の属性をまとめています。調査の概要は下記のページでも紹介していますので、合わせてご覧いただけますと幸いです。

◆本記事内容
30.市販の育毛剤を使用したことはありますか?
31.市販の育毛剤の効果は感じられましたか。

2_抜毛症【当事者】(その他統合)_30

2_抜毛症【当事者】(その他統合)_31

◆当事者調査チームの感想
・気休めにすらなっていない
・薄毛治療とは違うものなので効果としては感じられない
・男性ものの育毛剤を使用していた自分も嫌だった
・メントールが含まれるものだと、抜いた後しみるが、ほてりが抑えられた
・残っている髪の毛に対して栄養を与えるという意味ではありかもしれない

画像3

メッセージ
ASPJでは「ちがうメガネをかけて物事を見るトレーニングをする」という方法をおすすめしています。
育毛剤も使い始めは「抜毛が治るように」「とにかく生えそろうように」という目的だったと思います。
自分の選択したものを希望通りに叶えていく事は容易ではありません。しかし、まずはその一歩を踏み出した自分を認めてあげる事「治そうとして頑張ったね」という労いをかけてあげて、次は「ちがうメガネ」をかけます。

「髪が生えるように」ではなく「セフルケアの一環、お手入れ時間」と目的を変えてみるのです。
『想い』のパワーがある事は私達は小さい頃に体験している事を思い出してみてください。転んでひざを擦りむいた時に、イタイイタイ!!と思っているところへ「痛いの、痛いの飛んでイケー!!」と友達や家族、先生などが言ってくれたことはありませんか?その時になぜかふっと痛みが和らいでいきます。 その感覚を思い出してくださいね。

意識のフォースを変える、物事の見え方のメガネをかけ替える。いい方は様々ありますが、ぜひご自身のしっくりくる「言葉」を持ち、切り替えるトレーニングを毎日の生活に取り入れてみてください。きっと違う景色、、違う体験が待っています。

どういうメガネをかけたらいいか分からない。そんな時はASPJにコンタクトしてくださいね♪公式LINEではご相談も受け付けています。


参考

髪がなくなる症状について 

実態調査の詳細はこちら
本件に対するお問い合わせはこちら
寄付はこちら

ASPJは特定非営利活動法人として活動しており、皆様のご寄付により運営しております。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?